2019/07/15
打ち放しペイント劇的Before & After その1

全国開催中の打ち放しペイント体験会では施工者なら身近な生コンのトラブル(欠損)に優雅に対処できる。こちらも、受講者から寄せられた打ち放しペイントの施工実績。
なにせ生コンは半製品の状態で現場に成形されるからトラブルがつきもの
Before 型枠を外したらこんな欠損が表面に発生なんて施工現場ではよくある話。
断面修復をするとその箇所だけ不自然になる。
打ち放しコンクリートで問題となるのは補修痕。
この箇所をモルタルなどの補修材で埋める(断面修復)すれば機能上(強度)は問題なくなる。
ただし、打ち放しコンクリートは機能を担保するだけでなく意匠性も要求される。
型枠を外したそのままの自然な風合い。
自然なマーブル模様。
断面修復によって失われるのはそんな風合い。
そこで、打ち放しペイント。
打ち放しペイント施工体験会の様子。10〜15分でベニア板の上に打ち放しコンクリートの表情を再現できる。
そして、その技法を活用したAfter写真はこれ。
断面修復後の補修痕にマーブル模様を再現し施工欠損はなかったことになっている。
日本中を巡回している透水性コンクリート施工見学会とセットで。
ご要望に応じて、あるいは生コン工場で定期開催している施工見学会。
そこでこの打ち放しペイントは受講できる。
受講料は無料。
実際にプロが使う道具と材料を用いて打ち肌を再現する技法を学ぶ。
すると、今回のような施工欠損に対して優雅に対処できる。
「やば、どうやって言い逃れしよう」
みたいな、設計や施主に対しての焦りが消える。
打ち放しペイントは生コン需要家にとってなくてはならない懐刀になる日も近い。
生コンは半製品。
だから、失敗はつきもの。
でも、生コンを嫌いにならないで。
打ち放しペイントさえあれば、生コンはいいこと。
生コンでいいこと。
宮本充也