2017/04/04
「どうしたら助かるんだ?」 打ち肌・打ち放し・助かる・施工不良・色合わせ・補修

わからないことがあってぐぐる。
近年大きく世界を変えたことの一つだと思う。
昔は辞書だったろう。
あるいは先生に聞く。
知人や友人に電話する。
これが、ググるに集約されてしまったのは近年の大変化か。
その変化に合わせて財を供給する企業は情報発信の在り方を変化させねばなるまい。
あなたにも経験があるだろう。
やっと探していたキーワードを含むサイトを見つけたのに、
前置きが長すぎて読めねえ面倒くせえ!
という、あれ。
これは実に気をつけねばなるまい。
まさに、このブログ。
Aさん(建築現場代理人):「型枠を外したら打ち放しコンクリート仕上げ面がとんでもねーことになっている!やばい、来週施主と設計が立ち合いの元定例のミーティングがあるけど、これを見たらあのせんせいのことだ怒り心頭に発して僕は八つ裂きにされることだろう。さあ、大変だ、ググろう。・・・・ん、・・・・ん、あった!スクロールだ!文章ながい!段落分かれてなくて読みづらい!結論どこ?どこ?どこ?あああああああ」
この人が欲しいのは、僕の理念とか趣味とかじゃない。
そんなものはスクロールの対象である。
IT戦略上必要な文章とはスクロールされる文章ではなく、
「困ったの解決策」
であり、ブロガーの個人的な意見ではない。
これは本当に気をつけねばなるまい。
と書きつつも、まだまだぐだぐだと文章を書き散らしていくわけだが・・・。
Aさんが欲しい情報「困ったの解決策」は5W2Hに集約される。
How much;いくらで俺は助かるの?
How;どうすればいいの?
(2H)
Who;誰が?
When;いつ?
Where;どこ?
Why;なんで?
What;何が?
(5W)
例えば、Aさんのように「自分が欲しいものが決まっている」、
つまり、型枠外したらとんでもなくてそれを何とかしてくれる存在を探している場合、
のなんたるかを説明するより、
さっさと5W1Hよこせって話になる。
こんな意味合いから今後本WEBサイトを抜本リニューアルする。
ぐぐった人の心理に徹底的に立ったサイトレイアウト。
「ほしいものを最初に置く」
(※要はどうしたら助かるんだ?っつーこと。)
というページレイアウト。
を念頭に置いて今年のIT戦略の進捗管理を行うことになった。
昨日は関係各位と今年度のIT戦略全体方針を占うミーティングができた。
より確度の高い情報発信を心がけたい。
自分が伝えたい内容ではなくて、
読む人が知りたい・欲しい内容。
これって、営業とかセールスをやるときだけじゃなく、
世間一般で重要とされていることだったりする。
IT戦略とはいえ、結局人として必要とされる本質が求められる。
何をやっていても仕事を通して人は成長できるというのはとても面白い。
仕事ってのは楽しい。