2017/10/04
「このジャンカどうするんですか?」 コンクリート・打ち放し・豆板・ジャンカ・コールドジョイント・ひび割れ・色合わせ・体験会・福岡

コンクリート色合わせ
文字通り、
色を合わせる。
コンクリート壁面。
打ち放しの施工不良。
補修痕
打ち放しの自然な打ち肌に、
不自然なモルタルの補修痕。
文字通り、
色を合わせる。
昨日は福岡の野方菱光で色合わせ体験会が開催された。
実際に道具を手に取り体験していただく。
この色合わせセミナー。
本当によくできていると思う。
関係当事者全員がWin、
今風に言えば、トリプルWINなのだ。
※詳しくはプレゼン資料がDLしていただける
生コン打設というのは不確定要因が大きい。
そもそも半製品(=生コン)を現場まで数十分(1時間半以内)かけて運び、
打設直前で試験してOKとなったら打設が始まる。
一度として全く同じ打ち肌で打設されることはない。
打設した時の諸条件により、
打ち肌は変化する。
わびさびである。
時にはこうした打ち肌が出来上がる場合がある。
「いやぁ、わびさびですねえ」
などとお施主さんにその打ち肌をほめたとして、
何か解決するだろうか。
よくよくご存じの事態を招くことになる。
僕たちは10年以上かけて蓄積されたコンクリートのネットワーク。
「このジャンカどうするんですか?」
現場で困っている代理人さんに尋ねてみる。
「いやあ、実は困っていてね」
その困っている人に協力することができる。
今日は大分県で開催される。
全国キャラバンをしている。
色合わせに興味・関心のある人たちに、
ネットワーク参加を呼び掛ける。
小規模だったり組織的な問題で業として立ち上げることが難しい。
そんな風に思っている人もいるかもしれない。
今はネットワークの時代。
社内のリソースが足りないのなら、
社外に広くそれを求めることができる時代。
コンクリートで不幸になる人を0にする。
強い手ごたえを感じつつ、
九州二日目の朝を迎えている。