長岡生コンクリート

2017/08/20

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「打ち肌にトラブルが発生」 打ち放し・補修・診断・調査・補強・専門家・コンクリート

「打ち肌にトラブルが発生」 打ち放し・補修・診断・調査・補強・専門家・コンクリート

僕たちの価値はただコンクリート打ち放しの色合わせ補修という価値をいつでもどこでも提供できるってことだけじゃなくて、実はコンクリート診断や調査、補修・補強提案そして実際に補修まで一括で提供できちゃうってこと


懐かしい。

この事業に携わって10年以上が経過した。

打ち放しの現場とみれば必ず営業し、

打ち肌の保護や色合わせ補修を提案。

そんな毎日を過ごしていた。


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Before ※打ち肌のところどころに施工不良がみられる


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After ※特殊な工法で施工不良を見えなくする


色合わせ


簡単そうに見えるだろうか?

事業として楽勝な感じに思われるだろうか。


あの当時を思い起こせば、

地獄の毎日

だった。


コンクリート打ち肌。

そもそもが生コンクリートはすべて自然由来。

砂利も砂もセメントも水も。

そして、

半製品の状態で現場に持ち込まれる生コンは、

雨の日も風の日もカンカン照りの日も渋滞の日も、

型枠の中に打ち込まれ養生される。

均一な打ち肌を求めるべくもない。

さらには、

見る人、

現場監督や生コン屋や工事業者や設計事務所や施主

によってそれぞれ見え方がことなる。


つまり、

人によりいいコンクリートの打ち放しは違う

「打ち肌にトラブルが発生」

というわけで呼ばれる僕たち。

むちゃぶりってやつだ。

「ちゃんとなおしてくれる」

という期待と共に発注される。

そして、僕たちも、人。

いい打ち肌の基準を持っている。

その基準が果たして求められている基準とあっているのか。

その保証はない。


この辺が苦しんだ最大の理由だ。

※それ以外にもいろいろあったけれど


10年の時間が流れ、

わかったこと。

とても大切なことは、人としてきちんと現場の人たちと会話すること。そして、僕たちがこれまで経験してきたたくさんのことを踏まえて適切なアドバイスをさせていただくこと。

さらに、

僕たちの価値はただコンクリート打ち放しの色合わせ補修という価値をいつでもどこでも提供できるってことだけじゃなくて、実はコンクリート診断や調査、補修・補強提案そして実際に補修まで一括で提供できちゃうってこと

生コン屋である僕たちが提供する価値。

生コン屋はコンクリートの専門家。

ただ、隠す、見えなくする。

それだけじゃない。

コンクリートのことを知り尽くしている僕たちだから。

専門家としてご助言できる。

コンクリート技士・主任技士・診断士・技術士などの有資格者がおります)


広がりを見せる、

GNN RCトータルサポート


久しぶりに現場で半日仕事に立ち会って。

改めて大切なことに気付かされた。

僕たちは塗装でも左官でもない。

コンクリートの専門性を提供しているということ。

大切にしていきたいと思っています。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士