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2020/12/01

【徳島】「残コンを原料とした各種製品の製造の実践」松尾建材

【徳島】「残コンを原料とした各種製品の製造の実践」松尾建材

生コン界隈で変態といえば、おそらく10人いれば10人ともあの人のことを想起するに違いない。徳島、否、四国、否、日本が産んだ変態生コンパーソン松尾昭が率いる松尾建材では生コンのあらゆるテーマで一流を走り続けている。「残コンを原料とした各種製品の製造の実践」。



変態部屋では夜な夜な新技術が生み出されている

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有志らで組織されている残コンメッセンジャーグループ(生コン関係者で興味ある方はどなたでも参加OK)。

ここでは70名以上の生コン関係者が温度差はあれどそれぞれの立場における残コンの現場共有を行なっている。

先日、グループの空気が動いた。

そう、変態が動いたのだ。


「埋戻し材4.1t+処分する早強セメント1.5t+水適当 バックホウで混ぜ混ぜ 金曜朝打設 月曜日脱型」


何か不吉な便りを伝える電報のような入電に場がざわつく(と感じたのは僕だけではなかろう)。


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変態松尾昭社長が率いる松尾建材では残コンは全量再生利用されている。

まず、従来の方法であるブロック(土留め他)の原料として。

そして、それでも使いきれない残コンについてはRe-con ZERO EVOなどを用いて再生し、埋戻し材(写真)として建設現場に出荷されている。

もちろん、残コンの発生と出口のバランスは良好ではあるものの、時期によってはそれでも残コン再生材料の出荷がおぼつかないなんて時がある。

残コン再生の鉄則だが、出口(用途)は多様であるべき

ブロック一本足打法だと、ブロックの出荷が堅調でなければ、すぐに行き詰まる。

リサイクル砕石一本足も健全ではない。

あらゆる再生を工場に実装しておくことこそ、残コンをリスクではなくチャンスに変える。

その体現を松尾建材では見ることができる。



余った(早強)セメントの有効活用。

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このブロックは金曜日の朝に製造された生コンクリートで製造され月曜日に脱型(だっけい)されたもの。

きちんとした生コンで作られた製品のように見える。

これ、実は、現場で用いられることなく「捨てるばかり」になっていた副産物「だけ」で製造されたもの。


「埋戻し材4.1t+処分する早強セメント1.5t+水適当 バックホウで混ぜ混ぜ 金曜朝打設 月曜日脱型」


ここで変態からの入電が思い起こされる。

「(早強)セメントが余った。ならば、それを無駄にせず、残コン再生砕石と、水と、地面に掘った穴の中でガチャガチャかき混ぜてあげれば、生コンになるじゃん」

である。

もう一度、使えるじゃん。

だ。



不良在庫のセメントと残コンのコラボによる新しい事業分野

まだしっかり調べてないので明確ではないが、きっとセメントの不良在庫ってのは結構な数に登るはずだ。

「風邪をひく」

という表現があって、セメントは使用されることなく長期間在庫されると、大気中の水分と反応してしまい所用の性能を失う。

こうなると、製品としての販売はできない。

それらは、通常、どうなってるのだろう。

そこに、変態松尾のアイディアが重なる。

残コン(あるいは再生砕石)と混ぜて、ブロックとかJIS外品として、利用できる分野さえ見つけられれば捨てる必要ないじゃん、である。

興奮した。

そんな不良在庫のセメントは全国・全世界でどれほど発生しているのだろう。



3人よれば文殊の知恵。

1人で生み出されるアイディアなんか知れている。

今やインターネットと企業間連携で全国・全世界の辺境情報は瞬時に共有される時代だ。

国境も関係ない。

所属だってどうだっていい。

例えば、「残コン」というテーマひとつ取ったって、いろんな地域でいろんな試みがなされている。

そんな試みをシームレスに繋げ、RRCSのような公の団体が権威づけする。

規格としてオーソライズする。

辺境で生み出されたアイディアは瞬時に世界に統合される。

そんな時代に僕たちは生きている。

「残コンを原料とした各種製品の製造の実践」松尾建材

今日も、明日も、世界中の辺境の努力で生み出される知恵は全体に共有される。

それは、すぐに、あなたや僕が取り組むことのできる生きたアイディアなのだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

エクステリアプランナー(2級)

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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