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2021/02/21

「2個1集約トレンドのソリューションRUSシステムとは?」FKG・RRCS

「2個1集約トレンドのソリューションRUSシステムとは?」FKG・RRCS

RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)のご縁でお話を伺うことのできた熊本県の福岡建設合材(FKG)のRUSシステムは地元発電所やゴミ焼却場で発生する焼却灰の受け入れと再生利用のパッケージを生コン製造者むけに展開する環境先端テック。RUSシステムについて。



生コン屋さんへの新事業提案RUSシステム

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https://www.fukuoka-gouzai.co.jp/rus/index.html



生コン業界がむかう2個1集約に伴う閉鎖プラントの利活用

いうまでもなく生コンの領域は急激に縮小している。

大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容する、そんな世界が求める文脈に、従来の拡大再生産を前提とした生コンの将来はない。

2個1集約。

かくいう僕たち長岡生コンクリートも20年近く前にパートナー野村マテリアルプロダクツ伊豆さくら工場とのジョイントベンチャーを経験している。

「もう、一つの街に2つも生コン工場要らないよね」

ほとんどあらゆる地域の生コンを取り巻く現場はそんな感じだ。

その際にも課題となった閉鎖するプラントのその後。

更地にするにもお金がかかるし、更地にしたところで買い手や借り手がつく保証はない。

伊豆さくら工場はセルフレベリング材というマテリアルの製造・出荷に生コンを製造しなくなったその設備の事業転換を図った。

爾来、今も高域で建築スラブ向けに製品を製造している。

2個1の成功事例と言っていい。


FKGもそんなソリューションを低迷を見通す生コン産業に提示しようとしている。

「生コン工場を資源循環型のハブ・要衝として捉える」

そんな生コンポータルの思い描く産業の再定義構想にも合致する。

ご当地のゴミ焼却場や発電所の燃えカス(灰)を生コンプラントが受け入れて(もちろん、有料で請け負う)、それをプラントで再利用可能なマテリアルに転換する。


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通常県外など長距離の処分場にまで処分するのに運ばれる焼却灰は地元の生コン工場に持ち込まれる。

その灰は特別なプロセスを経て路盤や盛土、埋め戻しなどの用途に利用可能なマテリアルに変換される。

その土地で発生した副産物は、生コン工場の手により付加価値を与えられ、その土地で循環する。

クローズドループ。

地産地消。

ストーリーとしては非常に立ったプロセスだ。

もちろん、閉鎖プラントだけでなく、生コン製造と並行して生産されることもできるだろう。

例えば、地方の生コン工場は深夜帯の時間帯は需要もなく操業を停止している。

その空き枠で上述のような製品の製造に取り組む。



FKGのRUSシステムの参考にスラモルを紹介

生コン工場の空き枠利用という面から金子コンクリートのスラモルを紹介した。

https://suramoru.kanecon.co.jp/

こちらも、副産物スラッジを原料としている。

生コン操業に伴い発生するこのスラッジを原料としてLSSのように流動性のある埋戻し材として利用する。

元々の生コン製造設備をほとんど流用することができるためコストが抑えられる。

パテントの使用料として金子コンクリートへ手数料や契約料の支払いが生じる。

非常に酷似したシステムだ。

焼却灰の受け入れをすることで収益が見込める一方、スラモルはスラッジを廃棄しなくとも良いため、数千万円規模ともなる産廃処理コストを抑え込める。

両者ともそのプロセスがしっかりと回転し始めれば生コン工場の収益構造を激変させる力を秘めている。



やっぱり、最後の最後は「出口」「用途」「市場」

とても綺麗な絵だ。

あとは、それがしっかりと循環を生み出すことが大切。

FKGがRRCSに加盟した理由はその循環を作り出すための市場整備の目的に他ならない。

生コン製造者はマーケティングやセリングという役割を持たない。

ただただ、製造することを要求される業態に「自ら頑張って出口(市場)を切り開いてください」は通らない論法だ。

それはドライテック16年の歴史から見ても絶対にそう。

生コン屋さんは市場を切り開くようにはできていないのだ。

循環するための仕組み・システムを構築しなければ、一向に絵は動き出さない。

例えば、現在生コンポータルではさも当たり前のように福岡駅前道路陥没事故で一躍有名となった(残渣式)流動化処理土を製造・出荷している。

10年以上前の事業ローンチしたばかりの時期にはまるで売れなかった。

時間をかけて生コン屋さんだてらに市場を開拓する努力を重ねたのだ。

無論、RUSシステムとて例外ではない。

システムそのものは時代の要請に正面から答える今時最先端。

さあ、この絵を動き出すためには何が必要か。

ドライテックにせよ、スラモルにせよ、流動化処理土、RUSシステム、CCU、etc。

全てに共通して言えることはまずはこうしたテックを市場と顧客に適切に認知してもらうこと。

そして、それを利用することをお願いベースではなくルールや枠組みでマストにすること。

アカデミアやゼネコン、生コン、ソリューション保有企業がシームレスに協同するRRCSに求められることはそんな枠組みづくり、環境整備。

引き続き、生コン屋さんを資源循環型社会のハブとして再定義しうる先端技術の登場をRRCSは待ち焦がれている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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