長岡生コンクリート
ローテク生コンも現代日夜技術開発が進んでいます。ここでは生コンの最新技術をご紹介していきます

2021/08/02

「製品開発の鍵はいかに人との関係性を実りあるものにしていくかにある」(月間生コン 2021/08/02)

「製品開発の鍵はいかに人との関係性を実りあるものにしていくかにある」(月間生コン 2021/08/02)

先週を振り返るこの習慣はすでに僕にとってとても貴重で大切なことを改めて思い出させてくれる。ECONもそう、流動化処理土も、ドライテックも、他、新しいプロダクトはみんなそう。「製品開発の鍵はいかに人との関係性を実りあるものにしているかにある」。その人の持ってる条件で簡単に付き合う、付き合わないを決めるんじゃない。良いところも、悪いところも含めて、その人とじっくり向き合う。



人との関係1st

プロダクトは勝手に天から降ってくるもんじゃない。

自分で開発するもんだ。

もちろん、一人ではできない。

形にするまでには多くの人の手に委ねられなければならない。

独りよがりは通用しない。

顧客も含めて関わる全ての人、特に、全国区でバズったり、多くの収益を生み出すようなプロダクトはそれだけ多くの人々に共感してもらい、参画してもらう必要が生じる。

先週はその原点を思い出させてくれるような1週間だった。

⚫︎先週の記事1: 【静岡】「固まりゃなんだっていい? それならECONでしょ!」残コンリサイクルコンクリート

残コンリサイクルコンクリートECONの低迷を打破してくれたのも中学時代からの友人だった。

「固まりゃなんだっていい」

この一言に僕はハッと気づいた。

ここ1ヶ月再開の準備を進めていたECONに出口を作ってくれたのはなんと親友だった。

お互い地元の稼業を継いだという共通項がある。

また、子供同士が同学年っていう縁もある。

それほど深くはないにしても、それでも何かと接点も多く、いわば「腐れ縁」とでも言えるのかもしれないが、その関係性がなかったら、今回のことは起きなかった。

新製品ECON NEOが出口を得る、つまり製品が市場に届けられる、ということはなかったのだ。

⚫︎先週の記事2: 「大矢さんより袋詰め流動化処理土の問い合わせがありました」

これも、上述の友人同様、いやもっと前から小学校時代からの友人、大矢洋平(正治組)との関係性が機会を創出してくれた。

もう、子供の頃からの関係性ってなると、いいとか悪いとか、いい奴とかちょっと苦手とか、もうそんなの完全に超越しちゃう。

幸か不幸か、そいつはそこにいるわけだ。

しかも、彼の場合はゴリゴリの土木屋で僕よりも職歴は長く、現場のことをよく知ってもいる。

生コンの出口の主たるところは土木、そして建築(そして僕は舗装もその分野にしたいと思っているけれど)。

その一方の土木について身近でこれほど関係性が深くて現場を知っている人がいることにいつも感謝しかない。

彼は僕が日本一の生コンパーソンであることを知っているから笑、まめに電話をよこしてくれて生コンについていろいろ相談をかけてもくれる。

基本友達に対しては商売という前提よりも「役に立ってやりたい」「力になりたい」が優先される。

でも、ビジネスってそもそも、そこが前提にあるはずなのに、いつしか目に見える物差し、「売上」とか「利益」みたいな計数を比べ合うようになってしまう。

俺の方が大きいとか、小さいとか、ブランドが認知されているだとか。

まるで子供みたいで馬鹿みたいだ。

市場と顧客そっちのけで目に見えるものを並べ立てて品評会みたいな比べっこをしている。

そんなものを比べ競い合うより、より豊かな関係性をなるべく多くの人と構築した方が人生は実り豊かなのに。

身近な経営者の多くはそんな目に見える売り上げとか利益、ブランドに奔走している。

気の毒な人生だと思う。

僕は大切な人とどれだけ豊かな時間を過ごすことができるかを尊重したい。

そのことで、今回のように、また新しいプロダクトが開発され、それがまた広がることで、より多くの人たちとの接点が生まれるのだ。

そして、売り上げとか利益、ブランドなんてものは、その結果であるに過ぎない。

そんなものを比べたって、走るのが得意な人と勉強が得意な人を比べても意味がないのと同じことだ。

他者と自分を比べることで人間関係はさらに希薄になっていく。

⚫︎先週の記事3: 【静岡】《安い》《脱炭素》「最先端のコンクリートはいつだってNON-JIS」かとり商事・美咲工業

友人だけじゃない。

社会人になってからも、時間が経過すればするほど、関係性ってのは実りあるものになっていく。

かとり商事さんなんか、もう覚えていないくらい、いつの間にか大切なお客様だ。

僕が入職した当時から長岡生コンとしても長年大変お世話になっていた。

社長がダチョウを飼っているという背景がビビッドすぎてウケる。

とにかく、当社、そして営業1年生でせっせと御用聞きに伺っていた僕を、とても尊重してくれた。

信頼してくださるから、プロダクトとしては「ポッと出」だとしても、「よし、買おう」と即決してくださる。

これって、信頼関係、時間をかけて作られた理屈じゃない関係性があるからこそなのだと思う。

さっきのブログの羽畑建設さんもそうだし、地元では名前を挙げきれないほど、そんな恩人ともいうべき人々(顧客)がいらっしゃる。

そんな人たちに自分たちの仕事「生コン」を通して奉仕する。

さらに関係性は実っていく。

これこそ、商売、製品開発の醍醐味なんだろう。

⚫︎先週の記事4: 「スラモルと残渣式流動化処理土のあいのことでも言えるのだろうか」スラッジソイル

⚫︎先週の記事5: 「アイディアの泉! PUMP MANからリリースされるRe-con ZERO PUMP・ディープインパクト・ポラコンプランター他」



そう考えると、普段何気なくご一緒している人たちも、最近知り合った人、これから始まるプロダクト開発、そしてこれから出会う人たちとの関係性も、向き合う上で大切なことって言語化・体系化できるように思う。

大切なことは、条件ではない。

その人が何ができるか、どの程度の売り上げ・利益の会社か、そのブランド力はどうか、ではない。

逆に、僕に接触してくれている人は、僕の何を見ているのか。

僕の属性・条件を期待して近づいているのか、それとも目には見えないものを尊重して、僕自身に興味を持ってくれているのか。

これって、すごく大切なことだとここ最近つくづく思う。

畢竟、「一緒にいたいか、そうではないか」に尽きる。

僕の属性・条件、強みを目当てに近づいてきた人たちは結果みんな僕の前から消えている。

目に見えるものを得よう、盗もうとしているから当然だ。

そして、そんな人たちが結果大成することはない。

そんな感じでコロコロと関係する人を変えていったら当然そうなる。

一方で、「いつの間にかいる人たち」は結局、いついつまでも自然といるのだ。

相手から何かを得ようとしたり、盗もうとしたりするんじゃなくて、一緒にいることが目的になる。

僕も、結局、会いたいから、一緒にいたいから、身近な人と接している。

「会うことになっているから」「仕事だから」

そんな理由で無感動に人との関係性を作る愚を犯さないように気をつけたい。

3年近く前GNNの顛末でつくづく学んだことだ。

⚫︎参考記事: GNNは解散します。業界の位置付けそのものが糞食らえ。消そうと思っても生コン屋さんの交流はつづく

⚫︎参考記事: 「会いたい人に会う。やりたいことをやる。自分で責任を取る」IT時代の有機的・目的志向型ネットワーク

ビジネス、製品開発って書くと無味乾燥した感じを受けるかもしれないけど、あらゆる全てのことの基礎にはこの人間関係というものがあるのだと、ここ最近痛烈に感じている。

人を愛する生き方を貫きたい。


カリフォルニア州クレアモントにて



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

WEBセミナー中継中!

長岡生コンクリート
このページのトップへ

施工実績はこちら

お問い合わせはこちら