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2021/03/06

「山梨からフジコンさん、ご来場いただきました!」残コンステーション

「山梨からフジコンさん、ご来場いただきました!」残コンステーション

コロナ禍1年間は人の行き来がほとんど止まってしまったが、いよいよ春を迎え再び往来が始まっている。「SBを計画してまして」「年寄り世代が引退し若手世代が台頭してきたので」。いろんな理由で当社を訪ねる生コン製造者の目的は残コンステーション視察。「山梨からフジコンさん、ご来場いただきました!」



次世代の残コン処理方法

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フジコン御一行様の残コンステーション視察。

生コンポータルの池上さんが応対している。

「昭和生まれはだめだよ」はフジコン高木社長のコメント。

それまでのやり方が深く刻み込まれてしまった年配世代はどれだけ説得しようともそれまでのやり方を変えようとしないという。

平成生まれの息子さんや若手世代の職員の皆さんを伴い富士山の向こう側から生コンポータルを尋ねた。

息子さんからはご丁寧にお名刺ご挨拶をいただいた。

なんとビジネスパーソン失格なことに僕は名刺を持っていなかった。

最近弛んでいる。

ZOOMとかオンラインでの打ち合わせばかりになってしまったため、名刺を持ち歩く習慣がなくなってしまった。

先日1級造園施工管理技士を見事にパスしたので、名刺に肩書きを記載して自慢したいところなのだが、世のトレンドは名刺という存在を過去のものにしようとしているようだ。

閑話休題。

なんでも、フジコンでは近くSB(プラントリニューアル)を予定しているという。

これまで通りの残コン処理(戻ってきた残コンを構内に薄く広げておいて翌朝重機で割ってコンガラとしてスラッジと一緒に産廃処分)を刷新したいというのが訪問の目的だ。

せっかくSBしても、そこから先も振動や粉塵、騒音を撒き散らす従来の残コン処理を続けていけば、あっという間に構内は汚れてしまうだろう。

それに、今時の若者が従来の残コン処理を喜んで作業するとは思えない。

聞くと高木社長はまめに生コンポータルをチェックしていただいているようで嬉しいことに残コンステーションをこれからの生コン工場における残コン処理のスタンダードとご評価いただいていたようだった。

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⚫︎参考記事: 「残コンスラッジ処理システムの全て」



フィルタープレスはもう絶滅すると主張する理由

プラント新設にフィルタープレスの設置はセットで捉えられてきたかもしれない。

事実ワールドオブコンクリートでも排水関係のスタンダードはトロンメルにフィルタープレスというスタイルを継承している。

一部イノベーションは起きているようだが、なぜ捨てるしか出口のないスラッジケーキを製造する設備に数千万単位のコストをかけるのか本当に意味がわからない。

さらに、フィルタープレスやトロンメルといった排水系統はよく故障する。

その度に生コン製造プロセスは断絶され出荷にも影響する。

修理に貴重な職員の時間が奪われる。

決して楽な作業ではない。

重労働だ。

ろ布だって消耗品だから交換が必要。

手間もコストも強いる。

これら一連のプロセスはただただゴミを作るためだけに行われる。

人の仕事の生産性はそのアウトプットがいかに社会の役に立つかで増減することはすでに知られている。

「ゴミ作るためだけに数千万円もかけて故障したフィルタープレスの修理をする」という仕事は拷問に近いのではないか。

一方、残コンステーションは電気や複雑な機械、消耗品を全く採用していない。

よって、故障がない。

洗い水や残水から取り出された残渣と当日の残コンをブレンドしてRe-con ZERO(IWA)で強制脱水、強制水和させることによって砂粒状の改質物を手に入れる。

無論、Re-con ZEROなど薬剤を使わずとも、翌日硬化したコンクリートをスラッジではなくコンクリートガラとして処分してもいいし、クラッシャーで砕いてふるうことによってリサイクル砕石にするでも構わない。

今回視察いただいたフジコン高木社長も「最先端の残コン処理方法」ととてもそのプロセスに興味をお寄せいただいた。

もう10年の歴史ある残コンステーション。

まだまだ改善も必要だし、これがゴールとは思っていないけれど、これまで運営に携わってきた全ての人たちの努力が報われた思いだ。



当社ではこの方式が始まって以来汚水も含めて一切産業廃棄物を場外に搬出していない。

5年前に当社も新しい土地を取得してプラントを新設した。

通常プラント設置にはセットで水質汚濁防止法に定められている特定施設の届出が必要となるが、汚水や産廃を発生させない当社プラントはその申請をしなくとも良いという県からの見解をいただいたほどだ。

おそらく、我が国広しといえども稀有な事例なのではないだろうか。

⚫︎参考記事: 「特定施設の届け出不要」

僕たちにとっては10年越しの当たり前になってはいるが、高木社長もまさかの読者だったという毎日ブログ3本6年目の情報発信により、ここにきてかなり大勢の生コン製造関係者の注目をいただくようになった。

手前味噌だが、これからの生コン製造のロールモデルになったのだと自負している。

やっぱり、働く人たちが楽な仕事環境がいいと思う。

これからを担う若手はぜひ納得いかないものを簡単に納得せず上司や先輩の言いなりにならないよう期待している。

残コン如きで苦しむのは仕事じゃない。

単なる怠慢だ。

クリエイティブな仕事をしよう。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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