長岡生コンクリート
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2021/03/13

【埼玉】「ものづくりと流通のパラダイムシフト」岡庭建材工業・芳賀建材・残コンステーション

【埼玉】「ものづくりと流通のパラダイムシフト」岡庭建材工業・芳賀建材・残コンステーション

残コンステーション(Re-con ZERO EVO)運用状況のデモンストレーション@岡庭建材(担当:江川常務)に東京都世田谷区にある敷地の狭い芳賀建材の芳賀社長、マルトシ産業戸石氏、前嶋氏、斉藤氏、太田博(商社)の小松原課長らが参加。(フェラーリさん共有)



敷地の狭い生コン工場の残コン

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埼玉県三郷市のミサト生コン(岡庭建材工業)はいわゆる都心部の敷地の狭い生コン工場。

この度同じく敷地の狭い生コン工場であらせられる芳賀建材たっての希望で残コンステーション運用状況視察(デモ)が開催された。

長閑な地方ではなかなか想像しにくい過酷な残コン事情があるのだろう。

長岡生コンクリートのそれとはまた趣の異なる独自の進化を遂げた残コンステーションは都市型生コン工場にとっての残コンに光を当てる。


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改質Before。

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バックホーやホイルローダーなどで攪拌することで薬剤を残痕に馴染ませる。

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改質After。

高分子による強制脱水と、急結材による強制水和で流動性を奪う。

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都市部の残コン事情

芳賀建材芳賀社長のコメント:

工場から捨て場までにスラッジをダンプで運んでるから問題になっている(スラッジから水が滴りながらアクアラインを走っている驚)。
そのため、残コンステーションに興味がある。
冬場だけに使うつもり。
ユンボがないため、ホイルローダでやってみる。


敷地が狭い。

田舎の生コン工場には山のようにスラッジケーキが堆積しているのを見かける。

一方、都心部の生コン製造者はそんなことしてたら工場が埋まってしまう。

戻ってきたら直ちに減容化させて(あるいは戻せないから現場から直に)捨て場まで搬出しなければならない。

のどかで敷地の広い静岡県伊豆地方で操業する長岡生コンにとってはちょっと想像しにくい。

そんな都心部で残コンステーションを運用されている岡庭建材工業の江川常務が当社を訪ねたのは一昨年の初夏のことだ。

⚫︎参考記事: 【埼玉】「翌日の状態、満足です。即採用したいです!」岡庭建材工業でも始まる【残コン】クローズドループ

長閑な長岡生コンの残コンステーションを見学して都心部にも適用可能な姿へと進化させたのは岡庭建材工業だ。

2年経った今もその環境における進化と成長(細胞分裂)を続けているようだ。

きっとこの姿は同様に敷地が狭い都心部の多くの生コン製造者にとって福音をもたらすのだと思う。



ものづくりと流通のパラダイムの変化を強く感じる。

以前は特定のメーカーが特定の需要家に対して、特定の用途をイメージしたプロダクトを販売していた。

取扱説明書なるものが必ずセットされていた。

「このプロダクトはこのように使うのです」

といった具合に使い方を押し付けていた。

それは、フィルタープレスやトロンメル、洗浄設備のあり方に象徴されている。

一方、ドライテックもそうだが、MAPEIの製造するRe-con ZERO EVOは当初MAPEIや当社らが想像していた使用方法からかけ離れた利用状況がなされている。

それは、MAPEIの作成したYouTube動画を見ても明らかだ。

MAPEI: Re-Con Zero - Returned Concrete with Zero Impact

https://youtu.be/LydwvET40VU

この、「ドラムの中の残コンに薬剤を直接投入」は非常に評判が悪かった。

これのせいで、残コンソリューション全般に悪いイメージが付き纏っていたくらいだ。

そこから、多くの生コンラストワンマイルに晒され運用方法は進化してきた。

発信した人たちが想像しなかった利用方法が確立された。

それは、「取扱説明書」から見事にはみ出て今もそれぞれの環境で進化し続けている。

芳賀建材で実装された後もその環境でそのあり方は進化していくことだろう。

ものづくりと流通のパラダイムは完全に変化したのだと思う。



このことは、インターネットと企業間連携が開いた新しい産業・流通構造に理由があるのだと思う。

従来の縦割り・階層型の集権的で上意下達の単純な経済モデルにあってはエネルギーの伝播は一方的だ。

上から下へ、下から上へという単純な軌跡を描く。

一方、インターネットと企業関連系が開いた新しい産業構造にあって人と企業、企業と企業はそれまでに考えられなかった結びつき方を始めた。

上から下へ、下から上へ、を超えて、縦横無尽にエネルギーは伝播する。

だから、特定のメーカーが特定の需要家へ、といった単純なモデルでは語ることの出来ないモノづくりと流通が生まれたのだろう。

振り返って分析すればなるほど納得できるのだが、これは結果論でしかなく今日も多くの産業人がそれぞれの意図でそれぞれに結びつき新しい世界をつくり続けている。

自己組織化された世界だ。

思い込み。

押し付け。

これからの世界にはそんなエゴは通用しない。

その上で僕たちものづくりのラストワンマイルに求められるのは世界が求めていること、そして自分自身の強み(自分だけの貢献)を見つめ、「やりたいようにやる」なのだと思う。

生コンラストワンマイルらが作り出す新しい常識は他人事ではなく全員が参加者であり全員に役割があるのだと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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