長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2020/07/28

【静岡】「地元《伊東市》は市民のために《ググる》前向きで素晴らしい行政」廃止管充填

【静岡】「地元《伊東市》は市民のために《ググる》前向きで素晴らしい行政」廃止管充填

水道管の撤去・更新時期になると必ずお声がかかるのが地元行政(今回は伊東市)。使用されなくなった廃止管を撤去するとなると周辺経済(環境)への負荷やコスト・手間が発生する一方、生コンやさんの埋め戻し材・残渣式流動化処理土による埋戻しならそれら一切が解消される。
製造:長岡さくら工場、施工:やはた建設、発注:伊東市水道部。



地元市町村に《ググられ》見出される生コン屋さん

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なんだか普段と違った生コン車と圧送車。

生コン車のシュートには布のようなものが設置されているし、圧送車のホッパー(材料受け入れ口)にはスーパーにある買い物カゴのようなものが置いてある。


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圧送車の筒先は地中に埋められている管。

それは、地元行政伊東市が大昔に設置した水道管に通じている。

通常水道管がその供用期間を満了すると舗装と地盤は開削(かいさく)され、一旦廃止管は撤去(あるいは新設管が設置)され、その周りを保護砂や埋め戻し材で埋め戻され、新たに舗装が復旧される。

その間中その周辺経済(環境)では通行が止まる。

渋滞は経済に目に見える形で影響を与え、開削や埋戻しに伴う騒音振動、さらには粉塵は環境への影響も想定される。


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一方の残渣式流動化処理土は「音もなく」生コン車から圧送車に流れ込みその液体は誰の目にも触れることなく廃止管の中(空間)を満たす

点検のための出口から流動化処理土が飛び出るのを確認したら充填完了のサイン。

所定の時間が経過すれば廃止管の中の材料は周辺地盤の強度程度以上に固化するため、その後の交通荷重で座屈したり落盤したりという懸念は払拭される。。

従来工法(開削、撤去、埋め戻し、舗装復旧)に比べて、

⚫︎工期

⚫︎騒音

⚫︎振動

⚫︎粉塵

⚫︎コスト

全ての分野で合理化・効率化が図られる。



行政・発注機関でも「知っている」「知らない」が明暗を分ける

この僕の職業人生(20年)という短期間でも劇的な変化だとわかる。

営業駆け出しの頃役所(行政)にセールス訪問に立ち寄るとそこは非常に閉鎖的な場所だった。

前例踏襲。

よほど接点の盤石な相手(つまり日頃から取引のある業者やコンサル、あるいは議員からの圧力)からの情報でなければ受け付けない。

そんな場所だった。

だから、どこぞの馬の骨が「はじめまして」なんつって営業ご案内に伺ったところで名刺すらもらうことはできなかった。

情報は特定の道筋で選りすぐられたものでなければ行政はおいそれと受け付けようとはしなかったのだ。

それが今や、「ググって見つけた」という理由から問い合わせが寄せられるようになった。

先日など縁もゆかりもない岡山県の倉敷市から透水性コンクリートのお問い合わせをいただき、ちょうど岡山に用事があったのでTシャツ短パン姿で営業に伺った。

15年前の宮本青年が見たらどう思うだろうか。

おそらく信じられない光景に違いない。

Tシャツ短パンのおじさんに礼儀正しく名刺を差し出す行政職員の絵。

我ながら隔世の感を禁じ得なかった一幕だ。


そんな積極的に「知ろうとする」行政(今回は伊東市)がある一方、いまだに官僚主義的(官僚だから仕方ないけど)な行政は引き続き変化をよしとせず、ぐぐりもせず(プライベートの時にはググってるはずだが)、出入のしがらみ企業の皆さんとどっぷりしがらみ続けている。

そこには新しい情報など入る余地もない。

そして、従来工法をただただひたすら踏襲するのだ。

未だに騒音、粉塵、振動を撒き散らして、血税を湯水のように使って大勢の作業員に作業させ、渋滞を巻き起こしている行政もあるのだ。

あなたの市町村のイメージってどんなだろう?

伊東市みたいに市民のためにいろいろ手を尽くして情報をとってそれをもとに姿を変えようと努力しているだろうか。


15年前の宮本青年が「スマホでググって情報を得ている行政職員」は絶対に想像できなかった。

随分偉そうに受付されたりしていた彼にはきっと積極的に情報を得ようとしている行政職員なんて信じられないはずだ。

たった10年とか20年の短期間にこうまで変化するとは。

IT革命のもたらす変化が最も激しい時代に生きている僕たちには可能性が無限に開かれていることを改めて自覚している。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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