長岡生コンクリート

2020/02/29

【東京】「杉板打ち放しの場合はちょっと高度なテクニック」コンクリート見た目補修

【東京】「杉板打ち放しの場合はちょっと高度なテクニック」コンクリート見た目補修

車が突っ込んできて欠けてしまった杉板打ち放しコンクリート壁の補修。施工中の現場で車両の接触があって困っていたところを問合せいただきました。欠けたあともすっかり元通り。



特殊型枠(杉板)の打ち放しコンクリートだって「見た目補修」

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特殊な型枠(杉板)で施工された打ち放しコンクリートの壁。

打ち放しの中でもさらに意匠性(見た目)を要求される。

そんな壁に車両が激突。

ぽろり、破片が取れてしまって、そこをBefore写真のようにモルタルで断面修復。

機能(強度・耐久性)という面ではこれでなんにも問題がないのだが、もう1つの僕たちプロが見過ごしてしまいがちな機能、

「見た目」

は著しく低下してしまっている。

この多分に抽象的な性能「見た目」は定量化しづらく技術者はどうしても見過ごしてしまいがち(というかどうにも研究の対象にしづらい)。

そこに、一般(施主や発注者)との溝が生まれる。

「こんな打ち放しはイメージしてなかった」

というやつである。



杉板打ち放しの場合はちょっと高度なテクニック

こちらの動画は通常の型枠(コンパネ)で施工された打ち放しの見た目補修マニュアル。

単純な作業でDIYだって可能。

一方杉板型枠は打ち肌(コンクリートの表面)に独特の模様を転写する。

その独特の模様の再現にはある意味「絵心」というものが要求されるのも事実。

ただし、使う道具や材料は全く一緒。

DIYに挑戦しない手はない。



生コンポータルでは職人のご紹介を随時受付中

DIYしてみたい。

それでも、最初は誰かに教わりたい。

実際の現場に杉板の見た目補修(色合わせ補修)もできる人に来て欲しい。

一緒に施工することで学びたい。


生コンポータルではそんな現場からのニーズにも応えている。

打ち放し色合わせ補修(コンクリート見た目補修)はどこかの特別な技術であってはならない。

秘伝であっては現場を幸せにすることはできない。

生コンをいいことにするために。

今日も明日も活動しています。

もし興味があれば全国開催の生コンセミナー(見学会)にご来場を!



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士