生コンマッチング本当の《狙い》「構内のガラクタ出展してみない?」利用方法
いよいよローンチ生コン産業発《生コンマッチング》では生コン工場に埋もれていた設備や製品、サービスが広く社会に解放される。ここでは生コンマッチングの利用方法について解説。業界紙《コンクリート新聞》でも掲載予定の生コンマッチングで「構内のガラクタ出展してみない?」
http://www.nr-mix.co.jp/diy/sale/
生コンマッチング利用方法について
生コンポータルのトップページで矢印「生コンマッチング」をタップまたはクリックする(http://www.nr-mix.co.jp/diy/sale/)。
生コンマッチングのトップページ「構内のガラクタをお金に変えよう!」「生コン関連のサービスを探そう!」。
サービスローンチしたばかりでもあり募集も行っていないため出展数は二件しかない。
今後、「買いたい人を探す」「売りたい人を探す」「品名で探す」「都道府県検索」「キーワード検索」などの検索機能を充実させていく予定だ。
例えば気になる出展(矢印)が見つかったら、その画像をタップまたはクリックする。
詳細情報に直接アクセスすることができる。
もちろん《仲介手数料0円》なので直接連絡・問い合わせしてもらっても構わないし、面識がないということで仲立ちを希望される場合はマッチング事務局(03-6661-0350・担当:前嶋、手数料0円)に相談もできる。
余計な仲介手数料はかからないし、もしもあなたが生コン工場の職員の方であれば、地域や組合の違う生コン工場の方とこれを機会に接点を持つことができる。
実は、生コンポータルの狙いはそこにある。
地域や枠組みで分断されている全国各地の生コン工場の交流(流動性)を高めたい。
そうすることによって生コンはさらに多くのチャンスを手に入れることができるのではないか?
現在生コンポータル(生コンマッチング)ではおよそ350社の生コン工場の情報が掲載・紹介されている。
BtoCには馴染みの薄い生コンラストワンマイルの価値を発信することで生コン産業の新しい活躍のフィールドを広げていきたい狙いがある。
こうした取り組みを通じて今まで互いに知り合うことのなかった、
⚫︎地元の施工者と生コン
⚫︎地域の異なる施工者と生コン
⚫︎地域の異なる生コンと生コン
⚫︎地元の一般人と生コン
⚫︎地域の異なる一般人と生コン
が、互いに繋がり始める。
これまであり得なかった新しい動線が生まれる。
「え?生コン屋さんにこんな便利なものがあるの?」(一般の人から見たら安いブロックや砂・砂利その他)
「普通に透水性コンクリートって注文できるんだ?」(取引のなかった施工者)
インターネットと企業間連携は言うまでもなくこれまで想像することのできなかった奇跡を生み出してきた。
それは僕たち産業生コンも例外であるはずがない。
BtoB産業で活路を見いだせないこの産業の流動性を高めることによって生まれる新しい市場。
そんな市場では誰か特定の意図が全体を統制するのではなく、辺境・ラストワンマイルの自由意志で活発な交流が生み出されるはずだ。
生コンマッチング本当の狙い。
「仲介手数料でちまちまと稼ぐビジネスモデルではない」
夢は大きく、建設・生コン産業の再定義。
いよいよ始まる。
宮本充也