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2021/07/15

「いよいよ7月16日(金)はRRCS残コン座談会《どうやって減らそうとしていますか》」残コンリアル #3

「いよいよ7月16日(金)はRRCS残コン座談会《どうやって減らそうとしていますか》」残コンリアル #3

いよいよ明日7月16日(金)に迫ったRRCS残コン座談会に向けて各社プレゼンターが揃った。大切なのは個別技術のプロモーションではなく、「残コンとは何か」の位置付けを公に明示し、その上で個別技術を区分(分科会発足)してマニュアル・規格を整備すること。生コンポータルが紹介する2人目のプレゼンターはPUMP MAN齋藤敦志だ!



変化したくないのではなく、変化を強いられるのが嫌なだけ

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主題は「ポンプ・圧送業者にとっての残コン」に移る。

プレゼンターはPUMP MAN広報担当齋藤敦志だ。

⚫︎参考記事1: 【静岡】「ゼネコンの指定で無理やり使わせられる先行材ではダメだ」PUMPMAN・エコスル・Re-con ZERO Pump #2

⚫︎参考記事2: 【静岡】「現場で発生した残コンはきちんと費用をとって処理する」PUMPMAN・エコスル・Re-con ZERO Pump #3



なぜ、今も、問題だらけのモルタル0.5m3を現場は使い続けるのか?

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立てた問いはこうだ。

大量の廃棄物(残コン)を生み出す。

生コンの輸送効率に負荷を与える。

現場で大量のモルタルを取り扱うための余計な作業が発生している。

生コン車に戻すことで高所作業・危険作業が発生している。

コンプライアンスもグレー。

残コンが発生している。

なぜ、こうまで問題を孕んでいるのに、現場の人々はそのあり方を刷新しようとしないのか。

現場が悪いのか。


無論、これまでもいくつかのメーカーが先行材・誘導材・代替材の類をリリースしてきた。

我が国の草分けプロダクトとしてはケミウス・ジャパンのスリックパワー。

最近では、PUMP MANがリリースしたエコスルシリーズ。

モルタル0.5m3に対して、いずれのプロダクトもごく少量、エコスルなどは140g、手のひらサイズのサイズで同様の先行機能を果たす。

プレゼンにもあるので詳細は割愛するが、これまでの負担・コストから比べても俄然付加価値が期待される各種プロダクト群。

なのに、現実・現場の景色は今もモルタル0.5m3

これを現場の怠慢として一蹴できるのか。

問題の根本はもっと奥の方にあるのではないか。



これまであらゆるメーカーは使用者ゼネコンの元に媚びへつらうような営業しかしてこなかった。

「ゼネコンさん、環境にも優しい、コストも安い、総合評価加点にも値する先行材を使いませんか?」

というわけだ。

頭の硬いゼネコンも、中には変わり物好きがいて、「じゃあ、それだけいうのなら使ってみようじゃあないか」(上から目線)となる。

大抵は本社の技術部とかスタッフ部門への営業活動だ。

で、そこから、組織内の階層で情報は伝達する。

現場からすれば、「本社の背広組がややこしいことを言ってやがる」とこうなる。

ただでさえ忙しい現場管理に余計な仕事を増やすんじゃねえ、と。

モチベーションがそんな状態であるわけだから、プロダクトが持つ理念の減衰も甚だしい。

いかに意義のあるプロダクト・活動であろうとも、現場からすれば「知ったこっちゃない」のだ。

超後ろ向きな現場所長なり担当者から出入りのポンプ屋に話が降りてくる。

ポンプ屋にとってもさらに「知ったこっちゃない」となる。

そもそも、モルタル0.5m3で事足りていたのだ。

使ったこともないややこしいなんとかっちゅうけったいな代物を大切なポンプの配管に通すのを嫌がる。

当然の心理だ。

あれこれ、理由をつけて、拒絶する。

そもそも、かなり安い金額でゼネコンとしてはポンプ屋に依頼をかけているわけだ。

それ以上にややこしいことに巻き込むには当然抵抗もあろう。

そもそもモルタル0.5m3でこと足りてるのに、何を今更新しいことをしなければならんのか。

誰しも「変化を強いられることが嫌」なのは真理だ。

僕だって嫌だ。

誰かの指図なんか受けたくない。


鍵は、主体性にある。



自分が決めたことなら誰だって最後まで責任を持って全うしようとするだろう。

「モルタルに代わって先行材というものがある。これを使ってみたい」と圧送業者が言い出す。

いわゆる「下から」上がってきた話なら、「可愛い」ため、ゼネコン職員も話は聞くだろう。

なに、随分安いじゃあないか。

モルタル0.5m3よりも安いだけじゃなく、面倒な作業もないようだ。

いつも安い金額で受注させている圧送業者の言うことだ。

ちゃんと聞いてやらないと気の毒。

そうか、そんなにまでして、それをやりたいのか。

わかった。

やろう。

ゼネコン担当者も首を縦に振る。

そこに本社の背広組の意向は関係ない。

現場がやろうって言ってんだから。

それが、全てだ。

変化したくないのではなく、変化を強いられるのが嫌なだけ

自分が変化しようと思うなら、人は積極的に変化しようとするのだ。

だから、RRCSの立場はそのやる気をリードももちろんだが鼓舞する必要があると僕は思う。

やろうとしている人たちを支える。

明日のプレゼンではそこまで踏み込んだ議論に到達するだろうか。

必見だ。

#4 に続く。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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