長岡生コンクリート

2015/10/15

タイルのひび割れ、エフロの美観向上、維持に遮水材

今や3階建て以上の建物はタイル外壁が主流です。

高級感があり、タイルそのものに高い防汚性能があるからです。

 

しかし、タイルの下地はコンクリートです。コンクリートは水がわずかでも浸入すると、その水がコンクリート内部のカルシウムを流出させてしまいます。

そのカルシウムが固化したものをエフロ(エフロレッセンス)と呼びます。

 

エフロは機能性低下だけでなく、美観性までも損ねてしまいます。

しかも、研磨や薬剤だけでは除去しきれない場合がほとんど。ということでコンクリート打ちっ放し補修技術の応用です。

 

タイル表面のエフロを除去し、目地などにのこった除去しきれない部分は色合わせをもって美装します。

その後、遮水材の塗布を行い、再発を抑制します。

 

弊社で施工したタイル建物は、竣工後2年ほどでエフロが目立ち、処理をしてから5年たった今でもエフロレスの美観を維持しています。

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宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士