長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/07/25

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「韓国で奇跡再び」 いつでも・すぐに・すこしでもの理由

「韓国で奇跡再び」 いつでも・すぐに・すこしでもの理由

朴槿恵さんの問題に沸いている韓国から、

長年のビジネスパートナーである趙さんが来日した。

彼は東京農業大学に留学をしていた経歴を持ち、

現在は日本と韓国の文化の橋渡しのビジネスをされている。

慌ただしい来日スケジュールだったけどなんとか調整をつけてくれ、

同い年(昭和53年生まれ)ということもあって、友人としても再開を喜んだ。


韓国でも大手企業で採用されることがマーケティングの上で重要な意味を持つそうだ。

韓国と言えば、

現代(ヒュンダイ)とかサムスンとかの名前が挙がると思うけれど、

なんと快挙なことに、そのヒュンダイグループの現代建設の現場に、

趙さんはドライテックを提案し現場を完成させた。

kannkoku (3).jpg

公園の舗装にランナーや子供にやさしいゴムチップを敷設するにあたって、

透水下地が要求され、各種性能に秀でているドライテックが施工された。

kannkoku (2).jpg

子供たちは地面がコンクリートではなくゴムだから、親御さんも安心していられるし、

晴れたらすぐに水たまりがないから遊ぶことだってできる。


なによりも、趙さんが撮影した動画が圧巻である。

韓国はコンクリート舗装の国だ。

日本はよく言われているけど、

たった5%

コンクリート舗装が全舗装に占める割合である。

一方、韓国は50%がコンクリート舗装といわれている。

韓国を訪ねた人はきっとそのコンクリート舗装の多さに驚くと思う。

市場がきちんとある。


趙さんによれば、強い手ごたえを感じているという。

これほどまでの透水性能を誇る競合製品は例がなく、

日本ほど厳しくない基準ということもあり、

もちろん、僕たちの協力が前提だということだけど、

韓国国内でデビュー戦を飾ったドライテックに寄せられる視線は熱い。


一方、もちろん、問題も多くある。

ドライテックが海を越えて、

韓国で日本と同じくらいあるいはそれ以上に普及するために。

ここでも問題(ボトルネック)になるのは、

「生コン屋」

だという。

日本も、韓国も、生コン屋は地産地消のご当地企業。

だから、とある地域で成功したとしても、別の地域で案件が発生すれば、

「1からスタート」

まるで、すごろくで最初に戻るような感じ。

新しい生コン屋との人間関係(信頼関係)構築がいちいち必要となる。


趙さんによれば、韓国も御多分にもれず生コン工場は、

保守的で閉鎖的

突然現れた青年に向けられる視線は厳しい。

「ドライテック?なんだか面倒くさそうだなあ」

となってしまい、非常に苦労をしているご様子がうかがわれた。

まるで、10年以上も前に日本で僕たちが経験したことと同じことが、

韓国でも起きてしまうとは。


10年先行している僕たちは改めて「恵まれている」と感じた。

今でこそ、日本全国どこに物件が出ても。

北海道から沖縄まで、どこで透水性コンクリートをご用命いただいても、

すぐに

どんなに小規模でも

供給できるようになっている。

当たり前にやれていることだけれど、よくよく考えてみると当たり前じゃない。

10年前は趙さん同様非常に困っていた。

うろうろ営業していると、ラッキーパンチで現場が決まったりする。


「いいね、透水性コンクリート。淡路島の現場よろしく」


こちとら、死ぬほど頑張って営業した現場なわけだから、

「了解しました。淡路島にお届けします!」

返事はすばらしい。

残念ながら、届ける実力はない。

淡路島にうちの工場はない。

なんでも言うことを聞いてくれる自分の工場がない場所での、

現場受注。

生コン工場に、はしごを外される連続。

少しずつこの経験を積み重ねることによって全国に生コン工場の仲間が増えていった。

6年前GNNという名前が付されて、現在97社のアライアンスになっている。


いつの間にか、全国に生コン工場の仲間ができた。

10年を振り返ると実に多くのことができたと感動する。

仲間たちと共有した時間のおかげで、

いつでもどこでも僕たちの価値が届けられるようになった。

10年て、すごい。


韓国には10年といわず、3年以内で同じかそれ以上の価値を創造してほしい。

とにかく、おめでとうございます。

日本よりも大きな市場で暴れまくってください。

今後も多少なりとも僕たちの経験が韓国のお役に立てられればと思っています。

趙さん、すばらしい快挙誠におめでとうございます。

大活躍、祈念しております。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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