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2021/10/16

【山形】「残コン当事者たちがミツワ生コンに集まって激論を交わしました」残コンブロック・リサイクル認定

【山形】「残コン当事者たちがミツワ生コンに集まって激論を交わしました」残コンブロック・リサイクル認定

以前紹介したように、山形県では47都道府県に先駆けて残コン由来のコンクリートブロックが県のリサイクル認定商品の登録を受けた。それに応じて全国各地から残コン猛者が集う。



残コンブロック県の認定

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⚫︎参考記事: 《日本初》「残コンを用いたコンクリート製品(ブロック)が県のお墨付き(リサイクル認定)をいただきました」みつわ生コン

生コン業界初の大事件「残コンブロックリサイクル認定登録」の報に駆けつけたのはこちらのメンバー。

茨城県からは大里ブロック工業大里社長。

宮崎県県からは木田組生コングループの木田社長と宮崎県工業組合の小八重さん。

そして、静岡県の長岡生コンクリートからは池上さん。

僕を含めた各地の残コン猛者5名が残コンの歴史に金字塔を打ち立てたミツワ生コンの赤塚社長、山川工場長、そして岡崎さんにその偉大なる足跡を伺いに駆けつけたのだった。



山形県はきちんとこの価値を普及させる力があるだろうか?

この快挙とも言える、リサイクル認定への登録までの経緯を聞いていて。

そして、木田さんや大里さんから共有されるそれぞれの地域の現実を伺っていて。

果たして、この快挙を山形県は普及させることができるだろうか、ふと昔を思い出してしまった。


役所は縦割りだ。

めっちゃ階層構造で、職員は全員「上」ばかりを見ている。

また、今回の窓口は「環境」に関するセクションで、プロダクトは実際には「建設」に関わる部署が発注業務を行うだろう。

振り返れば嫌な思い出をたくさん思い出す。


「営業ご挨拶に伺いました」


まだ駆け出しだった20代の僕はほとんど相手にされず門前払い。

何度もしつこく訪問を繰り返していたのだが、名刺はゴミ箱にポイだった。

目の前で。

そんな職員は例えば伝手を辿ってコンサルに天下りしている県のOBと同行訪問すると手のひらを返したような態度だった。

みんな、上の方ばかりを見ている。


多少営業スキルが上がってきて、ある程度話を聞いてもらえるようになった。

「〜〜っていう制度があるので、そちらを検討して見ては?」

「うちではなくて、〜〜課に相談してみてはいかがでしょう」

いわゆる、たらい回しってやつも何度も経験している。

そして、嫌な思い出を思い出してしまった。

そういえば、生コンポータル(長岡生コンクリート)も以前静岡県のリサイクル認定制度に申請し登録したことがある。

結果、全く売れてません。

その制度のおかげで「売れる」(社会実装される)ということで登録したのに、その実全く売れないのです。

静岡県のそのセクションがポンコツだったのかもしれないが、職員は「上」ばかりをみて「やったこと」が重要。

その事実だけが重要で、その後売れてるとか売れてないとかには関心がない。

ただし、「やることになっているから」その後の状況報告(その後売れてるかどうか)をこちらに求めてくる。

「売れてねえよ」

「役立たずの制度だよ」

としか言いようがない。

まあ、報告を求めるメールなど無視してるけど。


相手はそんな役所だ。

思いっきりネガティブな話を冒頭から書いてしまっているが、まずは現実を直視しなければならない。

宮崎県も茨城県も、だいたい現実は同じのようだった。

彼らは「上」あるいは「自分の出世」のことしか見ていない。

聞こえのいい、環境とか循環って名前のついた事業をやっていれば、「やってる感」は出せる。

それでいいのだ。

減点法で評価される彼らにとって何か大志を抱くようなことは求めてはいけない。

ハリボテのSDGs。

偽物のESG。

偽善者上等。

それで十分。


「アドバルーンをあげる。まずは、名乗りを上げる。今はそれだけで十分」

こう語るのは赤塚社長。

確かにその通りだと思う。

大いなる第一歩であることは間違いない。

憂いて何もしないってことは結局それは小役人と一緒ってことだ。

僕たちラストワンマイルはそんな現実を直視し行動を起こさなければならない。

山形県はどうだろうか?

聞けば、最初は全く暖簾に腕押しだったようだ。

担当者とはそんなもんだ。

その程度のことには驚かない。

とある方面の人物を頼ってその上でもう一度同じ担当者に頼んだところ態度が急変していたという。

まあ、これも、想定の内。

その後、ミツワ生コン総力でリサイクル認定取得に立ち向かった。

そして、結果、なんとかその成果をもぎ取った。


「認定品を利用することで評価されるような発注の仕組みってあるんすかね?例えばインセンティブとか」

ないそうだ。

建設に関する発注は環境マターではなく建設マター。

そこには壁がある。

ちっぽけな仕組みだ。

まあ、いい。

諦めずに、今回のように、それぞれの地域でそれぞれのラストワンマイルが情報共有をしながら少しずつ努力を重ねていけばいい。

そのうちブレイクスルーは到来するかも。



RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)が発足し1年が経過しそしてスーパーゼネコン鹿島が参画した。

これで参加企業100社が見えてきた。

それは、残コンを取り巻くあらゆるセクターがシームレスに関わり合うプラットフォーム。

そこにはアカデミアがいる。

発注機関(例えば、環境省・経産省・国交省)とのパイプや関わりもある。

そして、もちろん、僕たち現場ラストワンマイル。

実際に残コンに苦しんでいる当事者もいる。

まずは、自分たちラストワンマイルが声を上げ行動に移し発信していく。

仲間は増えてきた。

「当たり前のことが当たり前に行われるように」

公共事業で用いられるブロックや土留め資材に残コンが用いられる方が「いいに決まっている」。

「いいに決まっている」ことが、そのようにはなっていない現実が目の前にある。

では、その現実を変えるしかない。

情報共有による製造・施工・消費ラストワンマイル創発はきっとそんな当たり前を当たり前にしていくことになるだろう。

重ねまして、今回僕たちを受け入れてくださったミツワ生コンご一同の皆様には心より御礼を申し上げます。

素晴らしい快挙、誠におめでとうございます。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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