長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2021/12/15

【沖縄】「一部ではなく全体の埋め戻し事情を一変させてしまうために」南建工業・南洋土建

【沖縄】「一部ではなく全体の埋め戻し事情を一変させてしまうために」南建工業・南洋土建

マンションの基礎構造物の埋め戻しって皆さんどうやってるだろう。一般には埋め戻し材料を買ってきて手作業の転圧に委ねられているのではないか。人や重機が作業するスペースを確保するために余分に地盤は掘削されているだろう。流動化処理土が埋め戻しの標準になっている地域はある。



南建工業・南洋土建タッグが変えた沖縄の埋め戻し事情

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南洋土建の島袋専務はメッセンジャーでまめに現場の共有をしていただける。

日々、ラストワンマイル(現場)の現実を埋もれさせることなく情報共有(ブログ毎日3本)書いている身としては非常にありがたいことだ。

この手の施しには心から喜ぶし、その御恩は絶対に忘れないから、どうかどちら様でも現場・ラストワンマイルの情報であればなんだって構わないので、情報提供お待ちしております。


で、なんの写真かというと、建築(マンション)の基礎構造物と地盤の間の隙間だ。

まあ、通常、片枠やら仮設、人の作業スペースなど、絶対に基礎構造物が設置されるところと掘削された地盤の間には隙間が発生する。

これは仕方のないこと。

でも、なるべくなら掘削は小さめにしたい。

なぜって、多く地盤を掘る(余掘り)とそれだけ発生残土(有料で業者が受け入れる)が大量になってしまう。

それはそのまま建設コストにど直撃。

だけじゃない。

その後の埋め戻しのことを考えると、さらにコストは増加する。

なぜって、隙間をそのままにしておくわけにはいかない(転落などの心配)ため、空間は「埋め戻す」必要がある。

空間(余掘り)が大きければ大きいほど埋め戻すための材料(埋め戻し材)はもちろんのこと、それに関わる重機や作業人員、仮設も増加する。

それに、工期のことを考えれば「脱片(だっけい)したらすぐにでも作業をしたい」ってのは現場の真理だろうから、騒音だけでなく振動も発生する埋め戻し作業は果たして材齢の若いコンクリート構造物にどのような影響を及ぼすだろうか。

トレードオフの問題が発生することもある。

一連の動画は非常にわかりやすく流動化処理土による埋め戻しの周辺環境に対する負荷が小さいかを伝えている。

何せ、音がしない。

転圧ってガガガガガガッみたいな音が始終現場に満ちている(騒音)。

埃も舞い散ってる。

さらに、振動。

ああ、うるせえ、ああ、不快、である。


さらに、流動化処理土は、「余掘りの容積を最低限に済ませる」ことができる。

なぜって、作業員や重機やらが空間に入って作業する必要がないから、必要最低限の隙間(それこそ片枠を組んだりする程度)があればOK。

つまり、発生残土を最低限にとどめることができるし、埋め戻し材の量もミニマムですむ。

しかも、弱材齢のコンクリート構造物に無用な振動を与えることもない。

音もなく、誰もいないのに、埋め戻しは完了する。

時が来れば、周辺地盤以上の強度が見込めるため、基礎構造物は周辺地盤に支えられる。

構造物としての耐久性が保全される。

いい加減な手作業の埋め戻しとはこの点も違うのだ。



いいことづくめな本工法。

日本全国津々浦々あらゆる地域で電気・水道のように供給網が整備されているわけじゃあない。

無論、生コンポータルが操業している静岡県伊豆地方であれば同様に採用することができる。

でも、歯抜けの地域がまだまだたくさんあるのも事実。

これ、どうやったら、電気・水道のように全ての地域で当たり前のように利用できるようになるだろう。

そのヒントを僕は透水性コンクリート「ドライテック」に見ている。

⚫︎参考記事: 土間コンクリートの常識が変わる 【地面を、社会を、そして、環境を変えていく】

16年目を数える当社事業透水性コンクリートは今に至るまでのその過程で多くの生コン製造者の共感を呼んだ。

現在その数は700工場以上を数える。

まだまだ増えている途上だ。

結果、ドライテックはいつしか世界の景色を変えるに至っている。

エクステリア界隈では「水勾配」「駐車場」みたいな話題になれば「ドライテック」という現実が生まれている。

そして、流動化処理土。

そもそもエクステリア駐車場は「土間コン一択」だったように(そして、その一択は二択三択と多様化していったように)、「埋め戻しといえば作業員が手作業で転圧一択」は、生コン製造者の共感が始まればドライテック同様世界の景色を変えてしまうだろう。

それこそ、数年前に生コンポータルを訪ねた今回沖縄の南洋土建や、福井の協立生コンクリートのように。

少しずつ少しずつ生コン製造者の共感の輪は広がり、いつしか建設の常識が覆ってしまう。

生コンポータルではそんな未来を望んで引き続き現場ラストワンマイルの情報共有に心を砕くつもりだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

エクステリアプランナー(2級)

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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