2016/07/30
杉板うづくり打ち放し型枠、しっかりしたものでもどうなるかわかりません。

コンクリート打ち放しRC建築の中でも「杉板うづくり(本実)」の補修・色合わせ施工。ほんのすこしの施工不良でも木目模様が不自然となるため部分的再生技術は困難を極める。希少価値とも思えるこの技術、実は身近な工法として注目を浴びている
こんにちは!
小松です。いよいよ夏本番といった天気になってきました。現場作業はもちろん、生コン配達業務や営業巡回でも熱中症に気をつけなければなりません。
中でもコンクリートの打ち込み工事、いわゆる生コン打設は生コンの休憩時間などが限られています。生コンは生ものなのです。
そんな中、先日杉板うづくり打ち放しの現場へ補修打ち合わせへ行ってまいりました。僕にお声がけいただくくらいだから、よほどえらいことになっているのかとおもいきや、僕からみれば非常にきれいな打ち放しでした。
それでもよりよい打ち放し肌を実現するために声をかけてくださったとのこと。
お困りの箇所は杉板うづくり打ち放し部分に発生した小さなジャンカが数点。壁高もあり、なかなかこの程度のジャンカで済むものではないのにもかかわらずごく少ない補修対象箇所でした。
これだけきれいな打ち放しなので、ちょうど作業をしてらっしゃった型枠大工さんに仕事を見せてもらいました。
大変精度の高い型枠を作られていました。いつみても杉板の型枠は美しいです。いつみてもというほど頻繁に見てるわけではないんですが・・。この材料は徳島県から直接仕入れているそうで、非常にこだわりを感じました。
僕がこの現場で感じたことは、
いくら精度の高い型枠と、しっかりと計画を練り正確に実行した打設計画と、良好な規格品の生コンがそろってもコンクリートの神様によって補修対象箇所が発生してしまうということです。
当然、気をつければ気をつけるほど補修対象は減らすことができます。しかしそれだけでは「いざ」に対応できません。
なければないが一番良い、コンクリート補修についてのお問い合わせは小松まで!
小松
08035255405