長岡生コンクリート

2020/02/20

【神奈川】「擁壁の打ち放しコンクリートに砂道発生!」見た目補修の打ち放しペイント

【神奈川】「擁壁の打ち放しコンクリートに砂道発生!」見た目補修の打ち放しペイント

神奈川県。庭コンから問い合わせを寄せた施主からの発注。砂道(すなみち、施工不良)が発生してしまったが施工者がもともとの友人であまり強くも言えず、悩んでいるときに偶然WEBで見つけた。擁壁全体で約10万円の費用。



「施工したのが友人であまり強くも言えず」

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砂道(すなみち)・砂筋(すなすじ)という施工不良

Beforeの写真には砂道が発生している。

発生要因は型枠と型枠の継ぎ目からペーストが溢流してしまい、その部分の砂が洗われてしまう現象。

見ての通りぼろぼろと砂が表面に残ってしまう。

こちらは門柱(擁壁)であるため耐久性や強度がどうこう言われるような問題ではない。

門柱、家の玄関口、家の顔。

つまり、「見た目」が問題となっている。



「施工したのが友人であまり強くも言えず」

友人が庭師をやっていたりエクステリア業を営んでいてもなんか発注しづらいのはこの手のトラブルを考えると納得する。

仕事とりひきが絡んでなければ酒飲みながら、あるいは趣味をしながら、ああでもないこうでもない愚痴を聞いてもらったり、楽しい友人関係は継続できる。

もちろん、友人のために役に立ちたい。

「友人から生保を買ってなんかギクシャクする」

これに近い現象はあらゆる友人×仕事に発生するのではないか。


作ってもらった打ち放し擁壁工。

なんか砂がぼろぼろとれている。

見た目がイメージしてた打ち放しクリートじゃない。

でも、汗水垂らして友人が作ってくれた仕事だ。

なんか、強く言えない。

(※打ち放しコンクリートの見た目の好き嫌いは人それぞれ意見が分かれる抽象的なものであることもこの問題を複雑なものにしている)。


今はインターネットの時代なのでこうしたマニアックなトラブルの解消法についても素人さんでも調べて見つけることができるようになった。


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生コンポータルではこうした「打ち放しコンクリート見た目の補修」のセミナー(体験会)を全国各地で開催している(https://www.nr-mix.co.jp/calendar/index.html)。

訪ねてくれるプロ施工者や上級DIYerはすぐにこの技能を習得できるようになっている。


型枠を外して想定外の施工不良に気づく。

やべ、見た目がいけてない。

そんな時にも、生コンポータルがお届けする「生コンでいいこと」はそんな悩みを解消しその場に喜びをお届けすることができる。

今日も、明日も。

そんな現場で悩んでいる人に喜びを届けている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士