長岡生コンクリート

2018/07/25

「『フェイクはちょっと?』 石材や高級タイルよりも安定して少し安い|打ち放し色合わせ」

「『フェイクはちょっと?』 石材や高級タイルよりも安定して少し安い|打ち放し色合わせ」

石材よりも安く、高級タイルよりも安い。高級感があるのに、貼りものじゃないから安定感がある。そんな理由で選ばれている「打ち放し仕上げ」がある。
https://www.nr-mix.co.jp/rc/



日建ハウジングシステム

言わずと知れた大手設計グループ。

そこで高い評価を得ている工法がある。

生コンポータルで何度も紹介している、

打ち放し色合わせ

という工法。


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※Before(上) 鉄筋が見えるほどの亀裂が発生。 After(下) 何もなかったかのような自然な仕上り



従来、補修のための技術だった。

上の写真のように一度打ち放しコンクリート表面に現れたトラブルを、

生コン屋さんの技術力と合わせて補修を提案する。

機能的にも美観上も問題を解決する。

そんな技能として50年以上の歴史を持つ。

打ち放し色合わせ

それが今進化しようとしている。


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※見ての通り通常のCB(コンクリートブロック)壁に打ち放しコンクリート(右 パネコート、左 杉板型枠)が表現されている



プロの僕たちが見ても見分けがつかない。

自信満々の建築家の目すら欺く高品質な技能。

それが、今、日建ハウジングシステムを始め、

多くの現場で採用されつつある。

その理由は?



高級外壁材として従来考えられてきたもの。

それらは、

石材や高級タイル。

その表面は高級感を帯びておりハイエンドな建築に頻繁に採用される。

ただ、当たり前のことだが、

値段が張る。

高い。

予算を圧迫する。

さらには、

それらは所詮壁にひっかけつけられているものであるため、剥がれ落下するリスクを考えなければならない

という弱みがある。


一方、打ち放し色合わせの外壁の場合。

貼りものではなく「塗り物」となるため、

剥がれ落ちて通行人に危害を与える心配は万に一つもない。

もちろん見た目はさまざまな高級打ち放しコンクリートを楽しめる。

さらに!

ちょっと安い。

安定感も高級感もあるのに、ちょっと安い。

これは売れるだろう。

僕たちだってわかる。

事実高級店舗の内装に採用された実績は数多い。

「フェイクはちょっと」

そんな風にいう人間がいたら、

「フェイクと本物の見分けがついてから言え」

といいたい。

僕には見分けはつかない。


そんな高級仕上げ材の仲間入りを果たした、

打ち放し色合わせ工法は壁材メーカーのフッコー(https://www.fukko-japan.com/)と共同してます。

そう、老舗塗り壁屋さんとのコラボ。

猛烈な勢いで広がる新しい選択肢。

今後の活躍から目が離せない)


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士