2018/08/08
コンクリート春のポップアウト祭りにならないために。コンクリート打ち放し表面凍結凍害

ドロドロの生コンクリートは、コンクリートに含まれるセメントと水分が化学反応を起こすことによって、硬くて強いコンクリートへ変化していきます。
このときに気温が低すぎると内部の水分が凍ってしまう『凍害』が発生し、コンクリートの性能を劣化させる要因となります。そのため打設後に表面に養生を施すことで『凍害』を防ぐのですが、この養生が不足してしまったり、想定外の温度変化があったりした場合、必ずしも完璧に防止できないことがあります。
そんなときも長岡生コンのコンクリート補修へご相談下さい!
実は寒さに弱いコンクリート
おはようございます。
長岡生コンがある静岡県は一年を通して比較的温暖な気候なので
真冬でも雪が降ることは滅多にないのですが、今日は天城では雪が降っているそうです。
突然の雪は本当に困りますよね。
実はコンクリートにとっても急な温度変化は大敵です。
何故ならコンクリートは暑さに弱く、寒さにも弱いので!!
ではでは、寒いときに生コンクリートを施工するとどういう状態になってしまうのか?
こちらをご覧ください。
気温が低い中での施工時に温度管理が不足してしまうと、
コンクリートの表面(表層)が凍ってボロボロになってしまいます。
これを『凍害』といいます。
生コンはイメージとしては水を含んだスポンジ状になっているので、
硬化するとき化学反応を起こしながら水分の出し入れが起こります。
『凍害』とはこの水分が凍ることにより膨張し、破壊されてしまった状態なのです。
これを防ぐために、通常は生コンクリートが硬化する際、養生で保護して温度変化を予防するのですが、
昨今の異常気象では想定外の気温変化などもあり、思わぬ形で発生してしまう可能性もあります。
長岡生コンではそういった『凍害』発生の相談も承っております。
不慮の『凍害』によるコンクリート不良にお困りでしたら、お気軽にお問合せください。
(2018年8月15日 三浦 編集)