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2020/09/18

「《卒fit》時代の救世主はなんと残コン?!」家庭用蓄電池

「《卒fit》時代の救世主はなんと残コン?!」家庭用蓄電池

にわかに協業が始まろうとしているのはクリーンエネルギー事業者と生コン産業。産業と産業の間にある壁に穴を開けてみる。風を通してみる。すると生まれる付加価値。残コンはもうゴミじゃ無い。都市鉱山だ。



卒fit時代は家庭用蓄電池の時代。そして、残コンの時代。

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ふって湧いたプロジェクト、ソーラー事業者との協業。

⚫︎参考記事: 「《ソーラー》事業者と《残コン》がつながることで生まれる資源循環型社会」クリーンエネルギー・副産物利用

生コン屋さんを苦しめている残コンが蓄電池やソーラーパネルの基礎に流用できたりしない?

エンジニアの中津川さんからの突然のDM。

関係者を交えたZOOMによるミーティングで、「そんじゃ会ってみましょうか」といういつものノリ。

とりあえず、会いましょう。

発電事業者と生コン屋の会合の場所はこのほど新プラントが完成した兵庫県の泰慶生コンとなった。


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泰慶生コンではbeton blockという特殊型枠を用いて全国統一規格の残コンブロックを展開している。

今回の目的は中津川さんにまずは「生コンて何?」というところから、「生コンの課題《残コン》について理解してもらう」というもの。

そもそもが世間に全く知られていない生コン産業のさらに辺境での出来事《残コン》。

そんなマニアックな話題であるにもかかわらずわざわざ滋賀県から兵庫にまで足を運んでもらい興味深く熱心に僕たちの話に耳を傾けてもらった。

しかも、出会った初日でそのまま飲み会というスムーズすぎる展開(笑。


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生まれたアイディアは生コン屋さんのこちらも廃棄物「試験済みテストピース」を家庭用蓄電池の基礎として流用できないか、というもの。


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家庭用蓄電池の基礎は現場でコンクリートを施工したり製品を取り付けたり「お金を払った」設置されている。

(出典:https://e-hidakaya.com/news/2652/)。


文字通り、「腐るほどある」テストピース。

生コン屋さんではその処分に地味に苦しむ。

例えば花壇の縁石とか用途は無いことはないが、毎日最低でも10本以上発生するこのテストピース。

「テストピース収納基礎用ボックス」なるものを開発すればそこにテストピースを所定の数量(要求される重さ)設置すれば終わり。

あとは治具で蓄電池を固定すれば風倒などから蓄電池を守ることができる。

従来はお金を払ってわざわざ買っていた、あるいは作っていたコンクリート基礎が実に簡単にできてしまう。



今話題の卒fitとは?

卒FITとは、FIT(固定価格買取制度)による電力の買取期間が満了した太陽光発電のことを指します。 となっています。 2009年にはじまった余剰電力買取制度(2012年にFIT(固定価格買取制度)に移行)の適用を受け、住宅用太陽光を設置した人は、2019年に卒FITを迎えることになります。

(出典:https://www.taiyo-co.jp/167619/


思い出しただろうか。

3.11の後に迎えたソーラーバブル。

固定価格買取制度。

あらゆる資産家たちが我こそはと乗り出した国のバラマキに群がったあの時代。

いよいよ昨年2019年に満了、つまりは卒fitを迎えた。

「逆ザヤ」

もはや家庭用ソーラーパネルで発電した電気を売ろうとしても、売電価格の底が割れてしまった電力市場では儲からないどころか逆ザヤとなってしまう。

そのため、家庭用ソーラーを設置した個人は逆に売電ではなく自家消費に向かおうとしている。

その時に求められるテクノロジー。

それが、家庭用蓄電池、という市場だそうだ。


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https://www.smartsolar.co.jp/smartchikuden/product/storage_battery/)。

これから家庭用蓄電池の市場は広がり続けるという。



そんな家庭用蓄電池の設置に先立ち施工者は生コン屋さんに立ち寄る。

テストピースを軽トラックやダンプに必要数量積載する。

ついでに他の工事用の生コン(からねり)やセメント、砂、砂利、その他資材を購入したっていいだろう。

設置される場所は戸建て住宅の外構。

そこにはカーポートやフェンス、そして我らが透水性コンクリートの需要がある。

「蓄電池が冠水してしまってはいかんので土間コンクリートを透水性コンクリートにしませんか?」

的な連携だって想像される。

ぱっと見ものすごく相性が良さげに見える発電事業者(蓄電池設置業)と生コン産業。

さらには、協業をしているエクステリア資材販売日本一のエクスショップ。

連携すればもしかしたら大きな市場が拓くかもしれない。

妙に盛り上がり飲み会が始まり、今は二日酔いの只中にある笑。



まあ、とにかく次はやるだけ。

やってみる。

やってみれば、何か障害が発生するだろう。

そしたら潰すだけ。

そのさきに生コン産業と発電事業者らとの新しい関係性、そして市場が生まれるのだろう。

すがさんじゃないけど、縦割り110番

壁や階層を壊してみると、新しいチャンスが生まれる。

僕たちはそのことを知っている。

今後も進捗をここに報告したいと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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