長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2022/01/13

【静岡】「そのまま流し込んじゃえば地盤沈下が起きなくなる」佐野工業所

【静岡】「そのまま流し込んじゃえば地盤沈下が起きなくなる」佐野工業所

静岡県沼津市。おなじみ廃止菅充填に残渣式流動化処理土(LSS)が採用された。今回は圧送車を利用せず自然流下(そのまま流し込む)で施工される。
製造:長岡生コンクリート、施工:佐野工業所(1m3、10Φ、10m)



そのまま流し込んじゃいなよ

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なんとも懐かしい沼津駅の駅北だ。

よく飲み歩いたものだ。

そんな街角のもう使われなくなった水道管、あるいはガス管は、通常掘削され撤去されて、また改良土などで埋め戻されるのがこれまでの習わしだった。

それが今やほとんど流動化処理土に取って代わられるようになった。

当社長岡生コンクリート(生コンポータル運営)は時に生コンクリートの出荷量を上回るほどの流動化処理土が販売されている。

隔世の感がある。

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泥水みたいなのがそのまま流れ込んでいって水道管やらガス管など、使われなくなった配管の中が満たされる。

その泥水にはセメントが配合されている、つまり生コンなのであって、水和反応で次第に硬化し、周辺地盤同等以上の強度を発現する。

そのことで、空間は失われ、舗装の上からかかる荷重で配管が座屈するようなことがない。

つまり、掘削し撤去し埋め戻す、という工程がワンストップで完了してしまう。

交通規制も必要ない。

周辺環境に負荷をかけることもない。

これが、残渣式流動化処理土のパフォーマンスだ。



「知られていないことは存在していないのと同じこと」

建設、とりわけ土木の最大の弱点は「知られていないこと」なのだと思う。

懇意にさせていただいているゼネコン職員や建設関係者は本当に尊敬すべき人々だ。

なのに、知られていない。

だから、活躍のフィールドは年々狭まっている。

コロナ禍ということもあり、建設予算はどうしても削られ傾向。

人口半減に向かいどうしても建設、とりわけコンクリートに割かれる関心は薄くなっていく。

そのことでジリ貧になっている。

「水の次に流通する材料生コンクリート」

携わる僕たちはそれでも知っている。

残渣式流動化処理土、ドライテック、オワコンのように、生コンクリートは偉大な貢献ができる潜在性を秘めている。

それなのに、「知られていない」ことで具体的に世界の景色を変えることができていない。

静岡県伊豆地方など、限定的にしかその価値は普及していない。

決して派手ではない。

洪水被害の時のレスキュー隊のように人目を引くことはない。

粛々とインフラを創造して、「洪水が起きないように」「土砂崩れが起きないように」「地盤沈下が起きないように」ひたすら前始末するだけだ。

誰にもありがとうと言われない。

だから、「知られる」ために、僕たちは立ち上がらなければならないのだと思う。

ブログを毎日3本描き続けて今年で7年目だ。

いろいろな変化があった。

決して平坦ではない凸凹の道のり。

それでも、尊敬する身近な人たちの貢献、素晴らしい活躍、ラストワンマイル、そんなかけがえのない現場・現実・現物を埋もれさせることなく発信していきたい。

それ以外に方法がないと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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