長岡生コンクリート
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2021/08/14

《ゼネコンに告ぐ》「余らせたその残コン買って差し上げましょうか?」残コンキラー・PUMP MAN

《ゼネコンに告ぐ》「余らせたその残コン買って差し上げましょうか?」残コンキラー・PUMP MAN

時事刻々と残コン周辺のテック開発は広がりを見せている。PUMP MANからリリースされた現場残コン改質材は名前をRe-con ZERO PUMP改め、「残コンキラー」と命名された(商標出願済み)。どうしても発生してしまう残コンの責任の所在はゼネコンとなる。負担するだけではない。ちゃんと処理したゼネコンからなら僕たちそれを買って差し上げることができる。



残コンを売ってください

Re-con zero pump 改め 残コンキラー 作業風景

https://youtu.be/-9L-WziJfbU

改質材を投入してブレードSパイプで撹拌すること2〜3分で残コンは砕石状のリサイクル可能なマテリアルに変質。

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なお、このほど「残コンキラー」は商標出願がなされた。

アイディアは小澤さんによるものだが、「長岡さんでとってください」とありがたいご提案をいただく。

だが、ここに宣言しよう。

このプロダクトは永遠にPUMP MANのものだ。

ここに断言をした。

しかも、このブログは僕が死んでからも記録として残るので後世の人々を縛る効果も持っている。

もしも福井や三重のポンプ屋のようにすけべ心がでて当社生コンポータルも人の道を踏み外そうものなら、全てが白日の元に晒されるってわけだ笑。

最強の企業沿革である。

解説!戻りコン(残コン)を現場で処理

https://youtu.be/4oEt2iMXd3E

こちら兄弟プロダクトRe-con ZERO Evoは生コンドラムの中に余っている戻りコンや残コンに投入・高速攪拌することにより同様リサイクル可能なマテリアルを得ることができる。


で、一部の生コン工場ではこのマテリアルを生コン用骨材としての利用が進んでいる。

⚫︎参考記事: 【静岡】「固まりゃなんだっていい? それならECONでしょ!」残コンリサイクルコンクリート

型枠や鉄筋を組み立てるベースとしての捨てコン。

エクステリアアプローチや駐車場の舗装。

そもそも鉄筋コンクリートではなく、さらには構造計算も必要のない。

梁や柱のような構造物ではないコンクリートの分野にはJIS規格は要求されない。

顧客の要求性能は、「固まりゃなんだっていい」

だから、僕たち生コン工場は、そんなJIS外製品となる生コンクリートの原材料は何も天然骨材にこだわらない。

「骨材ならなんだっていい」

ってなる。



ゼネコン現場で余った残コンでできる砕石状のそのマテリアルの用途は?

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Before

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After

いろんなメーカーやサプライヤーから発売されている残コン改質材のメカニズムは非常に単純。

「水を飛ばす」

(固まるのにかかる時間を飛ばす、と言い換えることもできるかもしれない。キング・クリムゾンっ)

で、出来上がるのは砕石状のマテリアル。

すぐに思いつく再利用用途は、現場で使われる舗装用砕石、埋め戻し材、路盤材の類。

排出したらバラバラ撒いとけばそれでいいわけだから楽ちん。

一方、「付加価値」という面で考えると、実はリサイクル砕石は非常に安い。

経済効率があまり良くない、ということができる。

そこで、上述のECON NEOのような生コンクリート用骨材の出番ってわけだ。

例えばだけど、ゼネコンが余らせた1m3の残コンクリート(密度2.35)を改質すればおよそ2.35tの骨材が手に入るという計算が成り立つ。

例えば生コン屋さんがその2.35tの骨材を2,000円でゼネコンから購入してくださったらどうだろう?

2.35t × 2,000円 = 4,700円/1m3の残コンを買ってくださる

ゼネコンからしたら4,700円/1m3の残コンという売上が立つ、ということを意味する。

ちなみに生コン工場は平常高い骨材をつかって生コンを製造している。

tあたり2000円で手に入る骨材なんて現在はそうそう見当たらない。

残コン由来の骨材がきちんと利用できるということであればゼネコンから購入することが可能ってわけだ。

例えば1m3あたりの残コン改質が5000円かかったとしよう。

5000円 - 4700円 = 300円/1m3の残コン

1m3の残コン発生に関わる費用が300円になっちゃう!!

(書いてて気づいたが、結構すごいことのように思える)

だって、この300円を誰が負担するかは別として(まあ、順当に考えてゼネコンだろうけど、そして発注者はその300円をきちんと予算として割いておく)、これまで生コン工場を大変苦しめてきたこの残コンが「たった300円」の負担になっちゃうのだ。

およその生コン工場では大体1m3あたり5000円じゃ足りないくらいの経済負担を強いられていることから考えればこれはイノベーションだ。



と、まあ、ここまではいつも通り、仮説となる。

ストーリーってやつだ。

このストーリーや絵に魂が宿り動き出すためには、実践が必要となる。

RRCS(生コン・残コンソリューション研究会)ではこのほど残コン分科会が立ち上がっている。

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⚫︎参考記事: 《残コン分科会募集》「JASS 5やJIS、コンクリート標準示方書に僕たち現場の声を!」RRCS

上述のストーリーを完成させるためにはラストワンマイルだけでは足りない。

発注官庁。

そして、業界団体としてのゼネコン、生コン。

あらゆるセクターが協同してこそストーリーは完成する。

循環は生まれる。

「できることは分かっている」

分かっているなら理屈だけに留めずそれを形にしよう。

インターネットのこの時代、企業間連携はそのあり方を担保しているのだから。

「余らせたその残コン買って差し上げましょうか?」

多少挑発的なタイトルで恐縮だが、このままいくとゼネコンが丸腰(ソリューションもなく)で残コンの責任を背負わされることになるだろう。

悪いこと言わないので、早めに動いといた方がいいよ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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