2019/06/20
お持ち帰りOK! 「自分で作った打ち放しを持ち帰って事務所に飾っとこう」

全国開催中の「生コンでいいことセミナー 」では打ち放しペイントの無料体験が楽しめる。ベニア板に再現した打ち放しコンクリートはそのまま持ち帰ることだってできる。そして、それはどんな意味がある?
お持ち帰り大歓迎!ベニア板の打ち放しコンクリート
絶賛開催中の「生コンでいいことセミナー 」では打ち放しペイントが無料体験できる。
体験に使用されるのはなんと単なるベニア板。その上に特殊顔料と道具で打ち放しコンクリートを再現する。たった10分〜15分の出来事だ。
ベニア打ち放しコンクリートを持ち帰る意味。
「受講記念に」
ってんじゃない。
そんなんじゃやがてゴミ箱にポイが相場だ。
観光地のペナントと同様の運命をたどる。
そんなんじゃない。
そのベニア打ち放しコンクリートを事務所の目立つところに置いておいて欲しい。
そのベニア板は無言で訪問者にこう語りかける。
「私たちは打ち放しコンクリートのトラブルを解決するスキルを持ってます」
と。
例えば、そこが生コン工場の試験室だったとしよう。
試験室を訪ねるのはおよそ建設現場の監督さんだ。
その人は日頃からコンクリートの施工に携わっている。
いいことばかりじゃない。
管理の不行き届きで型枠を外したらとてつもない大きなジャンカが発生していたとする。
「どうしよう、このままじゃ施主や設計の立会いの時に修羅場だな。」
もんもんと心の底で思い悩む。
まずい、このままじゃ炎上だ。
ふと、目の端にベニア板の打ち放しコンクリートが入る。
「なんだこれは?」
なんの変哲も無いベニア板なのに、打ち放しコンクリートにしか見えない仕上がりになっている。なぜだ?
そして、その疑問をそのまま試験室職員に尋ねる。
深い安堵がやがて訪れることは言うまでもない。
そう、ベニア板の打ち放しペイントサンプルは何より雄弁に語る営業マンとなる。
あなたが打ち放し色合わせ(打ち放しペイント)のスキルを持っていることを無言で語る。
販売促進につながる。
新しい売り上げと利益が生まれる。
お持ち帰りOKのベニア板。
それも生コンでいいこと。
宮本充也