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2021/09/07

「今日から《廃棄物》に残コンが指定されたって【生コン】は何にも困らないんだよ? 【ゼネコン】はその辺の当事者意識持ってる?」

「今日から《廃棄物》に残コンが指定されたって【生コン】は何にも困らないんだよ? 【ゼネコン】はその辺の当事者意識持ってる?」

いよいよRRCSの残コン分科会が活況を呈している。昨日(2021/09/06)は金沢工業大学の宮里先生がリードする「オンサイト」のキックオフが開かれた。「現場で余ったその残コン、どうする?」いろんなアイディアが集まった。



そもそも論と極論で語る残コン

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これまで腫れ物であるかのように取り扱われてきた残コンの本質を僕は「そもそも論」「極論」で語ることが有益だと思っている。

どこにでもあるようなお行儀のいい、誰も傷つかない、そんなミーティングに価値はない。

本質をきちんと見つめる。

でなければ、いくら回を重ねようとも成果を上げることのない、価値のない会議に堕してしまう。


ようやく、ここまでこぎつけた。

見て見ぬふり、パワハラが横行していた建設・生コン産業にあって、色々まだ不満があったとしても、ここまで辿り着いたことは大きい。

やけを起こしてはならない。

せっかくここまできたのだ。

積み木崩しをしちゃいがちな僕ちんだが、ここはグッと堪えよう。

思うように物事が進まないからって、こんな暴言を吐いちゃダメだ。


「今日から《廃棄物》に残コンが指定されたって【生コン】は何にも困らないんだよ? 【ゼネコン】はその辺の当事者意識持ってる?」


わかってますか?

当事者(ゼネコン、工務店)の皆さん。

今日から残コンが廃棄物になったって、生コンは全然痛くも痒くもないんだよ?

「あ、余りましたね。廃棄物なんで、こちらに置いておきますね。どうぞ適切に処分ください」

生コン工場は生コンを製造してそれをゼネコン、工務店に納品するだけの存在だ。

産業廃棄物の収集運搬の許可を取る必要もない。

マニュフェストの交付を受ける存在でもない。

関係ありません。

関係あるのは、所有権をお持ちになられているゼネコン、あんたなんだよ?

と、こう、暴言を吐いてはならない。

グッと堪えろ。

そんなこと言っちゃったら、結局何もかもご破産で、結局作る人・使う人の良好な関係性が生まれることはない。

互いに押し付け合う。

これまでと全く同じになっちゃう。



そもそも論「なんで残コンが困るのか?」

残コンには「格」がない。

法治国家では法律に規定されなければ、それは何者かは誰にもわからない。

残土、コンクリート塊、こう言ったものは、きちんと条文にその定義を示されている。

一方、実際に現場で発生して、みんな困っているのにも関わらず、「残コン」はどの条文にも規定されていない。

それが、産業廃棄物なのか、資源なのか、誰もそのことについて明確な基準を持たない。

だから、「怖い」。

結果、現場は混乱する。

これが、残コンの「そもそも論」。

だから、その定義をきちんと明確にしなくてはならない。

これは、RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)に課された使命だ。

そして、それは、無論時間のかかることだ。

その日がやってくるまで僕たち当事者は指を加えて待ってるわけにはいかない。

何か、ことを起こさなければならない。

「誰にとってもバッドエンドは残コンが産業廃棄物と認定されること」

異論はないと思う。

仮に産廃となれば最も自然な定義は「汚泥」「ヘドロ」となるだろう。

まだ流動性を帯びている生コンクリートのことだ。

仮に汚泥としてされてしまえばそれはコンクリート塊を処分する費用の10倍オーダー。

そんなの、誰にとっても嬉しいことじゃない。

特に、ゼネコンにとってね。

で、「今日から《廃棄物》に残コンが指定されたって【生コン】は何にも困らないんだよ? 【ゼネコン】はその辺の当事者意識持ってる?」と暴言を吐くこともできないわけじゃない。

体力のあるゼネコンは別にどうだっていい。

金を払って苦しめば、それでいい。

ただ、もしも、そんなことになってしまったら、ラストワンマイルで0.5m3とか1m3とかの生コンを購入してせっせと現場で仕事をしている施工業者にとって致命的なダメージを与えることになる。

そんな弱いものいじめに加担してはならない。

弱いものいじめはゼネコン→生コンだけでたくさんだ。

さあ、その、「何が何だかわからない残コン」を前提として今、僕たちには、いったいどんな手段が考えられるだろうか。

残コンソリューションの技術、安全性を語る前に、僕が提案したいのは、「商流」「商慣習」の部分だ。

仮にそれ(残コン)が廃棄物になったとしても、大丈夫な商流。

「所有権が移転しゼネコンのものになったその残コンをプロダクトとして生コンが買い戻す」

言葉にしたら非常に簡単だが、これは誰もが安心するようなあり方なのではないだろうか。

生コンからゼネコンに残コンソリューション(プロダクト)を販売する。

生コンの協力を得て例えば団粒化などの方策を講じた上で生コンではない「何か」、それもきちんと用途が想定される「何か」に変える。

その何かを生コンは「買う」。

何者かがわからない、廃棄物であるかもしれない潜在性を秘めた、「何か」ではなく、明確な用途が示された「何か」をゼネコンから生コンが「買う」。

これまでと、ほぼほぼやってることは同じなのだけれど、この考え方で物事を捉え直すことで残コンはリスクではなくチャンスに変質する。



極論「JISとかJASS5などルールにこだわる必要なし!」

だいたい、いまだに型枠の中に先行モルタルぶっ込んでる地域がある。

だいたい、とある地方では「あいづみ」と言って、モルタル0.5m3と生コンを1台の生コン車でドラムを止めて運んで、打設している現場がある。

「今はそんなことないと信じたい」

現実を申し上げます。

「あります、いまだに、あるんです」

いまだに、「冷や飯」と言って、どこかの現場で余った残コンをまた別の現場に納品するようなことが横行しているんです。

良くも悪くも大企業、大組織で守られている人にはわからないリアルが残コン周辺には蟠っている。

そんなに綺麗な話じゃない。

スマートそうに議論するようなことじゃない。

ラストワンマイルではガチで人が傷ついている。

尊厳を蹂躙されている。

その前提に立った上で、僕はこうも思う。

スマートにルールにお行儀よくなんてしなくたっていい、と。

極論だが、例えば宮崎県工業組合とか、大阪兵庫生コンクリート工業組合が、ある日突然、加盟工場全社で「JIS A 5308を返上します。JIS外品しか出せません」と宣言してしまったらどうなるだろうか。

JISだJASSだへったくれを言ってるゆとりは消滅する。

「型枠に先行モルタル打ち込んじゃありません」

とか、悠長なことを言ってられなくなるわけだ。

だいたい、誰もが知ってるように、1:3モルタルを型枠にぶっ込んだって、致命的な問題に発展するようなことにはならないことは誰だってわかる。

現場のややこしい現実は知らんぷりで勝手に降ってくるルールのつけは常にラストワンマイルに及ぶ。

その処理、処分、残コンに苦しんでるのは、ゼネコン職員でも発注機関でも、アカデミアでもない。

生コン工場、圧送業者、ラストワンマイルなのだ。



やけを起こしちゃダメだ。

僕の役割は、「今日から《廃棄物》に残コンが指定されたって【生コン】は何にも困らないんだよ? 【ゼネコン】はその辺の当事者意識持ってる?」と暴言を吐くことじゃない。

現場の現実をきちんとRRCS分科会の場所で全てのセクターに共有することだ。

辺境で流通しているプロダクトやサービスを共有すること。

暴言は、仮の話のブログとしてだけにとどめておこう。

しかし、むしゃくしゃすることってある。

偽善者ヅラしてるけど全然現場のことを理解していない人が多い。

常に上から目線とかもまじでムカつく。

ただ、グッと堪えよう。

残コンがきちんとその定義を獲得し、誰にとっても負担のない、ストレスのない存在にするために。

この建設・生コン産業から「パワハラ」「いじめ」を撲滅するために。

尊厳を取り戻すために。

やけを起こさず頑張ろう。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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