長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2020/09/19

【静岡】「水の次に流通する素材に《楽しい》をのせて届ける!」ガス廃止管400m超・山本建設

【静岡】「水の次に流通する素材に《楽しい》をのせて届ける!」ガス廃止管400m超・山本建設

静岡県伊豆地方ではもう10年以上も流通しているLSS・流動化処理土(残渣式)。この材料は4年前の博多駅前道路陥没事故の復旧に際して一躍有名になりその後伊豆でもなくてはならないソリューション材料として認知が進んでいる。
製造:長岡さくら工場、施工:山本建設



400m超のガス廃止菅を撤去したらどうなる?

4E1CE935-FF08-41B9-9E03-C221341FECF9.jpeg

LSSは生コン伝票(JIS抹消)が添付されて現場に届けられる。


67C85A2F-C528-495B-8598-AC4622003B1F.jpeg

材料が圧送される配管が接合されるのは使われなくなったガス管《廃止管》。

通常こうした廃止管は開削(舗装を撤去し地面を掘削)して撤去されてから再び埋め戻され舗装がかけられる。

無論そこは道路だ。

その施工中は交通は停止する。

このことは周辺環境や経済に多大なる負担を強いる。

LSS・流動化処理土(残渣式)がなかった時代のことだ。


77C234F0-386B-42A1-B7A1-B1869928A548.jpeg

生コン車で運ばれ管内に充填されるのはセメントと建設発生土(残渣など)をブレンドした流動化処理土。

セメントの作用で管内で硬化する。

その強度は周辺地盤とおよそ同等程度まで。

つまり、管が仮に応力で圧壊したとしても管内が周辺地盤と同等の強度の物質で満たされているから座屈することはない。

そのことは道路陥没や地盤沈下などと言う問題を解消することになる。


CC3D8056-7FFB-482F-BB9E-9CCB0067A901.jpeg

管内に小石(どうしても生コン設備のミキサーでせいぞうされるため、骨材が混入してしまう)が侵入しないように注意する。

小石が圧送配管を閉塞させてしまうケースが懸念されるからだ。



400m配管を撤去したらどうなる?

さも、当たり前に問題解決されているが、実際ガス廃止管を撤去するには多大なる労力が想定される。

騒音や振動、粉塵を撒き散らして舗装が撤去され地面が掘削される。

配管は撤去しやすいようにその場で切断されるだろう。

そして産業廃棄物としてその場から搬出される。

2〜3mの話じゃない。

400mだ。

1日で終わるだろうか?

御近所さんの目はどうだろう。

歓迎してくれるだろうか。

騒音、粉塵、振動、長期間そんなことが続く。

発狂してしまうような話だ。


LSSなら音もなく誰も知らぬ間に全てが終わってる。

あまりに見事で誰も知るよしもないのだ。

土木、建築、そして生コン。

実はすごいことをやっているのだが、鮮やかすぎて知られない。

僕たちのおかげで交通渋滞が引き起こされなかったり、公害0だったりするのだけど、常に「当たり前すぎて」その活躍を知られる機会に乏しい。

「当たり前すぎて」

もしかしたら、僕たちの持っている課題はここなのかもしれない。

「水の次に流通する素材」生コン。

少しでもその価値を知ってもらうよう、「水の次に流通する素材に《楽しい》をのせて届ける!」

このメッセージを生コン伝票に添えたのもそんな思いからだ。

当たり前として見過ごされないように。

生コンの情報発信は今日も続く。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

このページのトップへ

施工実績はこちら

お問い合わせはこちら