鉄扉を周囲の外壁と調和させるために施工。扉が浮いてしまうからとのこと。CBRC杉板模様（コンクリートブロックの面に杉板模様を再現する工法）と同様の技術。3人工で15万円～。

改めて、すごい。

すごいと思いませんか。

扉が打ち放しなんですよ。

扉の形をした型枠を杉板で作って、

そこに生コンを流し込んだら、

きっとこんな風になるんでしょう。

でも、とてもそんなことできない。

ただ、周りが立派な杉板で、

ドアだけが鉄ってのはしかたない。

しかたないんだけど、浮いてる。

浮いてるのは仕方ないこと？

ということで採用された。

※CBの表面に杉板模様を再現する工法と同様の施工技術

この技術、可能性を感じる。

今回は、ドア。

扉が打ち放しコンクリートだ。

建設を知っている人にはシュールに感じられるかもしれない。

常識的には考えられないからだ。

木材の梁も、

鉄の柱も、

下地は問わない。

なんでもコンクリート打ち放しに変化させる。

テーブルの天板も、

車のボンネットも、

ありとあらゆる面という面が打ち放しの可能性を秘めている。

発想次第で様々なシュールが生み出される。

打ち放し色合わせ

※色合わせセミナー（体験プログラム）の様子。生コンポータルでは全国でこうした勉強会を開催している

鉄扉を周囲の外壁と調和させるために施工。扉が浮いてしまうからとのこと。CBRC杉板模様（コンクリートブロックの面に杉板模様を再現する工法）と同様の技術。3人工で15万円程度。

※Before 左、After 右

コンクリートでできた扉

この度の芸術は打ち放しの扉。

発想する人と、

できる人が融合して、

今日も新しい可能性が紡ぎ出されています。

生コンでいいこと。

生コンポータルの願いは、生コンをもっとポジティブにしていくこと。

宮本充也