長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2021/08/07

【静岡】「売り上げの大半はインターネットをきっかけに生み出されている」関建業・小澤重機

【静岡】「売り上げの大半はインターネットをきっかけに生み出されている」関建業・小澤重機

生コン工場で製造され生コン車で配達されて現場に納品されるってことはつまり生コンだ。セメントも入ってるし。原価は安くて売価は生コンに近いので儲かるのが生コン屋さんの埋め戻し材流動化処理土だ。長岡生コンクリートをはじめ生コン工場のいくつかでは製造されるようになっている。
製造:長岡生コンクリート、施工:関建業・小澤重機



流動化処理土は生コン

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関建業様、長泉町からの業務委託で
古い下水管、直径600、長さ10メートル位に流動化処理土を直に注入

写真1は注入場所、
写真2は下水管の出口(河川側)

(毎度安定の湯原さんからのシェア)

同日別の現場では解体現場の杭抜き後の埋め戻しにも納品されていた。

「いくらで販売してるんですか?」

同行で見学されていた大学の先生からの質問に、「1万円切れるくらいですかね」と答えたところ、「高っ」という答えが返ってきた。

確かに、高いかもしんない。

でも、売れるから安くする必要はない。

しかも原価は安い。

そりゃ、当然である。

長岡生コンクリートでは残渣と言って、骨材製造過程で発生する副産物(放っておけば廃棄物)を用いて作っているから、ほぼほぼタダみたいな金額で入手ができる。

(現在プロジェクト進行中のスラッジソイルなら構内にある原料を用いることになるので無料になる!)

それを溶かした泥水にセメントを100kgまぶしてるだけの製品なのだ。

セメントが10,000円/tだとすれば、原価1,000円を10,000円で売ってるのだから、輸送費を仮に3,000円(高め)と見ても6,000円近く儲かるってわけだ。

今月は1,500m3の出荷を見込んでいるから、1,500m3 × 6,000円だから、1ヶ月で9,000,000円儲かるってわけだ。

生コン工場の決算書とか見たことがあって経営に明るい人ならわかるでしょ?

すごいんだよ、生コン屋さんの埋め戻し材は。



ドライテックも、ECON NEOも、そしてこの生コン屋さんの流動化処理土もそうだが、JIS外品だ。

そもそもが規格がないから自分たちの手で市場を切り開いてきた。

というよりも、市場ch(自前の流通)を構築してきたと言っていいかもしれない。

それはつまり、JIS規格に依存しない工業製品生コンクリートというプロダクトなのかもしれない。

⚫︎参考記事: 【静岡】《創発》「JIS規格に依存しない工業製品生コンクリートというあり方を模索する」ECON NEO

つまり、後追い産業(ビルや橋が計画されることになってようやく必要とされる)生コンにあって、イノベーションなのだ。

そして、そんなプロダクトは全国各地の生コン工場(あるいはまた施工業者)らによる創発とも言える。

そのプロダクト(半製品生コン)は今や2000を超える施工者らの手によって形にされている。

今、辺境で生まれた生コン屋さんのプロダクトは力強く世界の景色を変えている。

大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリートという、新しい時代に求められる新しい生コンクリートが時代の飢餓に出会った。

これが、インターネットの時代の新しい産業のあり方なのだ。

「生コンにインターネットは関係ない」

今やこの僕にそんな発言を浴びせる人間はいないだろう。

事実として売り上げの大半はインターネットをきっかけに生み出されているのだから。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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