2018/07/25
「土間コン端部の割れ|色合わせ補修」
コンクリート土間駐車場の端部(写真)が車両の重量により欠ける(クラック)。リフォーム工事などでモルタル補修を施工するもその部分だけ目立ってしまう。左官と色合わせを施工。一式60,000円
よく見かける土間コン端部の割れ
写真のような割れ部分。
コンクリート土間の端部はどうしても割れやすい。
原因は端部がそのほかの部分に比べて反り上がっていて、
(コンクリート特有の収縮がもたらす)
そこに車両などの重量がかかると割れるというもの。
通常そのまま放置されるかあるいは写真のようにモルタルで補修。
けれどその部分は色が明らかに違うため目立つ。
リフォーム工事のついでにここも治したい。
けれど、そのためだけに全面土間コンを打ち直し。
そんなわけにはいかない。
コンクリートの色合わせ補修はそうした場合に強力な助っ人。
※補修部分が木陰になってしまいわかりづらいけれど、実際には補修した後がまるで消えてしまっている
全面も部分も
最近の技術革新で「濡れ色になる塗料」も登場している。
コンクリート土間の駐車場は雨に濡れれば色が濃くなる。
従来の塗料では基本的には濡れないため、
雨の日などにはその部分だけがぼうっと白く浮き上がってしまう。
それを嫌がるニーズも多かった。
リフォームだしせっかくだから駐車場全面色を一新したい。
苔やカビ、長年の供用で汚れた表面を全面的に一新。
リフォームではよくあるニーズだ。
ただ単純に表面に色を塗る塗料と違うので、
仮に全面補修を施したとしても全面的に濡れ色になるため、
土間コン本来の自然な風合いを損なうことはない。
よく見かける土間コン端部の割れ
目の端に毎日とどめながら、
心の隅に「いけてないなあ」と感じていたなら。
どこかのタイミングで一新できるこの技術を覚えておこう。
生コンでいいこと。
宮本充也
