長岡生コンクリート

2017/12/15

「海外でも行けんじゃね?」 沖縄・色合わせ・体験会・コンクリート打ち放し・

「海外でも行けんじゃね?」 沖縄・色合わせ・体験会・コンクリート打ち放し・

やっぱり沖縄だった。

まず、寒くない。

現地の富永さんはダウンジャケットをまとって、

「寒い、寒い」

と連呼していたが、

僕は心の中で「あちぃ」と連呼していた。

比較的温暖な伊豆から比べても超暖かい。

やっぱり、沖縄。

そして、

コンクリート色合わせ補修に対してのリアクション。

熱い。

こちらも、やはり沖縄、というべきだろう。

実に沖縄的なリアクションだった。

生コンブログの始まりである。


※沖縄の皆さんご協力ありがとうございます。


前段の透水性コンクリートセミナーの来場者の皆さん全員出席

沖縄の建物はコンクリート打ち放しが多い。

以前からの印象としてそう思っていた。

きっと色合わせセミナーにも多くご来場があるだろう。

そんな風に思っていたのだが、

「沖縄の塗装に対する環境は酷烈」

「塗装がすぐにダメになる」

それは本当のようだった。

その所為なのかやはり沖縄には打ち放しコンクリートが多い。


施工して半年経過してからひび割れ

そんな現象も比較的多く、

コンクリート補修そのものの市場も大きいようだった。

それだけに参加者の姿勢は他の地区に比べても非常に好意的だった。


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※南陽土建の比嘉専務も飛び入り参加で誰よりも大きく「生コンニチハ」とご挨拶(笑)


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※基本をお伝えしてそれぞれに施工をしてみる


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※色合わせの構成を説明をするのは最近少し痩せた小松担当


ここで習得できるのは技術だけじゃない

もちろん色合わせ補修の序論、いろはのい。

そこに立っていただくこともできる。

ただ、それ以上に価値のあるのは、

ネットワークに接続するということ。

全国で展開されるこの色合わせ体験会。

そこで生み出される技能者との交流。

ネットワーク。

伊喜さんをはじめ既存のエキスパートを中心として、

全国の技能者がネットワークでつながる。

実はこれがお届けできる一番の価値。


もちろん、明日から色合わせ補修を事業スタートいただける。

最初から高度な色合わせはできない。

ただ、少しずつネットワークとの実体験(実施工)の中で、

その技能を磨き込んでいただくことができる。

少しずつ高度な技能も習得できる。

スターターキットをはじめ、

色合わせの道具や材料ももちろん手にすることができるし、

それらを使って自力で練習もできるけど、

何よりも先輩たちとの交流が一番。


沖縄の方々との交流で改めてそれを感じた。

今回感じたのは、

「海外でも行けんじゃね?」

ということ。

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※色合わせセミナーキットをごろごろと転がす最近痩せた小松担当


コンクリート色合わせの需要は日本だけだろうか?

もちろんそんなことはない。

確かに日本では打ち放しコンクリートがとても好まれる。

ただ、それは文化として広げていくことができるはずだ。

グローバル化する市場で僕たちの強みを発揮することだってできるのではないか?

コンクリート色合わせ体験会はまだまだ続く。


グローバル化の玄関になりうる沖縄で、

僕たちが考えていたことはおおむねそんなことだった。

(この終わり方がなんとなく落ち着いた感じで僕は好きだ)


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士