長岡生コンクリート

2020/03/18

【静岡】「実はこれもなおしてほしいんだよね・・・」ピン角・充填不良

【静岡】「実はこれもなおしてほしいんだよね・・・」ピン角・充填不良

静岡県静岡市。こちらはピン角の充填不良のような砂道。建物のエッジをみせることも打ち放し建造物の特徴なので、内部外部問わずピン角は「実はこれもなおしてほしいんだよね・・・」と言われることが多くある。



諦めてない?打ち放しコンクリートのピン角充填不良

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Before写真に見られるようなピン角部分の充填不良。

あなたならどう見るか?

人によって打ち放しコンクリートの見た目は千差万別。

ある人にとっては「味があっていいじゃん」となったり、また別のある人からしたら「こんなの完成品として許容できない!」と憤ることも。

それぞれの感性は否定することができない。

だから、ものづくりに携わる人たち、現場監督さんや作業者の皆さんは常に生コンという半製品に苦しんでいる。

多くの条件に晒されながら半製品を現場で成形する。

この行為がいかに大変なことか。

プロ施工者なら知っている。



「実はこれもなおしてほしいんだよね・・・」

そんな抽象的な価値を扱う仕事だから最初から諦めてしまうケースも少なくない。

型枠を外したら想定していなかった状態(今回のようにピン角部分の充填不良)に見舞われた。

「打ち放しはこんなもんさ」

ある意味で達観してしまってお施主さんから指摘されないことを祈るのみ。

でも、最近ではこうした充填不良などの打ち放しコンクリートや生コンの悩みはもはや問題ではなくなろうとしている。

動画マニュアルにもあるように打ち放しコンクリートの自然な風合いは「見た目の補修」で再現することができるのだ。


⚫︎充填不良の部分をまずは断面修復

⚫︎動画マニュアル色合わせ補修を施す


たったこれだけで「実はこれもなおしてほしいんだよね・・・」が実現してしまう。

諦める必要がない。



知られていないことは存在していないのと同じ

生コンポータルでは5カ年に及ぶ情報発信(ブログ毎日3本以上更新)に加えて全国見学会を開催している。

参加申込みをする

最近ではZOOMで遠隔地から参加することもできるようになっている。

見学会の場所が遠かったり時間がなかなか工面できない施工者のためにもきちんと知恵の習得の機会を整備している。

特に建設文脈で考えた場合「知られていないことは存在していないのと同じ」を切実に感じる。

「知っているだけ」

で今回のような打ち放しコンクリートや生コンに関する悩みはもはや悩みではなくなってしまう。

こうしたことがいかにも生コン周りは多い。


生コンポータルでは「知っているだけで」解消できるソリューションを数多く発信している。

「生コンで何かあったら生コンポータル」

「生コンはもっとみぢかに」

そんな風になれるよう日々努力している。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士