2018/01/20
「施工管理者の懐刀」 色合わせ・コンクリート打ち放し・変状

コンクリートのトラブルは不幸が付きまとう。
昨日こんなWEBサイトを見つけた。
https://daikaku-saiban.com/contents/archives/515
非常に穏やかでないサイトデザインである。
タイトルに訴訟と書いてある。
訴訟が前提のサイト。
こちらは過激で極端であるとしても、
コンクリートのトラブルはとにかく不幸である。
それは生コンであることに起因する。
生コンブログの始まりである。
コールドジョイント
豆板
クラック
ピンホール
コンクリート打ち肌に現れる各種変状(へんじょう)。
これらは望まれないものとして発生するにしても、
即問題というものでもない。
コンクリート診断士という専門的立場から言っても、
これら返上は適切にケアをしておけば問題は解消される。
適切なケアというのがすなわち、
補修
ということになる。
補修さえ適切に行っておけば、
コンクリート構造物の耐久性は維持できる。
完璧に打ち上げられたコンクリートと同じように、
長年供用するに耐える構造物となる。
見た目だけはそうはいかない。
それがその上から仕上げられたり、
天井板などで覆われ隠される場合は、
問題解決以上終わり
ということになるのだけれど、
それが打ち放しコンクリートだった場合、
問題は終わらない。
まだ続く。
※ググったら出てきた補修の画像
こんな感じで補修して耐久性は問題ありませんよなんて言っても、
見た目が問題ありますよ
ということになる。
何度もこちらで紹介してきたように、
「生コン屋さんとコンクリート補修」
はそんな時に不幸を0にすることができる。
※こんな感じ
コンクリート打ち放しというのは施工管理者にとっては望まれないもの
生コンクリートはあくまでひたすら半製品なわけだから、
どれほど完璧な管理を施しても完璧ということはない。
客観的な評価にさらされるものだから、
どこまでいっても誰にとっても100点はつけがたい。
だからこそ、
コンクリート打ち放しは施工管理者の実力をもろに露出するということにもなる。
懐刀としての色合わせ補修
生コン屋さんとコンクリート補修のネットワークは全国に及ぶ。
全国セミナーを通してさらにそのネットワークは充実しつつある。
施工管理者の懐刀として。
あってはならないことだけれど、
コンクリートの施工不良や変状が発生したときのお守りとして。
僕たちのことを気に留めておいてほしいと願う。