2018/12/15
「わざと汚れたようにとかもできるの?【#デコブロ 】」

素敵な打ち放しコンクリートを身近に。#デコブロ (デコレーションブロック塀)がエクステリア(インテリア)界隈を席巻している。「わざとよごれたようにとかもできるの?」。秘儀をとくとご覧ください。
#デコブロ の秘儀を解くとご覧あれ
こちらが普通に#デコブロ された表面だったとして。打ち放しは綺麗ばかりが素晴らしいってことじゃないって人もいる。それなりに汚れてたほうが自然だって。
こちらが「わざと」汚した#デコブロ の技。
もっと「わざと」汚してみた#デコブロ 自由自在に汚れた打ち放しコンクリートも再現できるのが#デコブロ の秘儀。
いい感じに汚れてる。
打ち放しコンクリートにもエイジングという概念がはまる。
新品だったころよりも馴染んでくる。
ちょっとくたびれた革製品の方が愛着が沸く。
事実#デコブロ に寄せられる注文は新築だけじゃない。
リノベーション
リフォーム
みたいな既設建設物に対して適応される時も同じだけ多い。
そうなると、「そこだけ新品にしておきました」はちょっと変に見える。
20年、30年経過した周囲の打ち肌と見事に調和した美。
または新築の場合だって、
敢えて古臭いビンテージ感を醸成したい。
そんなニーズだってある。
なんだって新しい方がいい。
そんな画一的なニーズでは語れないのが現代の多様性だ。
そもそも#デコブロ はアート。
プロが見てもそれが実際に型枠に打ち込まれてできた打ち肌ではないと判断できない。
打ち放しコンクリートが帯びる偶然性の美を再現する。
#デコブロ の基礎技術は60年以上前に生成された、
打ち放し色合わせ補修
という技巧となっている。
時の経過とともに多くのアーティストの手により彫琢された技巧。
その技巧は#デコブロ 普及によりさらに大勢の技術者の手により日夜改善が繰り返されている。
絵を描いたことがない人がいないように。
#デコブロ も建設業界の中で確固たる市民権を得つつある。
「わざと汚れたようにとかもできるの?」
答えは、朝飯前です。
できないことはありません。
打ち放しコンクリートの美はさらに進化する。
誰もが当事者になれる。
生コンでいいこと。
宮本充也