2019/10/27
【岡山】「朝ぶつけて夕方元どおり」クリーニングより早い補修

人である以上失敗はある。それは生コン打設だけじゃなく、打ち上がったコンクリート構造物を不注意で壊してしまうようなことも。「朝ぶつけて夕方元どおり」。朝やらかしてしまったそのミスも夕方には回復しています。
施工:白石建設。
Before & After 逆ではありません
Before。ぶつけて壊したコンクリート。ぶつけた方も心配だが、ぶつけた方が悪いので直す必要がある。
横から見ると結構派手に削っちゃってる。
そして、夕方を迎える。
クリーニングだって、まだ乾かない。
クロネコヤマトだって、夜まで待たなきゃ届かない。
そんな中。
白石建設のコンクリート補修はどうだろう。
迎えた夕方の様子はこちら。
After。見事な西日だ。夕方ってのがよくわかる。そうじゃない。削れた場所に痕跡がまるでない!!
派手に行っちゃった傷がまるで何もなかったかのように忽然と姿を消しているのだ。そして、撮影者の影も見事に西日だ。
あれ、なにかありました?
コンクリートの施工欠損など、欠け、豆板、コールドジョイント、その他不具合はとかく発注者と施工者の間で揉め事に発展する。
それが、打ち放しペイントを施すと「あれ、なにかありました?」忽然と姿を消すのだ。
安心してください。
補修してますよ。
そして、このスピード感。
補修必要箇所が手をつけられないまま何日もその場で晒されているのは現場を預かる身としても結構苦痛なはずだ。
それが、
「朝ぶつけて夕方元どおり」
このコピー行けるような気がする(なんの?)。
こんなふうに全国のコンクリートは打ち放しペイントでさりげなく補修されている。
きっとあなたが今日目にするコンクリートも。
もしかしたら打ち放しペイントを施されているのかもしれない。
宮本充也