長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

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2021/01/16

「コンクリートは環境も守る」木田組生コン鹿児島工場・残コンステーション見学会

「コンクリートは環境も守る」木田組生コン鹿児島工場・残コンステーション見学会

IWAシステム説明会終了。参加者は28名。スリット掃除、残渣回収、ふるい機による粒度調整は実演。残渣&生コン+IWAパウダーの混ぜ合わせは動画を流し説明。参加者は興味深く質問を下さり、IWAシステムの可能性について話される方も。今回の説明会で、少しでも生コン業界の悩みを解消するきっかけとなって頂ければと願っております。手取り足取り教えて下さった長岡生コンさんに、心から感謝致します。(前木場さん共有)。



生コン屋さんに関係ない?エシカル消費、SDGs、ESG投資

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コロナ禍でありながら、なんと28名もの見学者を集めた見学会。

主題は、木田組生コン鹿児島工場に実装されている残コンステーション(IWAシステム)。

現場から生コン工場に持ち戻されてくる残コンは従来廃棄物として、コンクリート塊、スラッジとして工場の外に排出され廃棄されている。

つまり、生コン工場は、大地を削って原料を得ているだけでなく、その大地を汚し、蓋しているのだ。

僕にとって残コンとの付き合いは20年以上となる。

もはや、ライフワーク。

腐れ縁と言ってもいいだろう。

いつしか志向し始めた、「大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート」

そんな、コンクリート産業。

残コンは20年、透水性コンクリートは16年。

たまたま偶然やってきたこれらの主題が、「エシカル消費」「SDGs」「ESG投資」という時代の文脈にマッチしている。

時代が追いついてきた。

誰にも見向きもされなかった20年前からすれば、「残コンステーションの見学会に28名もの見学者を集める」のは信じ難い。

完全ゼロエミッションを誇る木田組生コン鹿児島工場は廃棄物を一切出さないばかりか、それらを100%プロダクトとして市場に還元している。

クローズドループの生コン製造者だ。


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残コンステーションのキー設備スリット水槽ではコンクリートが付着した設備の洗浄した水(汚水)がためられ一昼夜かけてスリットの隙間から清水が滲出する。

そのことで、底部には脱水された残渣が沈澱する。

スリットを取り外し洗浄して残渣は当日の夕方まで天日乾燥され、当日の残コンとブレンドされRe-con ZERO EVO(MAPEI)と撹拌により強制脱水され砕石状に改質される。


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強制脱水された残コンと残渣はふるい機にかけられ粒度調整が行われて製品となる。

木田組生コンではこれまで無闇に廃棄され、大地を汚し、蓋してきた残コンはこうして完全にリサイクルされる。

生コン産業はBtoB。

70年以上の歴史を誇る産業だが、その視線は常に内向き産業内に注がれてきた。

口を開けていれば組合は仕事を振ってくれる。

上から降ってくる需要をただひたすら待っているだけ。

世間がプロダクトに何を求めているかなんて関係ない。

エシカル消費、SDGs、ESG投資なんか聞いたことないし関係ない、知ったこっちゃない。

横文字、知りません。

「自分、アナログ人間なので」

そんな雰囲気が立ち込めている業界にあって、木田組生コンは常に変化を志向する。

故佐藤専務と共に木田社長が生コンポータル(長岡さくら工場)を訪ねたのはほんの2年近く前の話だ。

⚫︎参考記事: 「会いたい人に会う。やりたいことをやる。自分で責任を取る」IT時代の有機的・目的志向型ネットワーク

互いに境遇も操業している土地もまるで異なる生コン製造者同士が知恵を出し合う。

ITと企業間連携はものづくりのパラダイムをがらり変えてしまったようだ。



コンクリートは環境も守る。

「コンクリートは人を守る」が同社のキャッチフレーズの木田組生コン公式Facebookに、「コンクリートは環境も守る」とあった。

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https://www.facebook.com/192207037537451/posts/3598174116940709/

いつもご指導ありがとうございます。
廃棄物への真摯な取り組みは今後の業界と環境に対して必要な取り組みだと思ってます。
今後もよろしくお願いします。

(木田社長から僕のFacebookに寄せられた心温まるコメント)。


「廃棄物への真摯な取り組みは今後の業界と環境に対して必要な取り組みだと思ってます」

一体、どれだけの生コンパーソンが、同様のことを思っているだろう。

無論、1人でも多い方がいいに決まっている。

木田さんや前木場さんのような生コン製造者だらけになる。

「水の次に流通している材料」生コンの底流にある文脈が一新する。

大地を削る、汚す、蓋する産業から、大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリートへの転換。

残コンステーションをはじめ、実際にはテクノロジーはある。

テクノロジーは飽和している。

なのに、未だ生コンは大地を削り、汚し、蓋している。

理由は自明。

産業に携わる1人でも多くの人の意識が変化し、産業の文脈が刷新される。

それ以外に、「大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート産業」への道はない。



BtoB生コン産業と言っても、社会の中の1産業。

世間、市場と顧客の要請は当然ながら無関係ではいられない。

組合がある、カルテルが認められている、そんなもの社会との無関係の理由にはならない。

環境変化に応じて変化しなければならない産業であるはずだ。

エシカル消費も、SDGsも、ESG投資だって、関係がある。

木田さんのように、同世代の同じ意識を持った生コンパーソンとなるべく接点を多く持ちたい。

幸運にも恵まれた木田さんとのこうした関係性を広げていきたい。

生コンポータルがなんらかの形でご縁のある生コン工場は現在500以上を数える。

今年中に全体3200工場の20%である640工場を突破する。

閾値はそこだと踏んでいる。

生コンポータルにとってドライテックや残コンステーションは、木田さんのような生コンパーソンとの接点を作ってくれる素晴らしいきっかけだ。

一歩一歩、一人一人、産業の意識・文脈を変えるために、1人でも多くの人たちとの連携が必要だ。

その先に、大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート産業

CO2を収容するコンクリート産業

そんな理想郷が立ち現れるはずだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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