長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2021/02/06

【静岡】「ちょっと何やってるかわからないです」廃止管充填

【静岡】「ちょっと何やってるかわからないです」廃止管充填

高度経済成長期に続々と整備された下水、上水、ガス、電気供給を支える地下に埋設された構造物はいよいよ一斉に更新時期を迎えている。解体、撤去、埋め戻し、復旧の必要ない生コン屋さんの埋戻し材の最大の弱点。「ちょっと何やってるかわからないです」。(山下さん共有)。



傍目から見てて何に見える?

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あなたが田舎道を歩いていて何の先入観もなくこの光景を見たら一体なんだと思うだろう。


このところ静岡県伊豆地方、東部地方で引きも切らず注文が寄せられている。

福岡市博多駅前道路陥没事故で一躍有名になった世界に賞賛されたマテリアル。

(残渣式)流動化処理土だ。

高度経済成長を支えるインフラとして地下には無数の配管が設置された。

上水道、下水道、電気、ガス、通信。

さまざまな用途で穴だらけにされた地面。

普通に暮らしていると見えないそんな穴ぼこ。

時が経つと供用期限は満了する。

通常であればもう一度開削と言って地面に穴を開け中から管(廃止管)を撤去し、埋め戻して穴は閉じられる。

もし仮に、というよりもほとんどの場合、その上は道路や建物だったりするので、インフラの撤去には多大なる環境負荷が懸念される。

一方の生コン屋さんの埋戻し材、(残渣式)流動化処理土。

穴ぼこを開ける必要がない。

配管の中に水の用意入り込んでいってそのまま生コンのように固まってしまう。

硬さはおよそ周囲の地盤と同じか少し硬いくらい。

スコップで削れる程度の硬さだ。

だから、廃止管を地中にそのままにして置いたとしても、穴は塞がってるから陥没の懸念もない。

周辺環境への負荷(騒音、粉塵、振動)は一切ない。

派手じゃない。

ただ、ただ、生コン車やポンプ車が停車しているだけ。

作業員が音を立てて作業している様子もない。

何やってるかまじでわからない。

音もなく。

人知れず。

正義の味方は役に立つ。

鳴かぬ蛍は身を焦がす。

素晴らしいことだ。

謙虚だ。

アピることなく人の役に立っている。



知られていないことは存在していないのと同じ

言葉や表情に出さず黙々と。

それって、かっこいいことだろうか。

例えば、このすごく役に立つ材料。

今でこそ静岡県東部地区では引っ張りだこだ。

では、あなたの住んでる街ではどうだろう。

僕は知っている。

多くの地方都市では今も開削、撤去、埋め戻し、復旧といった従来のプロセス・工法で廃止管は更新されている。

そして、多大なる環境負荷を今も地球上で垂れ流している。

それは、知られていないから。

10年前を振り返ってみよう。

静岡県伊豆地方とて御多分に洩れずだった。

こんなに役に立つ工法。

みんなが幸せになる技術なのに。

しかも、プラントが長岡生コンの敷地内に設置されているというのに。

「知らない」だから、発注機関は発注しようがなかった。

知らないから。

たった、それだけのことだ。

つまり、表情に出さないばかりか、口に出さないから。

「役に立ってますよ」と伝えないから。

だから、知られないから、本当はもっと役に立つ可能性があるというにもかかわらず、埋もれる。

役に立たない。



バズってる真っ最中のドライテックに比べて、流動化処理土や色合わせ補修の弱点は「見えない」だと思う。

インスタ映えなんて言葉も流行った。

形がある。

目立つ。

これって、普及のためには重要な要素のようだ。

見えない、知らない、なのだ。

ただでさえ地面の下を扱いがちの土木もそうだが、本当に役に立つ技術であることを自負しているのなら、産業はそのことを伝えなければならない。

伝える。

情報発信。

今のままでは、「ちょっと何やってるかわからないです」なのだ。

情報漏洩とかを気にする向きもあるようだが、大丈夫、1日3本毎日ブログを書いて見ればわかる。

人は、あなたに、興味がない。

だから、あなたは、知られない。

誰も知らない。

流動化処理土やスラモルのような素晴らしい生コン屋さんの埋戻し材が適正に世のため人のためになるために役立てられるために最も必要なこと。

知ってもらうこと。

ただでさえ、何やってるかわからない、そんな工法なのだ。

その意味では、情報発信はしてもしすぎるということはない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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