長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「いつでも見学受付中!」残コンステーション、ソリューション開発

  1. 建設現場における残コン対策:先行モルタル代替ページにリンクするボタン
  2. 建設現場における残コン対策:ホッパ内外の残コンページにリンクするボタン
  3. 生コン工場における残コン対策:残コン・残水・洗浄水ページにリンクするボタン

2021/06/02

【千葉】「北村コンクリート工業に学ぶ二次製品工場における残コンリサイクル」

【千葉】「北村コンクリート工業に学ぶ二次製品工場における残コンリサイクル」

量は少ないながらも、残コンは生コン工場だけのものではない。千葉県に本社工場を構える北村コンクリート工業ではそれまで150万円かかっていた処理コストをなんと30万円にまで圧縮することに成功したという。「北村コンクリート工業に学ぶ二次製品工場における残コンリサイクル」 。(フェラーリさん共有)



二次製品工場の残コン

(以下、現地を訪ねたフェラーリさんからの共有原文ママ)

リサイクルシステムの流れ:
プラントや設備の洗い水、二次製品の製造の時に発生する残コン(1日で2m3)を網が付いてる鉄筋の箱に入れて、水で洗う。砂とスラッジが下の箱に行って、砕石が網に残る。砕石をストック場に持って行って、もう一回洗って、二、三日に置いとく。砂が入った箱からスラッジを出して、砕石と同じようなプロセスでもう一度砂を洗って、ストック場に置いとく。二、三日たったらJis外品に再利用出来る。砕石も砂も。
残ったスラッジにRCZパウダー(A材125グラム、B材375グラム)とセメント(20キロ)をペーローダで混ぜる。現在だと出来た物を捨てる(トン1000+運賃)。今後、路盤材として売りたいと、ただでも。
このシステムにしてから処分代が150万円から30万円になりました/年に。RCZパウダーがシステムの小さな一部だけなのですが、リサイクルシステム的には素晴らしいだと思います。他の二次製品屋さんにも広げたいと言ってましたがそのネットワークがなくてもったいないですと。

8891C843-13EB-458B-8C86-982038602D46.jpeg

残コンから骨材を回収するための装置。

二次製品工場で発生する残コン(2m3/日)を手作業で洗浄し、スラッジ水と回収骨材にわけ、その後Re-con ZEROでスラッジ水は処理される。

https://youtu.be/syz5wvTX4ts

ニ次製品工場におけるRe-con ZEROを用いた残コン・スラッジリサイクルシステムの模様。同社では年間150万円かかっていた処分費を30万まで圧縮することに成功。

https://youtu.be/xv_9J9O7fUY

68FE470F-ECB3-43AF-B0D5-853AC5B55746.jpeg

砂、砂利などを回収されたスラッジ水にRe-con ZEROは投入・攪拌される。

F2ADB23F-04C9-4EA3-83A7-F1E1176A62DF.jpeg

液状だったものが個体状に改質されている。

70BB79E7-13F1-4D08-A7A1-4A22F11514A8.jpeg

同社ではこのシステムを実装してからというもの年間150万円かかっていた処理コストが5分の1の30万円にまで圧縮されたという。

改質されたスラッジを近隣の工事業者向けに埋め戻し材、あるいは整地用砕石などの用途で販売する計画が進んでいる。

そうなれば、夢の処理コスト0円もぐ〜んと現実味を帯びてくる。



他の二次製品屋さんにも広げたいと言ってましたがそのネットワークがなくてもったいないです

そういえば、北村さん、生コンポータルを以前訪れていた。

⚫︎参考記事: 「実際にアクションを起こすイノベーターとの協業」コンクリート製品

記録を見ればちょうど1年前のことだ。

こう考えるとブログという習慣は実に便利なものである。

当時何があったかをありありと思い出すことができるのだ。

あの時誰がどんなことを言っていたのか。

それは、数ヶ月、数年経って、その人の言っていたことが本当だったか嘘だったかを示す。

⚫︎参考記事: 「圧送業初の飛び級主任技士になりたい|GNNアカデミー」

本題とは全然関係ないが、こうした宣言も記録として永遠に残される。

その後本人はちゃっかり技士試験に転向したが、その理由は「事務員さんが願書を間違えて申し込んで、会場行ってみたらびっくり」だそうだ。

真相は不明だが、その点を突っ込みまくった白石建設武南さんは同氏からFacebookでブロックされたという。

やっぱり、人は体面を保ちたいし、かっこいいとこ見せたいし、その気持ちはわかるのだけど、ブログという記録は永遠に残る。

いつ生コンポータルを訪ね、どんな協業をし、いつ離反したかなど全て残っているのだ。

本物か偽物かは時間が教えてくれるという好例だ。

閑話休題。

1年前に突然「面白い!やってみよう!」という単純な動機付けで生コンポータルを訪ね、1年後にはそのきっかけをきちんと形にしていることも、ブログという記録ではありありと知ることができる。

北村さんは、本物だ。

「ネットワークがなくてもったいないです」

そんなふうにおっしゃる北村さん。

僕はその点については異議がある。

ネットワークなんかインターネットと企業間連携のこの時代簡単に生み出すことができる。

北村さんのように世界の片隅でイノベーションを起こしたその経験や知識は瞬時にインターネットと企業間連携で全体に統合することができる。

同じような人が同じような悩みを持っていたとしても、現代はすぐにソリューションを見つける異ことができ、残こんを解消することでもっとクリエイティブな時間に自分たち自身を投資することができる。



今回フェラーリさんの見学共有でもわかったことだが、残コンという問題はいちいちの規模はとても小さいということが本質なのだと思う。

全体として見れば数百万m3にも上りたとえ徳島県の年間総生産量をも凌駕する規模になる。

本来であれば世界が注目すべき大問題。

なのに、発生のいちいちが小規模。

環境負荷を計測しにくい。

正確な統計もない。

さらに、法的位置付けすら与えられていない。

だから、いちいちの世界の片隅でラストワンマイルを苦しめる。

尊厳を蹂躙する。

それでも、北村さんのように下を向かないラストワンマイルも多くはないにしても存在する。

そんなラストワンマイルがインターネットを通じて連携することできっと残コンは問題から機会へと変貌を遂げることだろう。

「北村コンクリート工業に学ぶ二次製品工場における残コンリサイクル」

生コンだけじゃない、建設現場や、製品工場などのように小規模でありながらも発生している残コンソリューションのこれからに注目したい。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

長岡生コンクリート
このページのトップへ

施工実績はこちら

お問い合わせはこちら