長岡生コンクリート
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2020/11/15

「サーベランスや品質管理監査で認知のない水処理方法を突っ込まれた場合どうしたらいいかわからない」RRCS

「サーベランスや品質管理監査で認知のない水処理方法を突っ込まれた場合どうしたらいいかわからない」RRCS

RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)の活動が活発化してきた。残コン再生を通じて、大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート産業を創造する。その具体的活動として、残コン再生コンクリートの出口を創造する。製造プロセスの明文化と規格整備。無理なく、負担なく取り組めるプロセスの構築が鍵だ。



製造プロセスの明文化と規格整備

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https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_324.html

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https://concom.jp/contents/learn/recycle/vol4.html



残コン(またはコンクリート塊)の再生技術は無数にある。

色んな人と企業が残コン(そしてコンクリート塊)の取り扱いに関して技術革新を図っている。

この数十年、無数の技術が生み出されてきた。

一見、コンクリートリサイクルは完全に果たされているかのように見える。

ただ、それらは解体コンクリート塊に限ったことで、さらにその出口は下層路盤材や埋戻し材など他産業(生コンではないという意味)で利活用されているの現実。

本来、クローズドループ、あるいは資源循環型社会の文脈で考えた場合、生コン産業で発生した副産物残コンは生コン産業内での活用が求められる。

つまりは、再生生コンクリートが解となる。

では、その再生生コンクリートの需要はどうなっているか。


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https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/acrac.html


再生骨材コンクリート普及促進を図るACRACによれば、近年再生骨材コンクリートは普及を拡げるどころか、年々実績は減少している。

加えて、その原料の大半は解体コンクリート塊であり、残コンは含まれていない。

さらに、その需要は全生コンクリート需要の0.1%にも満たない。

生コン産業において2〜5%発生すると推計される残コンはここでも取り残されている。



「サーベランスや統一品質管理監査で認知のない水処理方法を突っ込まれた場合どうしたらいいかわからない」

東京都八王子市にて気合バリバリで生コン工場を操業する真尾商店の真尾社長の言葉だ。

これまでの生コン産業は肩にはめたように残コンあるいは残水・洗浄水の処理を、

⚫︎フィルタープレス

⚫︎トロンメル

を前提としてきた。

無数の人や企業が生み出す残コンソリューションについてはその比較やそもそも取り沙汰される公的機関が皆無だった。

だから、数十年経過してもいまだに世界中で「フィルタープレス」「トロンメル」を前提に改善が進んでいる。

そんな前提の中で運用されるJISのサーベランスや品質管理監査もやはり、画一的な前提で生コン工場の運営を審査する。

審査される側も、特別な処理方法を行なっているため、おっかなびっくり。

情報もない。

とある地域の生コン工場では「フィルタープレスなんかほとんど使ってないんだけど、監査でややこしいことに巻き込まれたくないから」という理由だけでその撤去を見送っている。

使われないフィルタープレストとロンメルが敷地に鎮座しているものだからただでさえ狭い敷地は有効に利用されていない。

階層と縦割りで区分されている産業であるため、互いに疑心暗鬼になってしまう。

審査する側、される側。

俺かお前か。

どちらかが正しく、どちらかが間違っている。

その世界では、「はみ出る」「尖る」が受容されないようになる。

だから、事勿れ事勿れ。

何事も見送ろう。

こうした雰囲気が産業全体を覆う。



再生材料を用いたコンクリートの製造販売。

残コンの取り扱いそのものがそんなだから、残コン再生骨材を用いた製品の販売などさらに難易度が上がる。

「JISやマルテキを失ったら商売上がったり」

周知の前提の中、尖ったりはみ出したりするには相当の圧力がある。

よほどの向こう見ずか物好きでなければそんな行動は起こしづらい。

だから、黙る。

黙って、俯いている。

腹の中では「おかしい、これ絶対におかしいよ」と思っていても、無言の同調圧力に屈する。

これは、もう、仕方ない。

個人の能力とかの問題ではなく、産業全体の構造・システムがそうなっているのだから、その前提でリスクを取れという方が難しい。



「僕たち現場を知るラストワンマイルが規格を司るトップアカデミアと共同できるのがRRCSの価値」

野口貴文先生(代表理事)を筆頭に生コン産業を代表するトップアカデミアに現場の現実を伝えることのできる場所。

以前生コンのとある団体のイベントで、業界の大ボス長瀧重義先生が気色ばんだ事態があった。

「品質管理監査をそんな出鱈目な使い方をしてるのか?けしからん!」

詳細は省くが、階層を前提とした産業構造ではJISを司る大先生の耳には実際の現場でどのように品質管理監査会議が運用されているかは伝わりづらい。

それは、特定のアウト工場をいじめるために、マルテキマークを取り上げようとしている現実の報告だった。


今、RRCSは発足した。

活動も活発化している。

JISとか品管に関する書籍でお名前の記載を見たことしかないような大先生とテーブルを同じくすることができる。

なんなら、一緒に飲み会に行ける。

事実、トップアカデミアの皆さんは全然お高く止まってない。

現場に寄り添いたいという気持ちが溢れているのだ。

「サーベランスや統一品質管理監査で認知のない水処理方法を突っ込まれた場合どうしたらいいかわからない」

わからなければ、聞けばいい。

ともに、考えればいい。

仕組みを変えればいい。

誰かの実行を待っているのではなく、自分自身が主体的に行動に移し、必要ならばJIS規格を作って仕舞えばいい。

必要なものは全て揃っている。

あとはアクションだけだ。

今後、いかに残コンを利用した再生材を工場に負荷なく製造出荷できる産業にしていくかの具体論を考察していきたいと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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