長岡生コンクリート
ローテク生コンも現代日夜技術開発が進んでいます。ここでは生コンの最新技術をご紹介していきます
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JCI「建設用3Dプリンティング技術最前線と将来展望に関するワークショップ」に参加しました

昨日(2021/03/02)オンラインで開催されたJCI「建設用3Dプリンティング技術最前線と将来展望に関するワークショップ」に参加した。国内外の建設用3Dプリンティングの先端事例や有識者らによるパネルディスカッション、そして海外からゲストを招いたパネルディスカッション。みっちり4時間受講して感じたことについて。



要は先行するICT土工のコンクリート工版

<開催プログラム>-------------------------------------------------------

13:3013:35 開会挨拶

13:3514:35 日本における3Dプリンティング技術の現状紹介Ⅰ 

(休憩10分)

14:4515:30 日本における3Dプリンティング技術の現状紹介Ⅱ 

15:3016:00 パネルディスカッション 

「建設分野で3Dプリンティングに期待すること・できること」

(休憩10分)

16:1017:10 基調講演(Prof. Viktor Mechtcherine

17:1017:15 開会挨拶

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昨日(2021/03/02)3Dプリンティングによるコンクリート構造物構築に関する研究委員会(石田哲也委員長)主催のワークショップがオンラインで開催された。

石田先生のFacebook投稿を見かけて予てより興味のある分野だったので受講した。

実に時代は様変わりしたものだ。

委員の國枝先生(岐阜大学)も言及されていたが、コロナ以前であれば基調講演のスピーカーをドイツからいわゆる「あごあしつき」でお招きし講演料もお支払いするような仰々しいイベントになっていただろう。

会場選定もそうだし実行委員の方々の準備も大変な労力になっていただろう。

それが、オンラインが当たり前になった今、200名近い参加者がストレスなくそれぞれの場所から参加していた。

中には知っている顔(というよりも名前)もあった。


おそらく200名近い参加者の中で僕だけだろう。

温泉に浸かりながら受講していたのは。

ミュートで画面OFFだからこそできる、素晴らしい受講方法。

まさに、働き方改革だ。

さらに、のぼせる前に風呂から上がり(もちろん、プレゼンを聞きながら)今度は雨の中ランニングに出かけた。

走りながらスマホでZOOMのチャットに質問を投稿していた。

「建設3DプリンティングとはICT土工のコンクリート工版とお見受けしましたが、大型打設の場合は生コン工場の出番はあり得るのでしょうか」

もう一発、「蟻塚の蟻に羽が生えたようなイメージで、ドローンで3Dプリンティングによる建設は議論されうるものでしょうか」

一発目にはきちんと反応していただいたが、二発目の質問はスルーされた。

ランニング中だったことがバレたのだろうか笑。



僕にも経験があるが、100名以上の規模のイベントというものは主催する側も参加する側も結構ストレスがある。

つまらないプレゼンだと眠くもなるが会場で寝てしまえばなんか感じ悪いし寝られない。

プレゼンする側も100名もの聴衆の前であれこれ喋るのは普段と違ってストレスフルだ。

そんで、クタクタになってイベントが終われば今度は後片付け。

懇親会。

二次会。

なんとなく充実感は得られるかもしれないが、果たして成果はどうなんだろうと、今ではパジャマや部屋着でミーティング日々から振り返ると甚だ疑わしいものだ。

そして、この変化こそ、デジタルファブリケーションの要諦なのではなかろうか。

これまで当たり前とされてきたことを疑って実践に置き換えてみる。

何日も前から捨てコンを施工して鉄筋を立て込んで型枠を組んで、そんで生コン打設のその日を迎える。

そこから何日も養生してから型枠をばらす。

コロナ禍がオフィスワーカーの現実を一変させてしまったように。

建設3Dプリンティングは数年後「あんなことやってたよね。信じられないよね」という世界を作り出すのかもしれない。



これまでの蓄積の延長?破壊的イノベーション?

石田先生の話題提供にあった。

3Dプリンティングはこれまでの技術の延長上にあるのか。

それとも、全く新しい分野から全く別の文脈で生成されるものなのか。

破壊的イノベーション?

これまでの建設を完全否定?


とかく先端技術は限界環境(宇宙とか)で活躍する無機質なロボットアームが音もなくダンスをするような光景がイメージされる。

そこには、これまでの建設に関わる蓄積が見られない。

降って湧いたかのようなテクノロジー。

これまでの建設を支えてきたゼネコン、生コン、その他関係企業は全て否定され、全く新しいスタートアップの成長により席巻されてしまうのか。

「建設業界さん、お疲れ様でした」みたいな。


故ある疑問だが、岐阜大学の國枝先生の事例紹介に建設3Dプリンティングの本質を見たように思う。

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http://www.kozobutsu-hozen-journal.net/walks/detail.php?id=317

要は、すでにかなりの実装が進んでいるICT土工の技術をコンクリート工に応用する形の建設3Dプリンティング(ICTコンクリート工)。

3Dスキャン、ドローン、点群データ、建設ICT、MC(マシンコントロール)、無人化施工の類だ。

この手の話題は僕の小学校時代からの友人でもある正治組の大矢さんや大林組の杉浦さんから得た知識だ。

3D測量で得られたデータ(3次元データ)に沿ってGPSで座標管理されたICT建機が寸分の狂いもなく土工を行うという技術。

考えてみれば、まあ、土工3Dプリンティングと言えなくもない。

國枝先生以外の方々から共有された事例は確かにぶっ飛んでて「すごい」のだけど、なんだか今の建設から考えると何やらしっくりとこないのも本音だった。

そして、僕がランニングしながら共有した疑問。

「建設3DプリンティングとはICT土工のコンクリート工版とお見受けしましたが、大型打設の場合は生コン工場の出番はあり得るのでしょうか」

僕はこの問いに建設3Dプリンティングの成否の鍵が隠されているように感じている。



破壊的イノベーション。

聞こえはいいが、果たしてその技術は「誰を」幸せにするものなのだろう。

一足飛びにみんなが宇宙に移住することはあり得ない。

ノストラダムスの大予言が外れたようなもんだ。

1999年に世界は滅びなかった。

アニメーションで表現される未来の世界のあり方は人々を興奮させる。

一方、物事の変化にはそれなりの移行期間が必要だ。

従来の建設産業がストックしてきたあらゆる資産(重機、プラント、インフラ)はある日突然01で陳腐化を迎えるだろうか。

ソフトウェアの世界ならそれはあり得ることだろう。

IoTが実装されICTで無人化が図られたそのハードウェア(建設機械)は30年前の建設に携わる人々が知っているその姿、原型をとどめているのはその証拠ではないだろうか。

ある日突然3200もの生コン製造者は陳腐化するのは、おそれではなく、非合理的だと思うのだ。

一方で地産地消を唱える。

一方で、建設3Dプリンティングはどこかから特別な素材を持ってきて作ります。

小規模な実験的取り組みであればそれもあり得るだろうが、具体的に実用的に3Dプリンティングが普及しより大規模化・高度化した世界で、そのようなあり方が経済的に成り立つとは思えない。

アプリケーションとしての先端技術は今すでにあるインフラをそのまま、或いは一部変更を加えた形でインストールされることが望ましいことだと考える。



にしても、200人近い人々がいたようだが、こちとら温泉に浸かったりランニングに出かけたり、その4時間をやりたい放題過ごしていた。

なんの躊躇もなくチャットで質問していた。

リアルのイベントではとてもこうはいかない。

いい時代に突入した。

そして、僕たち生コンはそんな時代にどのように自らの姿を変える必要があるだろう。

ハードウェア、インフラだからといって、今まで通りでいいというわけではない。

時代の要請に応えて自らのOSをアップデートしていかねばならない。

「建設用3Dプリンティング技術最前線と将来展望に関するワークショップ」

デジタルファブリケーション、異方性、トポロジー最適化、チキソトロピー性、普段馴染みのない言葉の応酬をゆったり温泉に浸かりながらあれこれ思想を巡らせるのは実に気持ちのいい時間だった。



宮本充也

「何度も言いますが今のままでは生コンCCUは日本では普及しません」

以前紹介したように、某商社の声かけにより海外のスタートアップのCCUを日本に導入するプロジェクトが始まっている。新しいことには想定外がつきものとはいえ、最初聞いていた話といざ大切なパートナーを招集して聞いてみた話とずいぶん違う。BEP出荷量が※,※※※m3?。「何度も言いますが今のままでは生コンCCUは日本では普及しません」。
⚫︎参考記事:《スタメン決定》「某大手商社、CCU企業らとの共同実験に参加する生コン製造者を募集しています」#2



セメント削減分でツーペイ

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名前を出すなと釘を刺されている。

どっちみち、出すつもりもない。

若干、憤ってますから。

「セメント削減分でツーペイです」

甘い言葉で誘われて、CO2を炭酸塩(炭酸カルシウム)に変換し、コンクリート中に収容する。

出荷すればするだけCO2は削減される。

さらに、炭酸カルシウムも結晶構造物だから強度を発現する。

同じセメント量なら強度が上がる。

その分、セメント量を減らすことができるので経済的。

なんなら、ちょっと安くなる。

安くて、CO2を減らせて、すごい!

そんな話だったはずだ。

相手は日本を代表する有名商社だ。

ともにこの閉鎖的な生コン業界を世直しするには願ってもないパートナー。

ポーラスコンクリート(ドライテック)や残コンステーション(Re-con ZERO)などの取り組みでご縁に預かった多くのパートナー達に声をかけた。

「やっちゃいましょう!」

動機付けが「面白そう」という少年のような人たちと一緒にこのとても面白そうなおもちゃを使って日本の生コン産業を賑やかしたい。

第一回顔合わせミーティングが昨日行われた。


「損益分岐の出荷量は※,※※※m3となります」

なんでも、設備の固定費がどうしてもかかってしまうために仮にJIS外品など少量、場合によっては出荷できないような場合には数十万のキャッシュアウトが1ヶ月に発生することもある。

「聞いてねえよ」

である。

こちとら、大切な事業パートナー各位に聞いてる内容だけでお声がけをさせられて、いざ蓋を開けてみたらそんな話。

そもそも、新しいことに前向きな貴重な人々を集める前に、そんなもん先に伝えておくのが礼儀ではないのか。

僕は、結構憤ってます。

それが、日本を代表する商社のやり方なんですね。

分かりました。



どこから目線がかわからんが、これだけは断言しておく。

そのプロダクト、そのままでは絶対に普及しません。

まず、JISが無いということもあるが、JISを仮に制定したとして、カーボンクレジットの性能の面で性能に疑問が残る。

1m3あたりたった15kgのCO2しか収容しないということであれば、他のカーボンニュートラルプロダクトに見劣りする程度のものだ。

マスト、というような性能とは思えない。

そして、日本の生コンの産業構造。

海外は大手生コングループが互いに競い合いより良いものを導入する素地ができている。

一方、日本は200以上の地域に独占禁止法適応除外の生コン組合が組織されており、「付加価値は悪!」みたいなムードが形成されている。

「CO2削減できるんです。いいでしょ?」

そんな理屈は通らない。

CO2を減らそうなんて思ってない。

発生した需要に対してより高くふっかけることしか考えてない。

おとといきやがれの対応をされることになるだろう。


そして、そもそも、JISが制定されたとして、1ヶ月に※,※※※m3もの出荷ができる生コン工場が一体どれだけあるだろう。

生コン製造者は3,200あるとされているが、現場毎月※,※※※m3出荷している工場って相当少ないんじゃないか。

政令指定都市のような地域だって※,※※※m3出荷している工場は10工場くらいしかないって話だ。

静岡県伊豆地方で考えれば、新東名などの特需エリアを除いてはほとんど※,※※※m3は下回っている。

そんなごく一部の※,※※※m3超の生コン工場でしか適応できないようなビジネスモデルはそもそも想定していたボリュームを期待できないのではないか?

そして、さらに、そんなごく一部の生コン工場は都市部でガチガチの組合で組織されている場所。

競争のないその場所で、なんでわざわざ設備コストと余計な手間がかかるその技術を実装する謂れがあるだろうか。

生コンあるあるだが、この手の技術は一部の新しもん好きの人のおもちゃになっておしまい。

業界をあげてキャンペーンを打った1DAY PAVEが今どうなってるかが最たる証拠だ。

断言しておこう。

今のままではその生コンCCUは日本では普及しません。

その大手商社のお力がどれほどか知りませんが、やってみてください。

「セメント削減分でツーペイです」

僕はその言葉のみで大切な事業パートナーに声かけをさせられました。

「※,※※※m3出荷で」という条件は知らされていなかった。

屈辱でした。

テンションダダ下り。

やる気ずいぶんなくなった。

最初から商売しようと考えてるわけじゃなかろうね。

もう、半年も継続してきた話なので積み木崩しもしたくはないが、日本の生コン村で何かをしようとするならば、それなりの覚悟を決めるべきだと思う。

それでなければパートナーとして信頼できない。

今の生コン産業でパートナーを見つけて、よろしくできるなんて思っていたらやってみろ。

やるなら、生コン産業を根底から再構築するくらいの覚悟が必要だ。

それができる相手と見込んでいたからこれまで共同してきた。



結論、超新技術CCU(Carbon Capturing & Utilization)を実装した生コンを今の産業構造で普及させるのは絶対に無理。

現代のアプリをWin95で操作しようとするようなもんだ。

絶対に動かない。

大切なのは、OSあるいはハードウェアの刷新。

破壊して再構築、ではなく、今の枠組みの中で有機的に内側から刷新するような、アップデート。

対象市場は、現在95:5と大きく水を開けられている舗装という市場。

ここでことを構え、高付加価値プロダクトを供給する。

CO2をジャンジャン排出するだけのアスファルト舗装から、大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリート舗装にシフトする。

そのための産業構造の再構築を図る。

通常の商取引とはずいぶん違うし一見遠回りに見えるかもしれないが、実はこれが近道だ。

「何度も言いますが今のままでは生コンCCUは日本では普及しません」

駆け引きのつもりだったのだろうか。

伝えられるべき情報を伝えずに大ごとにさせられて大変遺憾に思っている。

納得できる説明をいただけるのだろうか。

人は納得しないで行動を起こしてもなかなか成果にはつながらないんだよなあ。

CCU生コンなんてこれからの技術革新でどんどん生まれるんだろう。

本当にパートナーと呼ぶべき企業が他に出てくるのだろうか。

それとも、きちんと元さやに戻れるのだろうか。

大変憤ってます。



宮本充也

【アメリカ】「生コン3Dプリンティング先端企業※※※※との協業が始まる?」

インターネットと企業間連携の時代、心踊るプロジェクトは突如始まる。アメリカフロリダの3Dプリンティング建築スタートアップのICON社からの申し出で日本の生コン3Dプリンティングはいよいよ始まる?
※なお、当記事は先方から未だ非公開という依頼があったため一部訂正しています(2021/02/18)



どうなるかわからないから面白い

(写真1:ミーティング風景)

本日朝8時。

なんで、こんな時間からミーティングかというと、※※※※のお二人はアメリカは※※※※から。

先週、杉浦さん(知っている人は知っている)からご紹介を受けた日本人の段取りでこのたび初めましてのミーティング。

そのかたはゼネコンの職員でシンガポールから繋いでいた。

確か、1時間くらい時差があるはずだから、向こうはAM7時ってことか。

「会社は関係なく個人的にご紹介します」ということだったので企業名やお名前は公表しない。

それにしても、人と人の出会いは実に流動的になったもんだ。

まさか、起き抜けで英語しか喋れない相手とPC画面を通して打ち合わせをするとは、21年前に生コン工場に入職した時には夢にも思わなんだ。


(写真2:施工状況

(写真3:材料)

(写真4:完成写真)

新しい技術を前にすると人は大抵2つの反応を示す。

「日本では無理」

「建築確認とかどうすんだ?」

「PC(プレキャスト)でいんじゃね?」

みたいに、とりあえず、できない理由を並べるのが普通だ。


一方、

「まあ、わからんけど、やってみましょう」

「楽しそうだし」

実感としては1%程度の人たちだろうか。

今やる、すぐやる、とにかくやる。

理由は後からでいい。

なんか体の底から「やりたい」といううめき声が聞こえて、「はいかYESしかありません」みたいな反応を示す人たち。

無論、リスクテイクばかりして地獄を味わい続けるのもどうかと思うが、仕方ない。

だって、やりたいんだもの笑。


断っておくが、僕は英語が得意ってワケじゃない。

大体「初めまして」の外国人相手だと相手の仰ってることの2割程度もわからない。

僕の方も辿々しい英語で相手に「?」みたいな表情をさせている。

しゃべりたいことだけ喋る。

会話が成り立たない。

そんなことで遠慮してたのはほんの10年程度前のことで、今や英語が喋れないとか聞き取れないとか気にしないようにしている。

なるようになるのだ。



生コン3Dプリンティングは全て現地調達が基本

当初、不安もあった。

「生コン屋さんでいいの?」

という不安だった。

3Dプリンティング施工に関しては「生コン屋さんの出番なし」みたいなんだったらどうしようと思ってた。

先方からの要望はとにかく日本で調達可能な材料のサンプルを送ってくれ、ということだった。

それをもとに配合を設計する。

G(砂利)は使わず、S(砂)とC(ポルトランドセメント)に別途フィラー(炭酸カルシウム・Calcium Carbonate)を所定の配合でプレミックスする。

水は注入せずに、プレミックスしたものを生コンプラント(あるいは二次製品工場)で支給されるトンパックに投入するまでを現地の生コン工場に依頼したいという希望だった。

そのトンパックはトラックで現場に運び込まれ3Dプリンタ(特殊なEquipment・設備)に投入され水と混和剤が注入される。

後は、自動的に構造物が出来上がるのをただ見守っているだけだそうだ。

ICON - 3D Printing Homes with Vulcan II(参考動画)

https://youtu.be/9MZcuMjZ2vU



眠気まなこで回らない頭を回転させながら必死で英語を聞いたり喋ってたりしたから脂汗が出た。

なんか知らんけど、始まってしまった。

とりあえず、調達可能な材料サンプルを送ることになった。

それら材料は何も特殊なものではなく、ASTM(アメリカの規格)に規定されているものだというから、おそらくJISでも規定されている汎用品。

なんか、うまくいきそうな気もする。

うまく行くか行かないか答えを知りたい時に最も効果的な方法。

「やってみる」

あ〜あ、またしても始まってしまった、未知なるプロジェクト。

でも、振り返ってみれば僕の大切な仲間たちはみんなこうしてノリと勢いだけで始めたプロジェクトを通して出会った人たちだ。

さあ、ここからどんな出会いが生まれるだろう。

アメリカの先端テック生コン3Dプリンティング。

「日本ではできません」なんて言いたくない。

僕たちの生コンは世界をリードするものでなくてはならない。

この船出、募集はしません、巻き込みます。

僕の周りの皆さんご覚悟よろしくお願いします笑。

それにしても、3Dプリンティングのような先端テックにも「地元の」生コン屋さんが求められるなんてとても嬉しいよね。

僕だけ?

協業の模様はNDA(秘密保持契約)に抵触しない範囲でこちらで適時紹介していきたいと思う。

遠くで見てないで一緒に駆け抜けましょう。

日本の生コン3Dプリンティングが始まるよ。



宮本充也

《近くて便利》「生コン屋さんの残土処分が安くて楽なワケ」生コンビニ

生コンビニでは日本全国の「生コン屋さんの残土処分」を無償で公開している。知らない土地で現場を請け負ったけど、残土処分場がどこにあるのかわからない。生コン引き取りに行くついでに残土を処分しない?生コン屋さんの残土処分。



生コン屋さんの残土処分が安くて楽なワケ

これまでの残土処分

  • 知らない土地で請け負った現場で発生する残土、どこに頼んだらいいかわからない
  • 処分場は山奥とか不便な土地にあるから2tダンプで何度も往復すると1日仕事
  • 地域によってルールがまちまちなので事前にちゃんと調べなきゃ
  • 初めての取引だし現金を持ち歩かなければならないのは不便
  • 小ロットの残土処分を業者に依頼したら費用が嵩んじゃう
  • 面倒がいっぱい

生コン屋さんで残土処分

  • かならず必要になる生コン屋さんで残土処分
  • 比較的便利な場所にあるし、「生コン積み込みに行くついで(前)」に処分できる!
  • 地域のルールは地元企業生コン屋さんにお任せ!
  • 口座取引が可能なので現金持ち歩く必要ない!
  • 無駄なく効率的だから生コン屋さんの残土処分はめっぽう安い!
  • その他一切の面倒ごとも全て生コン屋さんに相談しよう


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愛知県毛受建材: 「残土処分も生コン屋さんで!」毛受建材に学ぶ顧客第一主義の姿勢

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埼玉県渋谷建材: 【埼玉】「残土受入は生コン需要の先行指標」渋谷建材の勝ちパターン

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岡山県白石建設: 「残土処分も生コン屋さんで?!」行きは残土、帰りは砕石(生コン)、生コン屋さんの残土st

生コンポータルでは600に及ぶ全国の生コン工場との連携を通してプロジェクト「生コンビニ」を推進しています。

「今度請けた現場が知らない土地なんだけど、残土処分できる生コン屋さん紹介して!」

そんなリクエストはお気軽にメールフォームから。

なお、生コンポータルでは残土のマッチングサービスDANPOOと提携しているため、残土処分を受けてくれる生コン屋さんが仮になくとも小ロットで対応してくれる残土処分業者を手配できます。

⚫︎参考:残土処分を革命的にDANPOO



生コン屋さんには日々何十台ものダンプトラックが出入りしている

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生コン工場では日に多い時には数百m3の生コンが出荷されている。

つまり、その原料、砂や砂利・砕石も数百Ton必要になる。

それら原料はおよそ山(製造所)からプラントまで何十台ものダンプトラックで運び込まれる。

その運び込まれてきたダンプは山、または置き場に戻る。

そのダンプの荷台は砂利や砂を荷下ろしした後は空っぽになる。

この空っぽの荷台を構内にストックされた残土の搬出ように活用しよう。

生コン屋さんの残土処分はこんなシンプルなアイディアから生まれた。

小ロットで運び込まれた残土でも大きなロットにまとめて一気に処分すればその分生コン屋さんの利益も出る。

すでに全国には残土処分を請け負っている生コン屋さんが数多くある。

生コンポータルでは知られざる生コン屋さんの残土処分をインターネットで無料公開することによって生コンをもっといいことにしたいと思っている。


小ロットの残土を処分するのにいちいち業者に任せてたらものすごいコストになっちゃう。

2tダンプで残土を載せて近くの生コン屋さんに残土処分をしに行こう。

そこは、生コン屋さんだから。

現場で必ず利用する生コンだって買えるから一石二鳥。

生コン屋さんはどこもその土地で長年の業歴を誇っている。

その土地のことなら残土以外にも色々頼りになる。



近くて便利。

まるで、コンビニ。

生コンビニ

生コンポータルの生コンビニでは残土処分をはじめあらゆる「生コンをもっと身近に」する活動を行なっています。

「まだ知らない土地で遠くの処分場まで2tダンプで処分しに行くの?」

あるよ、近くて便利な生コンビニ

生コン屋さんと繋がれば建設はもっともっと楽しくなる。

生コン屋さんの残土処分

相談はお気軽に。



宮本充也

「飽くなき先端テックへの挑戦」(週刊生コン 2021/02/15)

生コンやっていて毎日楽しいだろうか。ゼネコンなどから指示される配合を受け入れてその製造に携わる毎日は楽しいか。生コン製造者は主体性のあるものづくりの担い手ではなかったか。続々と生み出されるコンクリートの先端テックはどこか別世界の話ではなく手を伸ばせば触れることができる。「飽くなき先端テックへの挑戦」(週刊生コン 2021/02/15)。



刻々と変化する生コンを追いかける実録

⚫︎参考記事1: 「先端テクノロジー生コン3Dプリンティングが普及するためには」

YouTubeや新聞で見たことはある。

3Dプリンティングで建築される建物。

どこか別世界の話。

インターネットの現代において「別世界」という逃げ口上は通用しない。

世界を相手に活躍しているゼネコンのとある方から「生コン3Dプリンティングやらない?」というライトな声かけが先週もたらされた。

やらない理由はない。

生コンポータルではドライテックや残コンソリューション普及の道程で縁を結んだ多くの生コン製造者との協力関係がある。

新しい材料に手を出すような人々だ。

3Dプリンティングなんか垂涎の的。

地域の生コン組合や技術委員会ではなかなかお会いすることのできない熱量の人たちに「インターネット」「企業間連携」の現代は容易にリーチすることができる。

プロジェクトチームを結成することができる。

意思決定のノロイ重厚長大な縦割り階層の団体と違う。

「やりたい」という意思を表明すれば有機的に組織された名もなきプロジェクトチームが直ちにアウトプットを生み出す。

これまで「業界秩序」と考えられていたその構造物はもはやイノベーションを起こす役割を終えている。

汎用生コンの安定供給すら、その役割を果たす時代が終わっているように思える。

「生コンがCO2を収容するなんて素敵だよね」

その共感だけで僕たちはすぐに行動に移すことができる時代に生きている。

⚫︎関連: 《スタメン決定》「某大手商社、CCU企業らとの共同実験に参加する生コン製造者を募集しています」#2

先端テックへの挑戦に飽きることはない。



⚫︎参考記事2: 【静岡】「まだ《新しい材料》だなんて考え違いを起こしてない?」伊豆植物園・長岡生コンクリート

⚫︎参考記事3: 「コンクリートは緑だ」ドライテック次なる可能性(月刊透水性コンクリートVol.43)

古くて新しい生コン、ポーラスコンクリートもそんな先端テックの1つに数えられる。

無論、水を通す構造による環境配慮という側面は古くから知られ、それはいよいよドライテックの普及とともに広く一般に認知されるようになった。

決して、新しい材料というわけではない。

ただ、多くの生コン製造者にとってはまだまだ新しくまだまだ探求すべき領域を残している。

中性化、CO2固定化性。

仲間達とこの点について探究しその性能を明らかにすることでポーラスコンクリートは新しい役割が認識されもっと世界の役に立つ。

そんな挑戦に関係者は夢中になっている。



⚫︎参考記事4: 祝・70社突破!「RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)加盟企業にはどんな会社があるの?何ができるの?」

生コンラストワンマイルだけじゃない。

建設を構成するあらゆるセクターがシームレスにつながるRRCSが節目の加盟70社を突破した。

69が日本触媒、70が三菱商事。

日本を代表する大企業と、地域で水の次に流通する材料「生コン」をひさぐ生コン製造者。

垣根なく、分け隔てのない交流も、「飽くなき先端テックへの挑戦」。

春に向けてRRCSの組織化は本格化し、時代が求めるあらゆるテーマに対して具体的な答えを提示すべく協働が始まっている。



⚫︎参考記事5: 【福岡】「生コン車に乗ってやってくる?!トップランナーが教える《ふりかけ配筋》について」All round

現在、とある辺境ではもはやワイヤーメッシュを配筋しないで土間コンは施工されている。

人は現状に甘んじてしまう生き物だ。

それが、仮に、それほど効果が立証されていなくても、重労働であったとしても、一旦形成された常識は人々を思考停止に陥らせる。

従来の産業構造のように前後左右が壁と天井で区分けされ人々はその構造物の中で安寧を求めているとイノベーションは起きない。

そうした、壁や階層を打破して主体的に活動をし始めると変化にさらされる。

インターネットと企業間連携は意識ある個人の活動を許す。

エクステリア産業50年にわたって当たり前とされてきたワイヤーメッシュ配筋という常識は脆くも崩れ去ろうとしている。

数年後、人々は語るのだ。

「なんで、あんな辛い思いして効果も不明なワイヤーメッシュを敷いてたんだろ」

飽くことのない先端テクノロジーへの執念が人々を結びつけ刻々と新しいものを創造する。



今、その、生コン。

眺め方を変えることで、全く新しい生コンに変容するかもしれない。

今の時代、別世界という逃げ口上は通用しない。

先週たった1週間だけでも、僕の身の回りではこれほど多くの変化が起きた。

今週はいよいよ件の3Dプリンティング技術を保有するスタートアップ企業とのセッションだ。

アメリカはフロリダの会社だという。

時差があるから朝8時にオンラインミーティングだ。

眠いけどそれ以上に楽しそうだな笑。

起き抜けで英語ちゃんと喋れるかな・・・。

こんな風にして今週も夢中になってるだけであっという間に1週間が暮れていくだろう。

「飽くなき先端テックへの挑戦」

その繰り返しが生コン産業を変え、社会を変え、環境を変えていく。

みんなもそうだと思うけど、生コンて面白過ぎだよね。



宮本充也

WEBセミナー中継中!

長岡生コンクリート