長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2021/08/30

【静岡】「《やりました》アピールとは違う下越しの埋め戻し」

【静岡】「《やりました》アピールとは違う下越しの埋め戻し」

構造物の下越し埋め戻しに有用な方法は流動化処理土で一択ということは不思議なことにそれほど知られていない。今も、効果が不確かで測定しようもない砂水締めを採用しているような発注機関は直ちに流動化処理土(スラモルなど)を設計指定すべきだ。
製造:長岡生コンクリート、施工:匿名希望



コンクリート構造物の下越し埋め戻し

⚫︎参考記事: 《埋めYO!HEY!》「水路の下越しで配管するみたいな時の余堀(よぼり)を今までどうしてたの?」

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地山上に設置されたコンクリート構造物の下越しに空洞。

工事においては下越しに配管や設備を組むなどこういうケースは頻繁に発生する。

そもそもコンクリート構造物とは設置される地盤の地耐力・支持力を前提に建造される。

そこが空洞になるということは構造物としての機能が保全されないということを意味する。

(沈下したり、瓦解したりする原因となる)

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(出典:https://architectural-site.jp/archives/184

従来、埋め戻しという工程は転圧(締め固め)をすることにより必要な支持力を保全している。

構造物の下越しの埋め戻しを想像すれば容易に知れるように、転圧作業なんかできないのだ。

するってえと、次に思いつくのは、砂水締めという方法。


や土砂を埋め戻すとき、を注ぎながら埋め戻すことによって、や土砂を固める方法。 土中の土は、掘り起こされて空気にさらすと、体積が2倍になるといわれる。 掘り起こされた土を大量に埋め戻せば、充分に転圧しても、必ず沈んでしまう。(引用:建築用語集


ただ、この方法は人による目分量に依存するところが多く、精度の点で問題を指摘されてきた。

ちゃんと埋め戻せないってことだ。

さらに厄介なことに、その埋め戻した部分の密度や強度を計測する手立てがない。

「とりあえず、やりました」

こんなことがまかり通っているって逆にすごいなあ、建設って、って感じだ。

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一方の「生コン屋さんの埋め戻し材」こと流動化処理土は生コン工場で厳格に品質が管理され出荷されている。

密度だって強度だってきちんと測定されたものを生コン車で現場にお届けする。

その後も3日、7日、28日と、きちんと強度が発現しているか確認されているから安心だ。

フロー試験を行うことによってきちんと充填性だって保全されている。

砂水締めのように、空洞の中できちんと埋め戻されているのかわからんようないい加減な工法ではなく、生コンJIS工場の技術の精鋭たちが厳しく目を光らせて管理している。

間違いない。

「やりました」アピールとは違う。

建設産業公然のお約束とは違う。

ものが違う。

ちゃんとしてる。



知られていないことは存在していないのと同じこと。

本当にその通りだ。

建設産業はイノベーションを起こすことのできない縦割りで階層的な構造になってしまった。

20代、30代とまだお行儀よくせっせと営業していた頃に気づいた。

「これじゃ、永久に浮かばれねえな、まじで」

目の前で名刺をゴミ箱にポイする役人がヒエラルキートップの産業ではお行儀良くしてたって物事は前進しない。

インターネットと企業間連携に180度舵を振り切って6年が経過している。

もう、お行儀よく設計事務所やコンサルに訪問営業することをやめてしまった。

「売らせてください」「買ってやる」の構図では最初から負けゲームなのだ。

「売ってやる」「買わせてください」に持ち込まなければダメだ。

金を払う方が偉い、いばる、みたいな環境を打破しなくてはならない。

最低でも対等に持ち込まねばならない。

そのためにできることを片っぱしからやる。

それは、硬直化した産業構造を内側から有機的に変容させてしまうような仕事。

残コンもそうだけど、業界公然のお約束、みたいなことから目を背けていてはならない。

「子供に誇れる仕事」を標榜するなら、きちんと暗部にメスを入れるべき。

「構造物の下越しの埋め戻し」という暗部に対して生コンポータルでは「残コン」と並び、今後も脚光を浴びせたいと考えている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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