長岡生コンクリート
ローテク生コンも現代日夜技術開発が進んでいます。ここでは生コンの最新技術をご紹介していきます

2020/07/02

「8月18もしくは19日《残コンプラットフォーム》キックオフミーティング開催」東京大学・MAPEI・ゼネコン・生コン

「8月18もしくは19日《残コンプラットフォーム》キックオフミーティング開催」東京大学・MAPEI・ゼネコン・生コン

コロナで打撃を受けた世界経済も少しずつ動き始める8月に世界初の《残コンプラットフォーム》を占うキックオフミーティングがここ日本で開催される。環境コンクリートの権威東京大学野口貴文教授を座長に国内外より関係企業が集まり世界に先駆けて残コン問題の解決が動き始める。



ゼネコン・生コン・関連企業と動き出す《残コンプラットフォーム》

きっかけはグロースパートナーズの残コンソリューションセルドロンのNETIS登録。

⚫︎参考記事: 「NETISに残コンソリューション続々上陸!」セルドロン・Re-con ZERO(EVO/PUMP)・MAPESTART 1


あらゆる辺境での努力が共有・統合され、今や残コンという問題は機会に変容しつつある。

その動きをいち早くとらえたゼネコン・生コン・関係企業らが来たる8月18もしくは19日(現在調整中)に一堂に会しあらゆる残コンに関する問題を俎上に載せるプラットフォームの構築について議論する。

座長は環境コンクリートの権威東京大学野口貴文教授

会の冒頭では「古くて新しい問題」残コンの問題について同氏から挨拶に変えて解説が加えられる。

その後、これまで辺境で個別に努力されてきたあらゆる残コンに関する取り組みについて話題提供される。

公的な認知を得ていない残コンをいかに公的な問題としてテーマアップし問題解決を図るか。

その道筋について関係者全員でフリーディスカッションを行う。

現在想定される分科会は以下の通り。



⚫︎残コンソリューション群のNETIS登録

市場に供給されている多くの残コンソリューションをNETISに登録させていくためには、ゼネコン・生コン・関係企業が互いに協力しあって残コンソリューションの現場実装の実績を積み上げ共有が行われる。複数の残コンソリューションのNETIS登録で普及促進を行い市場を温める。


⚫︎残コンソリューションの新規開発と共有

今後も生み出される残コンソリューション、あるいは残コン発生抑制技術に関する開発促進と現場実装、情報共有。


⚫︎グレーゾーン解消制度並びに法改正

現在建設リサイクル法に規定される「再生資源」4分類における「残コン」の明確な位置づけを模索する。


⚫︎「残コン」のJIS化

生産者が生コン工場なのか、それともゼネコンになるのか、それぞれによって分岐するいくつかのアプローチ。通常JIS化の道のりは審議団体の存在があり、そこで草案としてまとめられたものを規格化協会に提出し承認されれば晴れてJIS化。一方、最近ではこうした審議団体を必要としない個別企業の新技術が「尖っている」ことを条件に国側でその審議を代行する制度もある。いずれにせよ、残コン由来の原料を生コン用途で利用する道筋となる。


⚫︎その他用途の模索

イタリアで展開されているゴミ焼却場のボトムアッシュの安定化並びに再生路盤材としての再利用や、国内でもスラグやヘドロなど副産物の路盤材利用への残コンソリューション適応など、その他用途についての共有。


⚫︎その他



例えば、今はまだ明確な位置づけを得ていない残コンが建設リサイクル法の条文に明記されたとしたら?

JISで制定され、これまでは望ましい事項だったものが「しなければならない」という強制力を伴うものとなったら?

今まで臭いものには蓋を決め込んできたゼネコンや役所関係者、辺境で残業や過重労働に苦しんできた生コンラストワンマイルにとって共同の道筋が生まれる。

誰だって厄介者を誰かにしわ寄せたり、誰かと押し付けあったりするのは好きじゃないはずだ。

今ようやくその「あるのにないもの」残コンはその舞台を得ようとしている。

残コンプラットフォームのキックオフミーティングについては現在グロースパートナーズ社にてアジェンダ草案が作成されており、週内に日程が確定された上で関係者に配布される。

(もちろん、生コンポータルでも告知予定)

参加対象者は残コンに意識を持っている法人、個人の全てだ。


これだけははっきり言える。

生コン産業において広がりゆく分野は唯一環境コンクリートしかない。

人口は減少局面を迎え生産量も低迷する見通しの生コン産業は「拡大再生産」から「サステナビリティ」に本当の意味で舵を切る。

大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート。

環境コンクリートが地球を救うためのストーリーがいよいよ来月8月に始まろうとしている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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