2021/10/26
【岡山】「なんの変哲もないブロック塀が突如高級仕上げ様式《打ち放しコンクリート》に様変わり」コンクリートリフォーム

生コンポータルは何も地面だけじゃない、壁だってそのプロダクトとサービスの提供領域だ。今回はあとだしじゃんけんワークス岡山に庭づくりを注文いただいたJOJOさんのブロック塀リニューアル。安く作って高く見せる。庭全体の雰囲気が一変する。DIYもできるよ。
施工:白石建設+DIY
ブロック塀が高級仕上げ様式へ
こちら、前回ドライテックが完成したJOJO様邸外構工事。
⚫︎参考記事: 【岡山】「JOJOとあとだしじゃんけんワークスがチャットで作る庭づくり」
境界囲障はコンクリートブロック擁壁にフェンスといった仕様。
別に、何も、問題ない。
きっと誰しも、そう思う。
ただ、JOJOと白石建設はより高品質を志向した。
しのごの言わずに施工開始だ。
白石建設の和田さんがコンクリートブロック擁壁の表面に何かを施している。
なんだろう。
なんと施主の奥様もログインしてきた笑。
施工After。
なんと、コンクリートブロック擁壁が高級仕上げ様式「打ち放しコンクリート仕上げ」に様変わりしているじゃあないか。
ドライテックだけじゃない。
生コンポータルはコンクリートに関わる全ての分野で価値を届けている。
しかも、このコンクリートリフォーム、実はDIYできちゃう。
DIYキットも生コン工場で購入できるようになっている。
興味がある方はぜひ生コンポータルの問い合わせフォームに連絡されたし。
何この魔法みたいな施工方法は一体なんなの?
施工Before。
コールドジョイントと言って打ち重ね部分がくっきりと見えてしまっている打ち放しコンクリート表面に発生してしまう変状。
施工After。
まるで何もなかったかのような打ち放しコンクリートになっている。
実はこれ、「色合わせ工法」と言って我が国では60年近い歴史のある特殊補修技術だ。
打ち放しコンクリートは一発勝負。
型枠を外すまでどんな仕上がりになっているか誰にもわからない。
誤魔化しがきかない。
だから、この仕上がりを要求する場合経費もそれだけかかってしまう、つまり高級仕上げ様式ってことだ。
しくじってしまって、表面に変状(豆板、砂筋、ピンホール、コールドジョイントなど)を作っちゃったってだけで引責に苛まれ現場を後にする若手現場監督もいるくらいだ。
それを出口であとだしじゃんけんでなんとかしてしまう技術。
それが、色合わせ工法。
JOJO様邸のコンクリートブロックにはその色合わせ工法がそのまま応用されている。
基材はなんだっていい。
ベニアでも、紙でも、ガラスでも、なんだって打ち放しに変えてしまう。
それが、コンクリートリフォームの真骨頂だ。
「なんの変哲もないブロック塀が突如高級仕上げ様式《打ち放しコンクリート》に様変わり」
すごい世の中になったものだ。
なぜって、安価なコンクリートブロック擁壁を高級な打ち放し仕上げに魅せてしまえるのだから。
しかも、自分でできるってんだから。
今の時代まだまだ何が起きるかわからない。
情報共有で製造・施工・消費ラストワンマイルの創発は拡大する。
ものづくりが刷新される。
そのことで、世界の景色はもっともっと美しく変革されてしまうのだろう。
宮本充也