2021/08/01
「アイディアの泉! PUMP MANからリリースされるRe-con ZERO PUMP・ディープインパクト・ポラコンプランター他」

このところPUMP MANとの協業が深化している。現場で発生する残コンのリサイクルRe-con ZERO PUMP、ポンプホッパーでの固着コンクリートソリューション《ディープインパクト》には文字通り深い衝撃を受けた。そして、「1m3のドライテックが100万円で売れますよ」ポラコンプランターとは?
圧送残コンソリューションいよいよPUMP MANから!
それにしても毎回思うがPUMP MANの見せ方は実にクールで都会的だ。
世間の狭い田舎者特有の「俺が俺が」のエゴはなく、自分の評判のために友人を裏切ったり、嘘をついたり、スクショを使って他人の悪口を言ったり、来てくれたお客さんとの夕飯を割り勘にしたり、カラオケで自分だけ歌い続けたり、そんなケチな感じがまるでしない。
そんなPUMP MANからいよいよRe-con ZERO PUMPがリリースされることになった。
「いよいよ(Re-con ZERO Pump)売ることになりました。在庫買いに行かせてください」
そんなわけで、遊びに(笑)お越しいただいた。
今回はちょうど岡山の白石建設武南さんもご同席となった。
(実にハードな1週間のピークとなった汗)
PUMP MANの代表を務めておられる小澤さんはとにかく明るく礼儀を弁え現場を知っている人だ。
売れないポンプ屋(仮に福井県在住)は常に自分をスタート地点に「自分がどのように世間から思われるか」「自分がどれだけ得をするか」「どうやったら自分の名声が高まるか」ばかりを優先して考え、常に友人の信頼を失っている一方、売れるポンプ屋(仮に東京都在住)は現場・現実・現物、顧客の立場に立って、そのニーズに寄り添う姿勢を出発点としている。
だから、やることなすこと、クール。
かっこいい。
SNSでいいところばかりを見せびらかして、偽善者どもにたくさんいいねやコメントをもらって悦に入り、ダサくてカッコ悪いところはひた隠す。
そんなポンプ屋がいる一方、常に小澤さんは恥ずかしいところから何から全部曝け出し等身大で仲間と向き合っている。
だから、同業者・圧送業者からの信頼が篤い。
先行してリリースされているエコスルの売れ行きも好調のようだ。
そりゃ、圧送業者の心理にとことんたち、「たった140g」でモルタル0.5m3の代替をしてしまうプロダクトだ。
それを数百円で仕入れて、5,000円とか10,000円で生コン誘導を請け負う、そんなビジネスモデルを圧送業者に提案している。
エゴたっぷりでけったいなプロダクトの押し売りとは違う。
自社案件だけでしか使われていないのに「売れ行き絶好調です」と喧伝している偽物とはまるで違う。
比較する方が失礼だ。
そんな小澤さんは本当にアイディアマンでいつも感心している。
そして、またしても文字通りディープに衝撃を受けたのが、この製品。
コンクリートポンプ用ディープインパクト(スライディングはつり棒)。
現場を知っている人ならわかる。
夏場ホッパー内で固結したコンクリートのはつりは結構強敵だ。
そのソリューション。
PUMP MAN小澤さん自ら実演するポンプホッパー専用コンクリートスライディング式はつり棒は業界に文字通りディープインパクトを起こすことだろう
これ、わかるだろうか。
固結しているコンクリートをスライディング式で先端のピッカーで砕いている。
夏場ポンプ圧送が終わった後ガチガチに固結したホッパー内のコンクリートのはつりに苦しんでいるオペレーターを見たことがあるのではないか。
そんな人の気持ちに寄り添った見事なプロダクト。
25,000円(税込)で販売が始まるという。
バズるんじゃないだろうか。
「ドライテックを100万円/m3で売る方法を思い付いちゃいました」
さらに、そのアイディアの泉は止まらない。
セレブがこよなく愛するセレクトショップに置かれていた非売品の写真だという。
そう。
みなさんご存知ドライテック同様ポーラスコンクリートを原料としたプランター(鉢植え)。
よく、「単位をずらす」ことによって付加価値・値頃感が激変することはある。
生コン(15,000/m3)をホームセンターで売っているようなkg単位に置き換えてみると、10円以下/kgになるという驚愕の事実。
ペットボトルの水より安い。
袋詰めのインスタンコンクリートは安いものでも数十円。
ドライテックとて余れば残コンとなり勿体無いことに処分(再利用)されている。
そのポラコンを原料にしてこのおしゃれでクールなプランターを製造して販売すれば桁違いに高額なプロダクトに変容する。
「1個10,000円で売っててもおかしくない」その意見に僕も納得した。
1m3で100個以上作れるから、「100万円/m3で売れるドライテック」は言葉通りだ。
そのための型枠の製造もすでにご依頼いただいた。
恐るべしポラコンプランター。
今後の協業の可能性が計り知れない。
それにしても小澤さんとの協業が深化してこっち何もかもが順調に流れ始めているように感じる。
あんまり褒め倒すのもどうかと思うが彼は本質を常に見つめているように思う。
世間一般からすると決してお行儀がいいというタイプではない。
はっきり言って真逆かもしれない笑。
でも、既存の世の中の誰かが決めたルールを丸呑みしない、ということなのだと思う。
目が曇っていないのだ。
常に本質を見つめる。
世の中のリアルな循環を読む。
今、この瞬間、何が求められているのかを知る鋭い感性の持ち主なのかもしれない。
今回のアイディアはほんの一部で、そんな感性を持っている商売の勘所をきちんと抑えている人物だから、やっぱりドライテックもいとも簡単に売れていく。
系列子会社のオリジナルガーデンさんはドライテックの上得意。
昨日もなんと90m3の引き合いを頂戴したばかりだ。
こういう人物と接していると自分もきちんと物事の本質を眺める感性を失っていないだろうかと注意するようになる。
他人の言ってることに或いは世間のお決まりの常識を何も考えずに丸呑みにしていないだろうか、と。
「アイディアの泉! PUMP MANからリリースされるRe-con ZERO Pump・ディープインパクト・ポラコンプランター他」
今後の活躍に注目だ。
宮本充也