長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

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2020/09/03

「《ソーラー》事業者と《残コン》がつながることで生まれる資源循環型社会」クリーンエネルギー・副産物利用

「《ソーラー》事業者と《残コン》がつながることで生まれる資源循環型社会」クリーンエネルギー・副産物利用

ソーラー発電と残コンでピンとくる人いるだろうか?昨日始まった新プロジェクトはまさかのソーラー発電事業者と生コン工場のコラボレーション。ソーラーの困ったと、生コンの困ったが融合することで生まれるイノベーションの萌芽について。



問題 × 問題 = チャンス

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このところ全く面識のなかった方々と垂直的に物事が立ち上がることが多い。

なんと今回のプロジェクトパートナーはソーラー事業者

スマートソーラー株式会社(https://www.smartsolar.co.jp/)の中津川さんからご連絡をいただいたのはFacebookのメッセージから。

ソーラーパネルの基礎コンクリートに残コンブロックを流用できないだろうか?

単純な問い合わせが今市場として活性化を始めている残コンに出会う。

なんでもソーラーパネルの基礎コンクリートは小規模な場合わざわざ現場でドライコンクリートを捌いてチマチマと(それでいて重労働)型枠の中に詰められているという。

大人2人でやってもまあまあ時間がかかるという。

一方、そこそこの規模になると今度は金額が高くつき過ぎてしまって鋼材にとってかわられているそうだ。

僕たち生コン工場にとってはソーラー事業なんてほとんど絡みがない。

でも、さすがは「水の次に流通する材料」生コン。

そんなニッチな場所でも利用されていることに改めて感心する。


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こちらは家庭用蓄電池の基礎に用いられているコンクリートブロック

中津川さんによればこうしたコンクリートに残コンが用いることができれば「生コン屋さんが材料置き場」みたいに活用できるのではないかという着想。

一方の生コン工場。

毎日残コンは発生している。

それら大半は廃棄されている。

もちろん、無料ではない。

その都市鉱山にも例えられるその副産物(残コン)をソーラーパネルや蓄電池の基礎として再生利用する。

これまで、「捨てることによって大地を削り、汚し、蓋してきた」残コンに新たな役割を付される。

もちろん、この協業でこれまで「捨てて金取られる」だったものが「生み出し収益を得る」に生まれ変わる可能性があるのだ。


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我々生コン工場からすれば「この程度のコンクリートなら残コンで十分」とわかる。

そもそも基礎に求められる性能は「強度」ではなく「重さ」

現場から持ち戻される残コンは確かにまちまちバラバラではあるけれど、重さはおよそ変わらない。

パネル基礎や蓄電池基礎が要求する品質基準が明確になってさえいれば残コンだって品質管理は可能。

またしてもインターネット(そして企業関連携)は新しいつなぐことで新しい可能性を生み出した。



全国の生コン事業者とソーラー事業者を繋ぐ

どこか特定の場所で大量にブロックを製造するではない。

ソーラーパネルや蓄電池を設置する場所に最も近い生コン工場にも必ず残コンはある。

これまで壁と階層で互いに知り得なかった同士が協力し合う。

そして、付加価値が生まれる。

それは地産地消であり、最もCO2の発生が抑制されるあり方になる。

クリーンエネルギーソーラー発電の足元を支えるのは副産物残コン。

新たに何かを作るのではない。

資材循環型の実践。

高度なテクノロジーではなく、ただ単にこれまで出会えなかった同士が繋がるだけ。

言ってみれば、マッチング・出会い系。

そこに高度な理論は必要ない。

ただ、「知ってるだけ」。

まざまざとこの、「知ってるだけ」の威力を今回も感じさせられた。

「知られていないことは存在していないのと同じ」

またしても、この言葉を至言として肝に命じなければならないようだ。



次回は9月17日に「実際に生コン工場ってどんなもん?」ということで中津川さんが兵庫の泰慶生コンを訪ねる。

僕たち生コンにとってもソーラーパネルがどうなってんのか分からないように、ソーラー事業者にとっても生コンがどんなもんなのかわかりようがない。

それならば、まずは互いを理解し合うところから始めようということでリアルな面談となった。

振り返ってもこのところ出会いのほとんどはインターネットによるものだ。

そして、一つ大切なことに気づく。

ただただインターネットがあったからと言ってこの手の化学反応は起きようがない。

あなたや僕がインターネットで見出されるためには、必然性、あなたや僕である理由、強み、専門性、そうしたものがあってこそ、反応が起きるのだ。

なんの専門性も強みもない人にインターネットは何も届けてくれない。

化学のことを忘れてしまったがいわゆる「反応するための手」のようなものを僕たちが持っていなければこうした奇縁は生まれない。

とすれば、自ずとこれからも続けるべきことがわかる。

自分の専門分野、よって立つフィールド、そこでさらに自分自身を磨き続けるだけだ。

空っぽには何も起きないしやってこない。

努力しないものにチャンスが訪れないのはいつの時代も同じことっだ。

今日も仕事を頑張ろう。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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