2018/12/07
「現場打設? #デコブロ しちゃえよ」リスクとコストを考えるなら#デコブロがオススメです

マンションのPC(プレキャストコンクリート)に工場施工している現場です。杉板型枠を使ったPCは非常に難しいため、この手法が採用。約150㎡規模です。
杉板型枠を使ったPCは非常に難しい
Before こちらがPC(プレキャストコンクリート)。普通型枠を使用して成形されている。
After どこからどう見ても杉板型枠を用いたコンクリートに見える。これも。これも、#デコブロ そう!描いたもの!!
どうせ失敗するならば。
PCプレキャストコンクリートとは現場の省力化や省人化を期待した工法。
生コンでいいことを標榜する僕たちには耳の痛い話だが、
生コンを現場にて型枠に打設する従来の工法よりも効率化が図られる。
あらかじめ工場でプレ(予め)キャスト(打設)される。
そのコンクリートを工事現場に持ってきて組み立てて完成。
だから、出来型も安定する。
工場で管理状態に置かれて打設されるわけだ。
だから、仕上がりも綺麗。
そのように相場が決まっている。
そんなプレキャストコンクリートでも、
「杉板型枠はどうせ失敗する」
という判断がある。
それだけ、杉板型枠は難しい。
そのように考えられている。
「だったら、最初から#デコブロ しちゃえ」
そんな現場だ。
「最初から#デコブロ しちゃえ」がなぜ有効なのか?
仮にガチンコで杉板型枠を用いて作成した場合と比較してみる。
まず、型枠が高い。
杉板打ち放しコンクリートはその意匠性で選ばれるもの。
だから、型枠の転用回数も通常のものとは比べられないくらい少ないはず。
さらに、打設管理も人や時間がかかるはずだ。
入念な施工が求められる。
さらに、「綺麗に打ち上がる保証がない」。
いかに管理状態の工場打設(プレキャスト)とはいえ脱型(だっけい)した際に打ち肌に問題噴出。
それは、補修を別途せねばならないことを意味する。
補修費用が加算される。
それだけじゃない。
時間、工期という問題が絡んでくる。
Time is money.
工期が伸びるということは原価アップを意味するのだ。
万が一工期内でコンクリートが届きませんでした。
そんなことになれば他の工程への悪影響は深刻だ。
「現場打設? #デコブロ しちゃえよ」
ゴルフ用品のキャッチに、「仕事? ゴルフいっちゃえよ」なんてのがある。
いかに慎重に管理したとしても必ず発生する施工不良。
現場で杉板型枠を用いて打設するくらいなら。
#デコブロ しちゃおう。
#デコブロ とは色合わせ補修が応用された技術。
打ち肌のあらゆる悩みを解消する魔法の技法。
「現場打設? #デコブロ しちゃえよ」
生コンでいいこと。
宮本充也