長岡生コンクリート

2017/01/19

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「トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル」 ニチエー・カメレオン・中屋敷・日新・キクスイ コンクリート色合わせ補修

「トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル」 ニチエー・カメレオン・中屋敷・日新・キクスイ コンクリート色合わせ補修

クイズ;下記のワードをご覧ください。

共通するものは何でしょうか?


ニチエー吉田

カメレオン工法

中屋敷左官

日新工業

キクスイ


これは、何のことかお判りだろうか?

ひょっとしたらコンクリートや建設にかかわる方ならご存知かもしれない。

下記を見てほしい。


トヨタ

日産

ホンダ

マツダ

スバル


もう、すでにお分かりだと思う。

上記はすべて自動車のメーカーが表示されている。

一方、

ニチエー吉田

カメレオン工法

中屋敷左官

日新工業

キクスイ


普通はわからないと思う。

答えを言うと、コンクリート打ち肌(打ちっ放し)の特殊補修(色合わせ補修)のブランドを列記している。

まったく、知らないだろう。

そして、僕は、これが一番の問題だと思っている。


知られていなさすぎる。

ということは、

市場が成熟していないということ。

RCトータルサポート

は、これまで多くの実績をブログやメルマガで配信してきた。

10年前に初めてようやく市場には先ほど挙げたようなブランドがあることを知る。

ただ、まさしく幸か不幸か、

「ほとんど競合することがない」


通常で考えれば、競合しないというのはいいことだと思う。

価格を決定するときに競争がないのだから、

供給者である僕たちからすればいい値段でご購入いただけるわけだし。

ここで甘んじてしまいたくもなる。

ただ、別の見方として、

「市場がない」

というふうにとらえることもできる。

つまり、

価値があるのに価値が適正に社会に認識されていない

ということともとれる。

競争がないということは楽できそうなんだけど、

仕事をするフィールド(市場)が小さすぎて、

いくら事業が成長したとしても天井が知れている

ということになってしまう。


僕たちにとって、

ニチエー吉田

カメレオン工法

中屋敷左官

日新工業

キクスイ

は確かに競合他社かも知れないけれども、視点を変えれば、

「同じ船に乗っている乗組員」

とすることができる。

ある程度競い合い高め合わないと、船自体が安定しないばかりか、

もしかしたら色合わせ補修そのものが伝統芸能みたいに絶滅してしまう危険だってある

そのくらいの危機感をもって臨まなければならないのだとも思う。


普通に考えたら、競合他社とは仲良くなれないし、

独占禁止法を持ち出すまでもなくくんずほぐれつなかよしこよしはダメ。

だけど、だからといっていがみ合う必要はない。

同業者や競合他社のことを隠したり悪口言ったりするのじゃなく、

ある意味では尊敬したりいいところをきちんと評価したりそれを発信する。

そのくらいの気概があっていいのではないだろうか。


自働車メーカーのように、

社会の一部、常識となる日まで。

それだけの価値があると僕たちは思っているのだから。

コンクリート打ちっ放しの補修というこの価値をきちんと情報発信していきたいと思う。


※色合わせ補修とはこんな技術のことです


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士