長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「いつでも見学受付中!」残コンステーション、ソリューション開発

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2020/09/14

「一般の人たちの《生コン工場》見学も大歓迎しています!」

「一般の人たちの《生コン工場》見学も大歓迎しています!」

気をつけていても産業人は産業の常識から物事を考えてしまう。ふと立ち寄る生コンとは縁もゆかりもない異業種の人たちとの交流。生コンに携わる人同士の交流では気づけない生コンの価値に気付かされることも少なくない。「一般の人たちの生コン工場見学も大歓迎しています!」。



最終的な受益者はプロではなく素人(一般)

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※透水性コンクリートが水をぐんぐん吸収する様子に驚く森本さん(ベター・プレイス社長)。


週末を利用して友人たちが伊豆の生コン工場(生コンポータル)を訪ねてくれた。

彼らは未来経営塾(https://miraikeieijyuku.com/)という経営を学ぶ場で交流している異業種の人々。

金融、出版、家具、それぞれに全く異分野に関わる企業経営者たち。

つまり「生コンの素人」の人々がBtoB産業の生コンを訪ねる。

「経営」という視点では共通項を持つ仲間たちが異分野の各論・具体論「生コン」について理解を深める社会科見学。

一見こうした交流には成果が生まれない無意味なもののようにも思えるけれど参加した仲間たちはみんな口を揃えて、

「とても勉強になった」

「生コンがこんなに面白いものとは思わなかった」

とても楽しんでもらえたようだった。



所詮生コンの顧客(最終受益者)も世間一般の人々

我が国だけかもしれないけれど、生コンBtoBの直接的な顧客(お金を支払ってもらえる相手)も、BtoBとなる。

例えば、生コン組合や建材商社、地元建設業者など。

ただ、彼らもBtoB業態。

その先にB(法人)がたくさんあって、最終最後に一般人C(図書館や橋やダムの恩恵に預かる人々)に至る。

僕たちBは畢竟Cに至るまで分業して1つの価値(図書館や橋やダム)を作り上げているラインの1を担当する存在ということができる。


一方、70年以上もの歴史を誇る生コン産業はBtoBの歴史の中で内向きな発展を遂げてきた。

直接お金を払ってくださるのは一般人ではないことから、いつしか一般人の感覚を軽んじる姿勢が染み付いているのではないか。

「素人の戯言」

無論、生コンというテーマに関していえば素人よりもよほど時間と労力を割いてきた。

知識の上では圧倒して当たり前。

ただ、プロとしての経験や能力、知識量はひけらかすものではなく、形として社会(一般の人たちの集合体)に貢献するための手段であるべき。

その意味では常にその矛先として意識しなければならないのも「専門家ではない」一般の人たちにどのように貢献できるか。


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現場で使われることなく余って持ち返される「残コン」

生コン工場では「残コン」という副産物が発生していて、それらは処分するのに高額な経費負担を生コン工場に強いている。

そもそも生コンすら馴染みがないのに、その舞台裏の「残コン」など聞いたことがないはず。


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こうした副産物残コンは例えばこの写真のように型枠に投入され固められてから基礎や隔壁に用いられるブロックとして再利用されている。


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生コン工場内で一次保管されているこうしたブロックは顧客の求めに応じて販売されている。


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主に農家や建設会社などの材料置き場の隔壁や土留などの用途で定期的に出荷されている。

さらに、最近ではソーラーパネルの基礎コンクリートとしての再利用にも期待されている。

⚫︎参考記事: 「《ソーラー》事業者と《残コン》がつながることで生まれる資源循環型社会」クリーンエネルギー・副産物利用


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生コン工場を支える工場の職員の人と話をする機会は初めてのようで質問も途絶えない。


「生コンの副産物ってそんなに(数百万m3)発生してるんだ?」

「フードロスなんて目じゃないじゃん」

「全然知らなかった。何か僕にも貢献できることってないかな?」

「初めて見たけど、コンクリートの世界ってとても面白い」



一般人の見学も大歓迎!

低迷する生コン産業の辺境で苦しんできた。

収縮する産業構造のしわ寄せは常に辺境・底辺に寄せられる。

苦境を打破するために情報発信に努めている。

「知られていないことは存在していないのと同じ」

BtoBに従事して20年、残コンの問題もそうだけど、「知られていない」というたったこれだけのことがどれほど辺境・個人を苦しめてきたかを思い知らされてきた。

「知っているだけ」で差し伸べられる手がある。

何もしなければ、そんな助けの手はいつまでも僕たちには届かない。

今回来てくれた友人たちは日頃から親しくしている仲間たちだ。

そんな仲間たちにとっても「生コン」はまだまだ「セメントやモルタル、アスファルトと何が違うかわからない」程度のもの。

透水性コンクリート《ドライテック》をはじめとして、このところ増え始めた一般からの問い合わせ。

唯一できることは日々の地道な情報発信。

僕たちの価値を本当に届けなければならないのは、業界の権威や大企業ではなくどこにでもいる普通に暮らす普通の人々。

彼らが僕たちの価値の最終受益者。

生コンがそんな普通の人たちにとって馴染みの場所になりさえすれば。

僕たちの活躍のフィールドは縮小どころか拡大に転じるはずだ。

「生コン工場の見学。一般の人たちも大歓迎です」



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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