長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

2021/08/22

《埋めYO!HEY!》「水路の下越しで配管するみたいな時の余堀(よぼり)を今までどうしてたの?」

《埋めYO!HEY!》「水路の下越しで配管するみたいな時の余堀(よぼり)を今までどうしてたの?」

構造物の下越しに配管を設置して埋め戻しをする。プロならわかる。「どうやって要求された密度・支持力を満足するの?」。誰にも答えられない。発注者も、受注者も、知ってて知らんぷり。見なかったことにしている。正治組の大矢洋平は語る。「水路の下越しで配管するみたいな時の余堀(よぼり)を今までどうしてたの?」



現場練り流動化処理土《埋めYO!HEY!》見参

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構造物の下げ越しに配管などなんらかを設置する必要に迫られる。

設置が済んだら、元通り埋め戻さなけりゃならない。

昨日関係者とのチャットで僕は愕然としていた。

小学校時代からの友人大矢洋平の意見に愕然としていたのだ。

以下の通りだ。

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洋平:
キーワード『余彫り』

充也:
よぼり小さくできるから残土減るぜ、材料も少なくて済むぜ、ってことですかね?

洋平:
それもある。
でも、もっとよく考えなくてはいけないのは水路の下越しで配管するみたいな時の、よぼりを今までどうしてたの?
ってところです。

充也:
どうにもなりませんね。
残コンみたいだなあ。。

ちょっとそれ詳しくレクチャーお願いできますか??

 YO!HEY!:
何で埋めていたのか?(砂水締め)
その箇所の締め固め密度はどのように確認、管理してきたのか?(確認、管理は一切行っていない)
発注者も受注者も、見て見ぬふりしてきました。
まさに、残コン

充也:
すごい

(一部割愛)

充也:
例えばコンクリート構造物(ボックスカルバートとか)の下越しなら沈下の問題はないかと思いますが、これは結構やばいよね、みたいな下越しってどんなケースが考えられますか?

洋平:
え!コンクリート構造物の下越しすると構造物の沈下の原因に直結しますよ!!
だから、ちゃんとやらなきゃいけない箇所です!!

充也:
そうか。
そもそも設計は「許容支持地盤」を前提にしているため、コンクリートとはいえ大丈夫じゃないよってことですね?

洋平:
そうゆう事です。
当たり前過ぎの話ですが、コンクリートにも荷重があるのでそれを支える地盤耐力があるから、沈下せずに済んでいるのです。
もし、構造物を支えていた地盤が下越しに伴う掘削で無くなったらどうなる?って事です。
瓦割りの原理と一緒ですよ



みんな見て見ぬふり、知ってて知らんぷり「下越し配管の埋め戻し」

最近友人関係が充実を来たしている。

洋平などは小学校時代、まだ物心もつかないあたりからの友達である。

理屈じゃなく、そこにいた、みたいな人物だ。

そいつは今土建業正治組で土木技術者として活躍している。

そこそこ有名人にもなっているので3D測量・ICT施工など先端土木テックの現場実装について興味があるなら「やんちゃな土木ネットワーク」を主宰している彼に尋ねると話は早い。

で、今回袋タイプ現場練り流動化処理土のローンチのきっかけを作ってくれたのも彼だ。

彼のリクエストに答えて生コンポータル宮本と陽光物産石井いずれも同世代が形にした。

名付けて、現場練り流動化処理土"埋めYO!HEY!"

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プロダクト名を決めるにあたっていい大人が互いの名前に因ませようと必死に争っている様子。

だいたいこんなノリで決まってしまうのだ、プロダクトネームなんぞは。

で、勝手に決めて、勝手に翌日のブログのタイトルに《埋めYO!HEY!》と発表してしまういい大人の僕がいる。


大小問わず構造物の下げ越しなんてのは日常茶飯事に発生しているという。

誰もが知ってる。

設計が要求する支持力、密度なんか従来の埋め戻し工法じゃ期待できない。

みんな発生していることを知っているくせに知らんぷりで弱いものにしわ寄せている残コンに本当に似ている。

大矢さんの指摘通りだ。

建設にはこんなことが多すぎる。

本音と建前がこんなに見事に分かれている産業は現在のところ全く子供に誇れる仕事じゃない。

それはともかくとして、そんな下げ越しの埋め戻しの強度をきちんと発言する唯一の工法が流動化処理土なのだ。



小規模向け!袋タイプ「現場練り」流動化処理土《埋めYO!HEY!》

⚫︎参考記事: 「設備配管など入り組んだところの埋め戻し "テキトー" にやっちゃって後でクレーム(沈下)になってない?」現場練り流動化処理土

そしてまさに小規模な現場でも発生するそんな下げ越しの埋め戻しには現在ソリューションはない。

だから、欲しい。

大矢洋平はそう思った。

だから、作ってくれと、僕たちに依頼した。

そして、惜しくもネーミング候補から外れてしまったものの、陽光物産のコウタロウはまさにそれができる人物だった。

必要と可能が出会う。

広島県と静岡県、それぞれ異なる出自を持つ人々が協力し合ってプロダクトが誕生する。

現代は本当に面白い時代だと毎日のように感動している。



生コン屋さんが発信した下げ越し埋め戻し用マテリアル"埋めYO!HEY!"はこれから飛び道具としてあらゆる現場の困ったに届くようになる。

流通はすでに出来上がっている。

残コンが徐々に見出されるようになっているように。

下げ越しの埋め戻しも適切に認知されきちんと処理されるようになる日も遠くないようだ。

洋平さん、コウタロウさん、いつも誠にありがとうございます。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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