2025/09/28
アスファルトとコンクリートの違い解説と適材適所のすゝめ

「生コンビニ」で取り扱う オワコン®︎ や オコシコン®︎ はコンクリート。一方、コンビニやスーパーの駐車場に採用されている黒い舗装はアスファルト。今回はその違いを専門家であるオワコンの宮本さんからご紹介
アスファルトとコンクリートの違いと適材適所の勧め
今日は一般にはその違いはほとんど認知されていないも同然のアスファルトとコンクリートのお話だよっ
アスファルト
駐車場舗装のど定番と言っていい アスファルト舗装は石油由来。どろっとした油分が特徴
コンクリート(オワコン®︎ オコシコン®︎)
こちらも同じく駐車場などの用途に用いられるオワコン®︎
こちらは、オコシコン®︎ そして、こちらコンクリートは石灰由来。化学式で言うと炭酸カルシウムCaCO3なので、貝殻とか鍾乳石とか無機質な物質
で、何が違うの?
こちら、アスファルト。写真だとなかなか伝わりにくいかもしれないけど、油由来ってことは「水と油」と言う言葉があるくらいにアスファルトは水と馴染まない、つまり、撥水してしまう、と言うこと
一方のコンクリートは石灰由来、水が染み込んで濡れ色になっていることからもわかるように「保水」が特徴。地面が撥水、保水、どっちの方がいいって言うと路面温度が下がるのは水を吸収して保つコンクリートに軍配。打ち水効果も夏場だとアスファルトはロウリュになるけど笑、コンクリート、とりわけオワコンやオコシコンなどのような透水・保水を特徴とする製品は路面温度がアスファルトに比べてもぐんと下がることが知られています
それぞれ由来が違うのでそのためそれぞれに特有の性質があるんですね
雨上がりその違い歴然
こちら、雨上がりのオワコン®︎とオコシコン®︎を撮影したもの。めっちゃ水を吸い込んで濡れている様子から分かるようにより自然な地面を約束するのはコンクリートってことになる。もちろん、アスファルトにもたくさんいいところがある(安い、施工後すぐに使用できるなど)から、用途に応じて適材適所でご検討されるようにお薦めしています
「コンクリートをもっと身近に」
これからも、コンクリートの専門家としてその貢献領域が広がるように「伝える」情報発信に勤しみますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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